ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

イライラするの

 

「イライラ」って本当に苦手な感情です。

 

感覚的なものなので、人それぞれにイラっとくるという感情は若干違うのかもしれませんが、わたしの場合はムカムカやカリカリとも違い、それは突然やってきます。イラっとする対象も、原因もはっきりしています。でも避けようがなく、突然それはやってきます。

 

イラっ

 

イラっとするのどれのなに?

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この子たちのうちのひとりがわたしをイラっとさせるんです。左から、テレビ、エアコン、テレビ、スピーカーの順に並んでいます。(背の順)

 

別にイライラするほどのこともないことにイラっとしてしまう自分にもイラっとしますし、そうならないように気をつけているにもかかわらず「また?」となるのがイラ度に拍車をかけます。

 

そういえば「イライラ」の語源って何でしょう。検索したところ「イライラ」は漢字で「苛々」と書き「苛」は草木のとげや針を意味するものだそうです。それがチクとした刺激などの不快な刺激のことを指すようになり、転じて感情の苛立ちを表すようになったそうです。

 

正解はこち

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お分かりになりましたでしょうか。正解はこちらのパナソニック製のテレビのリモコンがわたしのイライラの根源です。

 

何に

この上の写真中心にある「チャンネル」と「音量」のポジションにイラっとさせられるんです。 なぜかといいますと、過去に使用していたリモコンのほとんどと「チャンネル」と「音量」のポジションが逆なんです。

 

実家はずっとシャープ製のテレビでしたし、以前住んでいた家具付きの家もシャープのテレビでした。シャープのテレビのリモコンは下の写真のように、左に音量、右に選曲ボタンという仕様なのです。そしてパナソニックはその逆。

 

音量をちょっと下げたいと思って無意識に音量ボタンを押したつもりが、チャンネルが変わってしまうというこの事象にイラっとさせられるのです。

 

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特に

テレビのチャンネルが意図せず変わってしまうことはまだイラ度低めです。チャンネルだけならば、押してしまった選曲ボタンを反対側に一回ポチと押せばいいだけです。ブログで訴えるほどのこともありません。

 

特に一番の苛立ちを感じているのは、テレビでYouTubeなど、アプリを利用して見ている時です。我が家のリモコンの場合、テレビのアプリでYouTubeを見ている時に、音量を変えようとしたのに間違えて選曲ボタンを押してしまうと、変な画面に飛んでしまったり、テレビの地上波チャンネルに戻ってしまったりするのです。

 

そうなると、戻るボタンなどではもうどうにもならず、再度アプリリストを立ち上げ、YouTubeを立ち上げ、その動画を再度読み込み、最初から再生され(再生前にCMが入ることもある) 、もう一度最初から見るか、早送りをするかという何工程もの操作が必要になるのです。

 

わかっているんです。わたしのさじ加減だということくらいは。音量を変える際、チラっと手元に目をやり、確認すればいいだけなのです。なのですが、長年の積み重ねからの無意識の指の動きはそうは簡単に止められないのです。

 

そこで提案です

基本ボタン(数字、チャンネル、音量、停止、一時停止、再生、早戻し、早送り)は世界共通にしたらいいと思います。「チャンネル」と「音量」がこっそり入れ替わっているなんて、何かのイジワルとしか思えません。そもそもリモコンのデザインもいまひとつですし……

 

解決方法がありました

グチグチと書きましたが、マルチリモコンに変えればいいんじゃないかしら、とここまで書いて気がつきました。ここまで不便を感じながらも使い続けて2年半、イラっとした回数は数え切れず。こんなに使いづらいのに、我慢強く使い続ける必要なかったかもしれません。

 

大変お騒がせいたしました。

 

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ソニーのマルチリモコン

 

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アマダナのオーディオ用マルチリモコン

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シェリーは祭りが大好き

 

ゴールデンウィーク前後から各地でお祭りシーズンに突入。東京に住んでいいなあと思うことのひとつが、近所の神社を中心にあちこちでお祭りがあることです。

 

おやすみの日に洗濯機を回しながら家でダラダラしているところに「ピーヒョロヒョロヒョロドンドコドン」と聞こえてくる祭囃子はちょっと幸せな気持ちにさせてくれます。

 

耳を澄ますお祭りも楽しいですが、せっかくなので行ってみました。天神祭祇園祭とともに日本三大祭のひとつとされる神田祭を狙っていたのですが、ダラダラしすぎて行きそびれ……。次なるターゲットは浅草の三社祭。これまた逃しそうになりましたが、ちらっと行ってきました。

 

予定表

 

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雷門の大提灯もお神輿の出入りのためにたたまれていました

 

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ワッショイ(ワッショイ)

 

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ワッショイ(ワッショイ)、駅の中に?

 

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ワッショイ(ワッショイ)、入って行きました

 

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えー?このままお神輿電車移動?

 

隣にいる夫に話しかけると「いやいや電車には乗らんよ。た〜っと入って今た〜っと出てくるから」まさかの知らないおじいさんが答えました。おじい…誰?

 

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ワッショイ(ワッショイ)、ほんとだ

 

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ワッショイ(ワッショイ)、出てきました

 

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ワッショイ(ワッショイ)、この後は?

 

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ワッショイ(ワッショイ)、方向転換し颯爽と

 

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ワッショーイ(ワッショーイ)、浅草の街へと消えて行きました

 

お兄さん、大きい。

 

友人が浅草の出身で、三社祭のことは何度か話に出てきたことがありました。お祭りが大好きで大好きで…、地元を離れている人たちも、このお祭りには戻って来るそうです。わたしは「地元のお祭り」がないところで育ったので「Myまつり」のある人生ってステキだなあと思います。

 

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「乗るもんじゃねえヨ」お神輿に腰をかけ、おじさんに笑顔で怒られるキッズ

 

祭ばやしが聞こえてきたぜ

「ピーヒョロヒョロヒョロドンドコドン」祭囃子が聞こえてくるとセットで脳内再生されるのが、ニューロティカというバンドの『シェリーは祭りが大好き』の冒頭のフレーズ「祭ばやしが聞こえてきたぜ」です。

 

ほぼ無条件に大音量で割り込んでくるこの曲。困ったものです。

 

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ニューロティカ – 俺達いつでもロックバカ!展」 (ニューロティカオフィシャルサイト)

期間:2017年6月1日(木)〜6月13日(火)

時間:12:00〜20:00
場所:中野ブロードウェイ「墓場の画廊」
料金:入場無料

 

祭のあと

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浅草二丁目交差点近く

 

夜に浅草付近を歩いていたら「いやあああああ、やすこちゃんかわいかった」と大声でやすこちゃんを語る千鳥足の男子2名とすれ違いました。やすこちゃんもおつかれさまです。

 

 

最後の日 Epilogue

 

先日のブログではおめでとうメッセージをいただきまして、ありがとうございました。みなさんとお伊勢さんに感謝です。

 

家探しを始めた時に思っていたのとは全く別のところに着地。最後までどこに落としどころがあるのかわからない状態でふらふらと家探しを続けましたが、無事にたどり着いてよかった、よかった。ふう〜。

 

すっかり全部終わった気になっておりますが、ここからは現実的な作業が……キュルキュルキュルキュルキュル(36倍速の音)……いろいろ頑張りまして(夫が)、無事最後の日を迎えました。

 

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インデックス

 

思いで

ここには2年と少し住みました。3分の1が賃貸入居者の小さい分譲マンション。警察にもお世話になったりと、いろいろな思いでがあります。

 

ゴミ捨て時間がよくかぶるおじいさんがいて、会うとよく立ち話をします。おじいさんは電気をつけず暗闇の中でゴミ捨てをする派。わたしが後から入って電気をつけると、パッとついた灯りの下でゴミの分別をするやたらと派手な部屋着のおじいさん(ドン小西風の派手さです)が驚き、驚くおじいさんにわたしも驚く、というのがいつもパターン。「電気つけたらいいのに、いつもわすれちゃうんです。ごめんねえ」と毎回必ず言うおじいさん。「あ、朝、すずめうるさくないですか?ごめんねえ、わたしがエサあげちゃってるもんですから」と笑いながら話してくれます。

 

このおじいさん、ある有名な方にそっくりなんです。「あそこのお部屋のおじいさん、あの有名人にとっても似てるんだよー」とよく夫にも話していました。とある休日、夫と出かけるところ、入り口でおじいさんに会いました。「こんにちは。今日も暖かいですね」と挨拶、すれちがった後夫に「ねえねえ、今のおじいさんだよ。あの有名人に似てるでしょー?」

 

「…っていうか、今のおじいさんがその有名人だよ」と夫。うそー。どおりでそっくりだと思っていました。そんなおじいさんともお別れです。

 

最後の日

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退去日は2年前にもウエルカム・ラーメンを食べたご近所のラーメン屋さんでフェアウェル・ラーメン。今日も美味しかったです。

 

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お散歩がてらサンモールからブロードウェイへ。しょっちゅう来ていたわけではないのですが、なんとなく。

 

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ハハッ 著作権って知ってる?

 

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あたま…結構いいお値段

 

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木偏にキ。シブい

 

ブロードウェイの後はサンモールの梅家へ。暑くなってくるとやっぱり食べたいかき氷。宇治抹茶に白玉トッピング。

 

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この辺りに住むのは初めてだったものの、以前働いていた会社も数駅のところにあり、それほど初めてな感じがせずむしろお久しぶりな感じですぐに好きになりました。このままずっと住み続けると思ってたのにな。新しいおうちは生活圏がガラっと変わります。もう来ることもあまりないかもしれません。

 

最後の日 2

ちょっとおセンチな気持ちと、新しい街への好奇心が6:4な感じ。寂しいですが新しい街も家も気に入りそうな予感です。新しい街に着き、家路を歩いていると面白い光景が目の前に。なにコレ?!カメラカメラ……

 

カメラカメラ……

 

カメラ?

 

は。カメラ……!?

 

最後にカメラに触ったのは……かき氷の時?もしや置いてきた?いやーん。

 

梅家に電話すると、お店の方が覚えていてすぐにわかってくださいました。よかった。

 

最後の日 3

そんなわけで、もう来ることないかもなんてセンチメンタルな気分もつかの間、早速次の日に戻ってまいりました。

 

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本日はくず餅、昆布茶付き

 

連チャンの梅家。濃い味に炊いた昆布を白湯にいれただけの昆布茶も絶品。夫は筍ご飯を美味しそうに食べていました。そう言えば、都議選はまだこっちで投票しないといけないんでした。最後の日はもう少し先になりそうです。

 

 

 

 

『伊勢国(いせのくに)から』最終回 Ep. 8

 

伊勢国の前には、鳥羽国(とばのくに)の鳥羽水族館にも行ってきました。今春入館30周年を迎えた、三十路ギャル、ジュゴンのセレナちゃんに歓迎を受けました。ルームメートのお魚さんたちとパワーランチ中のセレナちゃん。

 

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もくじ

*くらしのカテゴリー、エピソード(Ep)は現在家探し日記になっています

 

待機中

何度目かの三重でしたが、鳥羽水族館志摩スペイン村のパルケ・エスパーニャに行くのは初めてです。パルケ・エスパーニャというと、しばらく前までは大晦日のカウントダウンイベントで、よしもとの芸人が漫才をしたたおしていた記憶しかないのですが、今はどうなんでしょう。

 

Dランド・シーの23分の1ほどの集客しかないものの、ラテンのノリなのか、近畿地方のノリなのか、どちらもなのか、なんだかよくわからないテンションで大人も子供も踊りながらついていくなぞのパレードにちょっとしたカルチャーショック。1(ウノ)、2(ドス)、3(トレス)、Vamos (バモス/Go)!!!と合唱しながらキッズからママ、パパ、おばあちゃん、おじいちゃん、ヤングたちまでノリノリでした。

 

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お伊勢さんの門前町、おはらい町では食べ歩きをしたり、お茶をしたり、甘いものを食べたり……食べたり飲んだりしながらのおさんぽ。ひときわ賑やかになったなあと思ったら、千秋と出川哲郎が、スイカのヘルメットでミニバイクを押しながら歩いているロケの一団に遭遇。テレビで見るまんまの二人でした。あれはなんの番組だったのでしょう。周りの喧騒をよそにおやつ中のねこさんに遭遇。

 

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家探しをしない週末って久しぶりです。週明け早々には先方より回答がいただける予定。東京を離れて、チーズ天を食べながらのんびり歩いていると、家が決まらないわけがないような、決まらなければそれはそれでどうでもいいような、根拠は全くないのですがどちらにしてもハッピーな気分です。

 

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ごはんも美味しかった。伊勢海老、ごちそうさまでした。三重は、今は海外に移住して随分たつ友人の出身地。大阪にいた時に知り合った友人なのですが、一緒にいた時間はごく短いものですが、濃い時間を過ごした友人。以前、ふたりで歩いていた時に、わたしが車に轢かれそうになり助けようととっさにわたしの服を掴み言いました。「危ないニー」

 

「危ないニー」って可愛すぎて、大笑いしたことが忘れられません。危ない感じがまったくしませんが、助けてもらって大感謝です。

 

たっぷりと美味しいものを食べ、楽しかった三重。またちょいちょい遊びに来たいなあと思います。

 

結果発表

東京に戻りほどなくして、買付けの申し込みをしていた物件を紹介してくれた、穏やかで優しそうな仲介不動産氏から「おめでとうございます!」メールが届きました。

 

ありがとうございます。あーん、よかった。

 

仲介不動産氏が見つけてくれなければそもそも出会わなかったこの物件、仲介不動産氏ありがとう。売主様もありがとう。最後まで戦った現金ピーポー、その他賃貸物件を探していた時に関わった皆様、リノベーション関連会社の皆様、ローンについていっぱいお話してくれた方も、おくさーんと連呼した方も、皆様ありがとうございました。

 

ほ。

 

そしてここまでお読みいただいたみなさま、本当にありがとうございました。この先にいろいろ現実的なお手続き、お引越しもろもろありますが、わたくし頑張ります。とこの時は思っていましたが、結局頑張ったのは夫でした。ありがとう!

 

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お肉焼いて、アルゼンチンの美味しいワインで乾杯です。アンヘリカおいひい。

 

 

最後に笑うのは…… Ep. 7

 

賃貸物件を探している時は、ペット可物件を探してる相手と、少ないパイを争って熾烈な先着順の死闘を繰り広げておりました。戦いに敗れ続け、敗戦を重ねる我らの次なる道は、中古物件。中古物件の森は、おとぎの森のようなところで、天使や妖精が次々とステキな物件を見つけてくれて、選び放題、ペット飼い放題とばかりに胸を躍らせていました。

 

お品書き

 *くらしのカテゴリーは現在家探し日記になっています

 

敵はどこだ

そんなおとぎの森は全くの夢でした。天使や妖精に会えるどころが、賃貸と変わらず、いいなあと思っても、見学前に買い手がついてしますこともしばしば。なんなんでしょうね。手を伸ばそうとするとさっと消えてしまう物件たち。見えない敵と戦っている気分です。もしくは神隠しなのでしょうか。賃貸だろう分譲だろうと、新築だろうと中古だろうと、いいなあと思うもの(かつ、購入可能なレンジ)は、他の方もいいなあと思っているようですね。ふう…

 

新たなる敵

姿の見えない敵もいれば、新たな敵も登場。敵はペット物件シーカーだけではなかったようです。ペット物件シーカー個人との戦いは、同じ条件下での戦いなので、負けた時も恨みっこなしよですが、今度の敵は組織。中古物件を探して購入し、リノベーションや一部リフォームで物件を再生させ、再度市場に解き放つ再販業者達が目の前に立ちはだかりました。勝てそうにない勝負。個人 vs. 組織 

 

豊富な資金と、業界のノウハウを武器に、市場デビューしたばかりのピッチピチの中古物件を神速でお買い上げですよ。営業時間内そればっかりやっている組織と、営業時間外を使ってほそぼそと物件を探しをしている一個人とでは、スピード感がまったく違います。築年数10年〜40年オーバーの物件まで、石火の如く奪い去っていきます。ちっ…

 

新たなる敵2

賃貸探しでは出会わなかった新たなる敵は中古物件の再販業者だけではありませんでした。築年数の浅いそのまま住めちゃいそう物件に関しては、投資物件ねらい(かどうかは知りませんが)の個人も争奪戦に参戦です。駅が近い、複数線利用可能、なんてなってくると、国内外の精鋭たちがこぞって奪いにやってきます。そんな彼らの中でも一番強い人たちの得意技はゲンキン。現金で家をお買あげです。

 

売主さんにしたら現金でもローンでも入ってくる金額は同じだと思いますが、ローンの手続きに多少なりとも時間がかかることを考慮すると、一ヶ月分でも早く即金で入ってくる現金の方が良いのでしょうか。知りませんが…。ムキーッ…

 

天使の微笑

負けっぱなしの我が家。天使はいずこへ…。そんな時にこれぞ、という物件が現れました。いよいよ天使の順番がまわってきたかもしれません。不動産屋さんに連絡を取り家を見せていただく段取りに。良ければもうここに決めちゃいたい。わたし、疲れました…ほとんどなにもしていないわたしですが、気持ちは満身創痍です。もう、決めたい。

 

見学予定の前日、夫からメッセージが届きました。「あの家売れちゃったそうです。代わりに幾つか物件を送ってもらったので見ておいて」またですか?天使の着ぐるみを着た悪魔たちがいるとしか思えません。ち〜ッ…

 

天使は二度微笑む(のか)

すっかりやる気のなくなったわたしですが、その週末は土日とも物件を見に行く予定でした。まずは土曜日、面白かったものの心ときめかず。そして日曜の1件目、例の天使じゃなかった物件の代わりにと見つけていただいた物件を見に行きました。

 

このお部屋、あったかい。明るくてあったかい。男性が新築で購入し数年住んでいたという築浅物件なのですが、奇跡的にキレイ。あったかーい。暖房もない中でこの暖かさ。暖かくて明るい、ステキです。

 

部屋には、売主代理(売主の母)、売主側不動産氏(感じは悪くないけどほとんど何も喋らない)、仲介不動産氏(感じはいいけどあまりお勧めしてこない)と我ら2名が集まったのですが、感じよく穏やかな微笑みをたたえて(黙って)立っている不動産氏たちをよそに、近所に住むという売主母が、部屋の暖かさや、なぜ息子氏がこんなにキレイに部屋を保てたのか、近所の買い物情報(病院情報も)、その他いろいろ教えてくださいました。お母さんありがとう!

 

いいんじゃないですか?あまりお勧めしてこない仲介不動産氏が見つけてきてくれこちらのお部屋。不動産の妖精は彼だったのですね。ありがとうございます!

 

部屋を後にし外に出ると妖精が恐ろしいことを言いました。「実は、売主側不動産氏が言っていたのですが、今日先に見学にいらっしゃった他のお客様もこちらの物件に"かなり"興味を示されているようで…」なんとーーー!?

 

お祈り中

君も妖精じゃなかったのですか?仲介不動産氏も売主側不動産氏もニコニコしていただけではなく、ちゃんとお仕事していました。その後も他の物件を見学している合間にも連絡を取り合い、"かなり"興味を示されているお客様の動向を確認していました。そのお客様、今晩にもお気持ちを決めるとか、決めないとか。神様っていないのかしら。

 

暖かくて明るい部屋、さらに最寄り駅は以前別の物件を見に初めて降りた時から数回来ているのですが、雰囲気がよく、好みの地域。水が合うというのか、馬が合うというのか。住んだらおもしろそうだよなと思っていたところ。ここで諦めていいのでしょうか。敵は既に動き初めているようですが「求めよ、さらば与えられん」です。そろそろのろしを上げる時がきたようです。

 

スピード感が大事とは承知の上ですが、今日の今日、昨日の今日で決断できない優柔不断を発揮、一週間ほど時間をかけて考えました。やっぱり良いね、ということになり仲介不動産氏に連絡をとりました。

 

仲介不動産氏からの返信は「現在のところ既にお申し込みがあります。そちらのお客様は『現金一括での購入』を予定しています。」な、な、なんんですとー?!もう疲れました。また現金ピーポーですか。

 

「……ですが、決まったわけではなく、現在も交渉中のようです。内容は教えてくれませんでしたが、なにやらストンと決まり切らない何かがあるようです。よって我が家さんも参戦可能です」なんとなんと?

 

そんなわけで、とりあえず回答日時を設定し、お申し込みを完了。天使が力を発揮してくれるよう、あとは祈るしかありません。これでダメなら今度こそここで家探しは一旦お休みです。もう十分頑張りました。

 

旅に出る

祈りといえば旅です。そして祈りの旅といえばお伊勢さん。最後の力を振り絞って行って参りました。お伊勢さん、どうか願いを叶えてください。(ほんとうは伊勢海老を食べにお出かけしただけです)

 

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ちなみに写真は内宮のご正宮。こちらはアマテラスさまに日頃の感謝をお伝えする場所で、個人的なお願いは第一の別宮の神さまが受け付けてくれるそうです。最後に笑えますように。二拝二拍手一拝。

 

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もちろん海女さんのショーも見てきました。

 

つづく

最近すっかりご無沙汰です

 

朝、駅構内の階段で、軽々と駆け上がっていくる気配を後ろから感じました。その爽やかな空気感たるや学生(さわやかなイケメン妄想)かなと思い、わたしの横を通り過ぎる時にちょっと目をやると、品の良さそうなスーツに身を包んだ、推定50代男子。わたしの横をすり抜け、そのままリズミカルに階段を一段飛ばしで駆け上がっていくではないですか。やりますねえ50男子。

 

【階段の一段飛ばし】

 

階段を一段飛ばしで駆け上がるなんて、たぶん高校?中学生?の頃が最後かもしれません。今となってはできるかどうかも怪しいところ。階段を駆け上るだけですら、ここ数年はご無沙汰です。

 

写真目録

*本文とは一切関係ありません

 

発見

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夕方、突然会社のネットとサーバーが死んでしまいました。ネットとサーバーが使えないとなると、まったく仕事にならないこともあり、思わず訪れた休憩時間、周りの方とおしゃべりをしていました。普段黙々と働いている時間におしゃべりって楽しいですね。そんなおしゃべりの話題の一つ「スキップできる?」

 

【スキップ】

 

いや、わたしはできますよ。ですが、最後にスキップしたのがいつなんて全く記憶にありません。最後のスキップ?思い出せません。それ以前に、今でもスキップできるのかしら?

 

スキップして確認したい衝動に駆られます。スキップしたい。でもスキップできる場所ってなかなかないものですね。帰りしなスキップしようと思っていたのですが、視界に入る範囲に必ず人なり車なりがいて、恥ずかしくてスキップできません。でもスキップしたい。あっという間に家に着いてしまいました。あ、建物の中に入れば、歩行者に見られることなくスキップができます!

 

いよいよスキップ!わくわくして建物に入って気がつきました。スキップする姿が防犯カメラに映ってしまう。ここでもスキップ達成ならず。スキップしたくてしょうがないので、完全にひとりになれるチャンスを虎視眈々と狙っています。

 

しか

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夜、我が家の食卓にもかなりの頻度で冷奴が登場しております。毎年ブームがありまして、おととしはアボカドわさびじょうゆの冷奴、昨年はおかかの冷奴が登場回数トップでした。今年はたぬきやっこが旋風を巻き起こしています。日替わりにしたら食卓のバリエーションも増えるのですが「もういらない」と言われるまで同じものを出し続ける傾向にあるもので……

 

青ネギと天かすをたっぷりのせ、出汁の効いた天つゆ、またはめんつゆをかけ、七味や生姜でいただきます。今日もたぬきやっこ、昨日も、おとといは休んで、その前の日もたぬきやっこ。ねぎを刻むテンポもはずみます。タンタンタンタン、タンタンタンタン、グサッ。グサッ?

 

【刃物でぐっさりと指を切る】

 

親指いってしまいました。かなり深く、しっかりと、グっさりと。正確にはタンタンタン、グサッ、ググッとダメ押しで最後に押し込んでしまい、気を失うかと思いました。ちくっと刺すとか、さっと切るとか、イタタタタタタな程度でしたら日常茶飯事ですが、ここまでグッさりいってしまったのは、小学校以来です。

 

忘れもしない家庭科の時間。その教師は「日本のキッチンは右利き用に設計されていることが多いです。包丁は右手で持ったほうが、キッチン内で無駄な動きが少なくてすみます。よってあなたも包丁は右手で持ちなさい」と、左利きのわたしに言いました。しぶしぶ右に持ち替えたその後グッさりですよ。親指、グッさり。

 

たまたまこの傷のことを思い出し、会社で傷を見せ「小学校の時〜」とこの話をそっくりそのまましたその夜、グッさり。あれはムシの知らせだったのでしょうか。

 

異物が体内(指ですけど)に入ってくるのがこんなに痛いんですね。ああ、痛かった。…今もとっても痛いです。

 

あすか、男

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いろいろご無沙汰な出来事が起こった1日でした。