ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

入谷の夏サンポ、丸い虹、うなぎはのだや

 

わたしのシーズンがやってまいりました。一番好きな季節です。それ以外の3シーズンは寒さや花粉をやり過ごすので精一杯ですが、この季節だけは常にウキウキワクワクです。夏が好きだからといって特に暑さに強いとか、蒸し暑くても平気というわけではなく、人並みにフーフーしてへばっていますが、それも含めて、夏の全てが大好きです。

 

おやすみの日、できれば涼しい部屋の中でスイカを食べたり、アイスを食べて過ごしたいのですが、幻のうなぎを食べに行こうと誘われたので、頑張って外に出てみました。

 

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太陽の周りに丸い虹が。丸い!ハロ現象というそうです。わー!といいながら写真を撮っていたら、通りを走る車の人たちも空が木になる様子。前向いて運転してくださいね。

 

本日向かうのは、台東区の入谷です。なんでも幻のうなぎがいるとかいないとか。楽しみです。バスを降りるとシュールなハム屋さんの看板がありました。

 

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この日は残念ながら週末でしたのでおやすみでしたが、次は空いている時に来てみようと思います。うちのハムはおいしいわよーオーラが漂っていました。ハムステーキがしたいです。3 cmくらいのをかぷっと。なかなか手に入らないいいハムが、ここで手に入りそうな予感です。

 

入谷を歩くのは初めてです。家探しをしていた初期、憧れの賃貸ペット可物件を探していた時に、とてもステキなお部屋が入谷にあり、不動産屋さんに連れてきてもらうはずだったのに、目の前で奪い取られるという痛い思い出があり(しかも2回)当時は手の届かない場所と思っていた入谷を歩いていると思うと感無量です。キョロキョロしちゃいます。

 

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 立ち食いそばならぬ、立喰いらーめん、じゅんてい。立ち食いラーメンって初めて見ました。立ち食いのステーキも、寿司もあるのに。私が知らないだけで立ち食いラーメンって結構あるのでしょうか。

 

この日の入谷界隈は気温34度、体感気温は40度にまで達していました。入谷だけに、おそらくその昔は谷だったのでしょう。元、谷っぽかったです。暑さの中うなぎ屋さんに到着。うーなーぎー!

 

と思いきや、もちろんそんな簡単にうなぎ辿りつけるわけはなく。

 

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前に有名店に行った時も相当並んだのに。うなぎには予約、もしくは開店を待つくらいの時間で行かなきゃね、と話したはずなんですけどね、すっかり忘れていました。暑さで倒れないよう、次回来店時10%オフのうちわと、

 

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 麦茶と塩飴を用意してくださるうなぎ屋さん。ステキです。うちの麦茶より美味しい(夫談)。本日のうなぎは、下町うなぎラバーズに長年愛され、数年前に台東区の根岸から同じ台東区の入谷に移転してきた「のだや」です。幻のうなぎが食べれるそうです。のだや公式

 

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凛々しいネコ様とうなぎ待ち。この日のお昼のうなぎはわたしたちまでとのこと。ギリッギリセーフでした。このネコさん、顔はキリリとしているのに、手が可愛らしい。もうすぐ幻のうなぎですよ。

 

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うなぎ!大変素晴らしいうなぎでした。近くの席には浴衣でうなぎを食す可愛らしい方たち、中学生の息子と夫を置いて友人同士でやってきた母同士2人組、仕事の用事で東京に来たついでに寄ったのであろうキャリーバックの男性、大学の助教授っぽい男性と助教授にご馳走されている大学院生3人組……(推測)みんな「ほおおおお」とおいしいため息をもらしながら、一切れ一切れうなぎを口に運んでいらっしゃいました。

 

家に帰ってからも想像うなぎでごはんが3日くらい食べられそうな美味しさ。さすが、幻のうなぎです。……と想像うなぎで胸をいっぱいにしながら思い出うなぎ話をしていたら「え、あれは幻のうなぎじゃないよ」と夫。幻のうなぎは売り切れで、普通の方のうなぎだったそうです。まあ?

 

いずれにしても(?)、たいへんお見事なうなぎには間違いありません。

 

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新弟子も随時募集中のようです

 

お店の通りを挟んだお向かいは、朝顔まつりで有名な入谷鬼子母神さまです。

 

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鬼子母神、入り口や境内で使われている「鬼」の漢字はツノのない鬼でした。女性の神さまだからとか、鬼が善神になってツノがとれたとか、諸説あるようです。青い実をたくさんつけたザクロの木が印象的でした。「恐れいりや(入谷)の鬼子母神」と言うそうですが、「あたり前田のクラッカー」的な往年の必殺ギャグなのでしょうか。

 

「鬼」といえば、「鬼」のパンツはなぜトラ柄なのか。インドあたりにはわっさわさいそうですが、日本固有の虎っていたのでしょうか。鬼もインドあたりから海を渡って日本にやってきたのでしょうか……なんて考えながら歩いていると、某お弁当屋さん風のお弁当屋さん。

 

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そういえば、わたしの母、うなぎがダメなんです。うなぎって頻繁に食べるものでもないので、うなぎダメな人に会う機会ってあまりないのですが、けっこうふつうにダメなひとっているんでしょうね。…知りませんけど。
 

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見返り美人。とその奥のちらっと美人。

 

新しい友だち

 

先日のブログで発芽をご紹介した我が家のスミレちゃん。

 

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数週間前まではこんな感じだった我が家のスミレちゃん。すくすくと育って、現在はこんな感じ。

 

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スミレちゃんと呼んでいますが、何の花なのでしょう。先日ブログにあげた時に、友人に何の花かと聞かれたのですが、種の袋を捨ててしまいまして、何の種だったのか失念してしまったのです。緑の種袋で、3色くらいのお花が咲いていた(ような気がする)のですが、はて……。

 

そんなスミレちゃんに最近お友達ができました。よっちゃんです。

 

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よっちゃんです。土ごとムキっと持ち上げて登場。見えますか?

 

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ズーム。よっちゃん3日ほど前からこの姿勢のままなんですが、どうしたことでしょう。ちょっと心配しつつ、毎朝よっちゃんとスミレちゃんに挨拶をしています。

 

 

 

 

にちようび

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選挙のにちようび。まだ今の在住区での選挙権はなく、数ヶ月前まで住んでいた中野区へ行ってきました。元近所の、元小学校へ。

 

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給食が好きじゃなかったのと、左利きを矯正させようとする先生が登場したりするのと、スカートめくりをする男の子がいるのと、プールの更衣室やプールサイドが苦手なのと……いろいろ、小学校の思い出。

 

選挙は体育館。小学校の体育館は小さくて、ステージも狭くて、バスケットのゴールも近かったです。かわいいですねえ。体育館の2階って何ていう呼び名だったかな。思い出せない。んんん、やっぱり思い出せないので検索してみたら「ギャラリー」でした。そうそう、ギャラリーって呼んでいた気がします。

 

住んでいた部屋の前も通りました。もう次の住人のおうちになっていました。久しぶりだし、中野界隈のおさんぽへ…

 

と思いましたがなぜか銀座へ。そしてなぜか銀座で仙台の牛タン屋さんへ。

 

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仙臺 牛たん 撰 利久 | 東急プラザ銀座 | 東急プラザ

 

東京タワーのよく見える席でタン焼きをアテに山形のスパークリングワインで夜ごはん。久しぶりの牛タン。プリンプリン。

 

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焼き場の前にこけし。そしてなぜか奥にはショートパスタ。牛タン屋さんなのに。

 

焼肉屋さんで食べるスライスされた牛タンも美味しいですし、牛タン屋さんで食べる厚切りのぷりっぷりの牛タンも美味しです。牛タン屋さんで食べるパスタも美味しいかもしれません。仙台に住んでいた時は、県外から友だちが遊びに来た時や、仕事で出張者が来た時に食べるものでしたが、自分のために食べる牛タンもいとうまし。

 

f:id:pucayu:20170703232551j:plain銀座の路上園芸は、ちょっとおすましさん

 

いろんな年代のちょっと懐かしいものを、ちょっとずつ堪能したにちようび。 夜は暑くて何度も目が覚めました。眠って、また暑くて目が覚めてを繰り返す合間の夢に、いろんな懐かしい友だちが登場してくれて、なんかいろいろ少しずつお楽しみなにちようびでした。

 

 

トーキョー、路上アート

 

好きになる

何に対しても、その人それぞれの傾向というものがあると思うのですが、何かを好きになるときのわたしの場合。時間や回数を重ねてじわじわと好きになりはじめ、好きになったらしばらくそればっかりな感じになり、またじわじわとフェードアウトしていくタイプです。はじめチョロチョロ中パッパ、的な感じです。

 

街中にあるアート

そんな好きなのものの一つに「街中アート」というものがあります。その中でも大好物なのが壁画や、別名「毛糸爆弾」などともよばれるやーん・ボンビングなど。ゲリラ的に街に現れるタイプのものなんかですと心鷲掴まれます。少しずつ気になり始めて、気がつくとそれを求めてお出かけしはじめ、だらだらとずっと好きです。

 

 

東京の街で気になる「街中アート」

トーキョーでのお気に入りは、建築物。看板建築と古い喫茶店、天井の高い古い建がダイスキです。住宅地で育ったわたしには、ここら辺の建築物は天使です、キングです、神さまです。同じくらい気になっているのは、電信柱などに貼られている謎のステッカー。とは言ってもステッカーは、貼られた人の迷惑を思ったらやっぱりダメですね。気にはなりますけど……。あれ、なんなんでしょう。気になります。

 

トーキョー路上アート

好きなものはいろいろありますが、以前から気になっていて、この数年すっかり心を奪われている、これぞトーキョーなアート(**個人の感想です)といえば「路上園芸」です。あなたの土地なのか誰なの土地なのかというギリギリ、ときに完全にアウトな肝心でグイグイと、まるで我が庭のごとく植木鉢など置くあれです。これがアートなのかどうかは限りなくグレーな感じですが、ゲリラ系には間違いない気がします。土地がないからこその知恵か、苦肉の策か、最後の手段か。いずれにしても、東京だなあと思う街の光景のひとつです。

 

路上園芸

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これはセーフ
 

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ギリアウト?

 

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アウト?

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アウトー

 

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セーフ

 

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大事にされてる感いっぱい

 

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お水あげたばっかりっぽい

 

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ハイター…

 

いろいろ見ていたら

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わたしも見られてました

 

 

とある1週間

 

 

1日目

コンビニにアイスを買いに行きました

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2日目

ネコと、ネコに乗られた車と、ネコの後ろの荷物に想いを馳せました

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3日目

試し書きに興味を覚えました

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4日目

お祭りにいきました

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5日目

隅田川の水上バスに乗りました

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ちょっとした海外旅行気分になりました

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6日目

悪いことをすると

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こうなります

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7日目

与えられた場所でがんばるのもよし

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ここじゃイヤだと言うもよし

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ハロー、フライデー!

 

 

 

 

 

おだやかな日々

 

新しい区に転入届けを出しに行った時に、区の便利帳的な雑誌などいろいろいただいてきたのですが、その中にお花の種と土のセットが入っていました。種まきのベストシーズンが4月〜7月、早速種まきをしたところ数日で発芽しました。

 

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近所の中華料理屋さんで干杯(ガンペイ)!中国語の乾杯は文字通りグラスを空けることと聞いたのですが、日本語のとりあえずグラスを合わせてちらっと口をつける的な意味合いの乾杯という言葉はあるのでしょうか。

 

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花山椒とピーナツの炒めたやつ、おいしい

 

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マーホ気になる

 

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赤い生姜もあるよ

 

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大将のチャーハンをゴンゴン炒める背中

 

中国語の響きがかわいいなあ、ちらっとやってみたいなあと思う今日この頃。大学の時に1セメスターだけ中国語(北京語)を取ったことがあるんです。今ほど日本文化に馴染みのない頃のアメリカの田舎の大学でしたので、先生の名前を漢字で書ければAがもらえるとの風の噂を頼りに…。おかげで今でも先生の名前は覚えています。

 

中国語かタイ語、もしくは数字の数えがなぜ?となってしまって諦めたフランス語か…。といいながら、またのんびりと一年が過ぎてゆく気がしますけど。

 

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すくすく育っています