ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ジャミロクワイ 日本武道館 15/09/17

 

f:id:pucayu:20170916144931p:plain

写真:http://www.waldemeyer.com/jamiroquai-automaton

 

Jamiroquaiジャミロクワイ、5年ぶりの日本公演、武道館。友人から「チケット取れたんだけど行かない?」と誘われまして、行く行く行くー、行きますとも。

 

今年3月に7年ぶりの新アルバム「Automaton/オートマトン」が出て、その#Automatonツアーで5月に来日予定だったのですが、ジェイ・ケイ(ボーカル)の腰の怪我が悪化、緊急入院となり、日本公演を含むツアーは全てキャンセル。今回はそのメイクアップ公演です。

 

f:id:pucayu:20170916154726j:plain

ライトで何だかわからなくなってしまったアーティスト看板

 

かなり気倒した昔のツアーTシャツを着ている人や、お手製のヘッド・ギアをかぶって参戦する人もいました。

 

ご本人はというと、一番上の写真の発光ダイオード・ヘッドギアをかぶって登場。「コンバンワー!ブドーカーン!」ジェイの可愛い日本語にキュンキュンしてしまいました。(わたし達のシートは、下の写真の真ん中3階後方、空気の薄いエリアでした)

 

f:id:pucayu:20170916162759j:plain

写真:ジャミロクワイ、圧巻のリベンジ来日公演に武道館熱狂 | Jamiroquai | BARKS音楽ニュース

 

f:id:pucayu:20170916163016j:plain

なぜか前一列には人が入っていませんでした(完売のはずなのに)

 

「ブドーカーン」「アリガトー」と日本語で叫ぶ、お辞儀をする、こんなレアなジェイの姿を見ることができるのは、世界広しと言えど日本だけ。ものっすごくときめいてしまいました。ジェイの「アリガトー」をビデオに収めようと、曲終わりの度にiPhoneをかざし録画するので、現在わたしのスマホには大量の曲終わりビデオがはいっています。次こそは、と思うのに曲終わりが無言だったり、「Thank you!」だったりすることもあったり……。

 

腰が完治していないのか、ジェイの無重力なあのダンスは封印されていましたが、YouTubeに上がっている復活後のヨーロッパツアーよりも、さらにコンディションが回復しているようでした。音や声は、それはそれは素晴らしかった。今回は結構喋ったジェイにもまたキュン。「初めて日本に来た時にもやった曲をやるよ。あの時は若かった。はは。今はかなりオッサンになったけどね。はっはっは。」なんて、まさかの自虐トークまで。

 

 

おなかがポコんとしてても、ジェイは素敵でした。

 

オートマトン」からと、今までの曲とを順番こな感じのセットリストでした。すごくカッコよくって、スマートで、クールで、ポップで、本当楽しい時間でした。うれしい反面、あと何回ライブで見ることができるのかなっと、時おりおセンチな気持ちになったりして。

 

 

24時間たった今も興奮冷めず。今日も今頃……きゃああああああ!

 

セットリスト(15/09/17)

  1. Shake It On
  2. Little L
  3. Automation
  4. The Kids
  5. Dr Buzz
  6. Space Cowboy
  7. Superfresh
  8. White Knuckle Ride
  9. Cosmic Girl
  10. Cloud 9
  11. Emergency on Planet Earth
  12. Runaway
  13. Canned Heat
  14. Love Foolosophy

アンコール

  1. Virtual Insanity

前回行ったのは2013年の南米ツアー、アルゼンチン。コンサート開演時間が夜の10時、南米タイム。今回の日本は夜7時ぴったりに始まり、9時には退出完了、ニッポンタイム。一番最初、1994年にニューヨークでみた時は…昔すぎて覚えておりません。

 

  

日本最古のインド料理専門店「ナイルレストラン」/銀座

 

銀座にお蕎麦を食べに来ました。お蕎麦、いいねえと思っていたら夫が「やっぱカレーにしよう。カレーです」と方向転換。気まぐれさん。端の方に寄って「銀座 カレー」で検索してみると、こちらが上の方にあがってきました。

 

f:id:pucayu:20170910210034p:plain

ナイルレストランのホームページにようこそ!

 

歌舞伎座にほど近い、東銀座の「ナイルレストラン」です。ナイルレストランで検索すると、他の検索候補に「ナイルレストラン タモリ」とか「ナイルレストラン 海老蔵」とあります。説得力のある面々、きっと美味しいに違いありません。

 

インド。10代の頃は、今行ったら帰ってこれなくなる、世捨て人になってしまったらお父さんとお母さんに申し訳ないと真剣に思い、結局行けませんでした。その後も一緒に行こうと話していた友達が仕事の都合で行けなくなったり、思いのほか高いチケットしかなかったり、なんかいろいろとタイミングを逃して今日に至ります。

 

わたしが行き逃している間にも友人たちは次々とインドに渡り、インドのあんな話や、こんな話を聞かせてくれました。今行きたい!という国ではないですが、いつかは行きたいインド。

 

f:id:pucayu:20170914221050j:plain

 

今日のところはこちらのインドに。どうしてもナイル川を想像してしまいます、ナイルレストラン。日曜のお昼どき、お店の前には数人の人が並んでいました。隣の「レストラン早川」もなかなか渋い昭和な佇まいでそそられます。ほどなくするとお店の扉が開き、ナイルさんと思しきインド人男性が出てきました。「次の回でみなさんはいれますよ」と可愛い笑顔。

 

f:id:pucayu:20170914223704j:plain

f:id:pucayu:20170914223723j:plain

 

インドちっくな店内。そして店内はもれなくカレーのいい匂い。カレーが得意じゃない人、わたし知りません。「ねえねえ、カレーちょっと苦手っていう人知ってる?」夫に聞いてみました。「ああ……、うちの母、あんまり好きじゃないみたいだよ」……お義母さん?意外と近いところカレー苦手な人がいるものですね。

 

f:id:pucayu:20170914225133j:plain

 

お通しの薄くてしょっぱい美味しいのをアテにインドのビールで、カレー待ち。半ば強引に「はい、あなたもムルギー?」「はい、ムルギー」「はい、ムルギーね」とオーダーをとられました。2階にいたお客さん全員ムルギーランチのようです。

 

ムルギームルギー

 

f:id:pucayu:20170914232243j:plain

 

ムルギー登場。チキンカレーのことだそうです。ライス、マッシュポテト、キャベツ、美味しいカレー。お店のお兄さんがチキンの骨を手際よく外してくれます。「ヨ〜ク混ぜて食べてくださいね」

 

混ぜるか混ぜないかと言えば、わたし断然混ぜない派です。むしろ、混ぜたくない派。それに加えてご飯もあまり得意ではないので、いつもはカレーパートのみ食べたい。……のですが、なんといってもムルギーランチ、混ぜないなんてありえない雰囲気です。

 

f:id:pucayu:20170914232832j:plain

 

混ぜる

 

f:id:pucayu:20170914233321j:plain

 

混ぜる混ぜる

 

f:id:pucayu:20170914233646j:plain

 

ごちそうさまでした。

 

美味しくいただきました。スパイスがしっかりと効いていて、かつマイルド。タモリっぽいカレーです。ふわっとお醤油の味がした気がします。ナイルレストランのムルギーランチでレシピを検索しても、お醤油が入っていないようなので、わたしの気のせいかもしれません。(でもお醤油っぽかった)

 

ちょっとスキャンダラスな気さえするほど、あんなにしっかりと混ぜるのも、ちょっとドキドキな体験でした。ご飯カレーも美味しかったです。わたしのようなおのぼりさんもちらほらいましたが、長年通われている風の方も男女問わずお一人でふらっと来ていましたし、そんな長年のファンに連れてこられたらしい人たちもいました。そして全員ムルギーランチを食べていました。知らないお客さんが一堂に会して同じものを食すって、ちょっと楽しかったです。

 

また少しインドに行きたい熱が高まってきました。

 

 

 

もはやアイスランドはあまり関係のないような話 6信

 

人口32万人程度のアイスランド。2010年には50万人弱だった観光客数が、今年は230万になる予想だそうです。冬のオーロラツアーも人気がありますが、数的には夏の6月〜8月が1番の観光シーズンのようです。観光シーズンのアイスランドで、1日に出会うのは、大袈裟ではなくこんな感じ。

 

外国人観光客 > ひつじ > 馬 > アイスランド

 

f:id:pucayu:20170907232733j:plain

単独チャリダーも多かった

 

その中でもずば抜けて多かったのがドイツ観光客でした。メルケルさんと夫君のような中高年ご夫婦がアイスランド中にたくさんいました。歴史的に移動するのが好きな国民せいなのか、どこを旅行しても必ず会うドイツ人。中高年世代になっても元気で、大きくて、よく食べる。

 

8割ドイツ人観光客という宿に宿泊した日があったのですが、そこのレストランの一品のボリュームがとても多く、我が家日本人夫婦はもちろん、他の国の人たちも、メイン一人ずつ、お酒を1、2杯、せいぜいそれにプラスして前菜をシェアか、デザートくらいで十分な量でした。

 

が、しかしドイツ人夫婦。どちらかと言えば、定年超えてくらいの年齢層なのですが、それぞれ一皿ずつ、前菜、メイン魚、メイン肉を、ふたりでワイン一本を軽く開け、あの大きな口の中にぽんぽん放り込んでいました。拍手を送りたいくらい、気持ちのいい食べっぷり。圧巻です、と思ったらデザートプレートまでペロっと平らげ、最後にコーヒーも楽しんでいらっしゃいました。食べる量も驚きますが、普通だったら2時間超コースのその量を、我らと一品のみオーダーチームと同じペースでさくっと片付けていました。

 

翌朝の朝食でも、たくさんのドイツ人中高年夫婦たちが、ハムやらサラミやらチーズを、山盛りモリっとおさらに乗せています。その他にもゆで卵、パン、シリアル、パンケーキ、果物などを、次から次へと吸い込まれていきます。みなさんたっぷりとおさらに食べ物を乗せ、きっちりと食べ切るのが印象的でした。たっぷりよそって、たっぷり残すイメージの国もありますが、ドイツはきっちり完食派が主流のよう。お見事でございます。

 

中高年夫婦が多かったドイツ人観光客、一方、20代、30代のファミリー観光客が多かったのは断然アメリカ人でした。ニューヨークーアイスランドが直行便で5時間半と、東海岸からはさほど遠くないアイスランドですが、物価の高いアイスランドに家族で来るくらいですので、育ちも稼ぎも良さそうなご家族が多かったです。

 

ファミリーというか、おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん、お母さん、おじさん、おばさん、子ども3人…一族揃ってアイスランドに来ているのはスペイン人と中国人。この方達まあよく喋る。喋らないと死んじゃうんじゃないかというくらい、しゃべり倒してました。家族仲良し、いいですね。

 

f:id:pucayu:20170907232639j:plain

ヒュンダイってピアノもつくっているんですね

 

f:id:pucayu:20170910133440j:plain

外さないだろう思って大外しだったお菓子、ビンゴ

 

「すみません、写真撮ってもらえますか?」とお願いされることがない人もいれば、しょっちゅうお願いされる人もいると思いますが、わたしは後者です。アイスランドでも数回お願いされました。

 

すごいなあと思うのは、お願いする時はごくごく普通の顔で「写真撮ってもらえますか?」と聞いてくるのですが、いざ「はい、写真撮りますよー3、2、1」と言うと、本人比で5割増しのステキな笑顔を作るんです。モデルかと思うくらいの、見ているこちらがはっとするくらいステキな笑顔。

 

パスポート、ビザ、免許証の必要最低限の写真に、これ以上ないくらい引きつった顔で写るのが精一杯のわたしには、あんなステキな笑顔をカメラに向けるなんて絶対できなさそうです。

 

知らない人の写真を撮るって、緊張します。わたしブレブレ大魔王なんですよね。

 

f:id:pucayu:20170910142514j:plain

静止しているクロワッサンがブレる

 

日本と同じ火山国、そして全方を海に囲まれた島国アイスランド。外から入ってきたものでも、すべて自国仕様の独自の進化を遂げていく感じに(いい意味でも、悪い意味でも)、なんとなく親近感をおぼえました。またすぐにでも行きたいです。

 

f:id:pucayu:20170910150640j:plain

ゴゴゴゴゴー

 

 

おわり

アイスランド、選外集 5信

 

話をふくらませることができなかった写真たち。

 

目録

 

アイスランドの白夜

f:id:pucayu:20170903202331j:plain

行ってみるまでは感覚的に分かりにくかった白夜のアイスランド。本当に日の沈まない白夜は6月の夏至の前後。今回は8月中旬でしたので、日没は夜9時半頃。ただ上の写真のように日が沈んだ後も地平線のわりと近くに太陽がいるので、日没後とは言えかなり遅くまで明るかったです。

 

明るいとは言っても日は沈んでいるので曇りの日、くらいの感覚です。白夜!ほどの感動はなく。むしろ日本に帰ってきた時の日没の早さと、真っ暗感におっとなりました。

 

ジャンプ

f:id:pucayu:20170903202956j:plain

お母さんに場所を変えつつ何度も無理やりジャンプ写真を撮らされるアメリカ人少年

 

ムーミン

f:id:pucayu:20170903213744j:plain

使えるものは他国(フィンランド)のものでも使うらしい

 

芝生の家

f:id:pucayu:20170903202022j:plain

アイスランド語でLaufás(ロイヴァゥス)、屋根が芝生の家

 

押す

f:id:pucayu:20170903201731j:plain

相当押さないと開かないっぽい

 

CKではなく?

f:id:pucayu:20170903201501j:plain

カルバン・クライン(CK)などを扱うセレクトショップ、GK

 

DJ

f:id:pucayu:20170903201852j:plain

ノリノリ

 

f:id:pucayu:20170903201911j:plain

後ろが倒れてきた!

 

これは……

f:id:pucayu:20170903203121j:plain

サイドA

 

f:id:pucayu:20170903203213j:plain

サイドB

 

 

次回、最終回予定

 

 

アイスランド、ひつじ 4信

 

アイスランドのひつじの存在が気になり始めたきっかけは、アイスランドを特集した数年前の旅雑誌。カメラ目線のひつじたちが写っているページに釘付けになりました。

 

文・撮影=ふかわりょうーーーあの?きらいじゃない感じの人です。ひつじ好きと知って一気に親近感湧きました。何度となくひつじに会いにアイスランドに行っているそうで、雑誌のひつじは全て彼撮影。「おーい!」と声かけると顔をあげてこちらを見ると書かれていました。いつかわたしも「おーい!」ってやりたい。ひつじにこっちを向いてほしい。

 

今回のアイスランドのいちばんの楽しみ、ひつじです。

 

`Scapes (スケープス) 2014年 2月号

`Scapes (スケープス) 2014年 2月号

 

'Scapes まだ見ぬ風景に出会う旅へ(公式サイト)

 

 もくじ

 

アイスランディック・シープ

f:id:pucayu:20170902183251j:plain

美人母娘

 

アイスランドのひつじはとても良い顔をしています。毛はカールされてクルリンというタイプではなく、ウェービーな長髪。顔が小さく、豊富な長い毛に覆われた体から、しゅっとした細い足、しゅっとした美しい顔、そして控えめで上品なツノがついています。お美しくていらっしゃる。

 

9世紀、アイスランドに入植してきたバイキングの子孫に持ち込まれたアイスランディックという品種の純血子孫。孤島という地理条件から、他品種との交配が行われることもなく、世界最古の純血種。それゆえの神々しさでしょうか。

 

ひつじ注意

f:id:pucayu:20170830231924j:plain

おみやげで買ってきた、ひつじ標識マグネット

 

アイスランドはひつじ国です。車でどれだけ走り続けても、8月のアイスランドの景色の中にはひつじがいます。時に道路脇にひつじが待機して、車が通るタイミングに合わせるかのように道路を横断していきます。

 

ひつじに車を止められたあのトキメキ忘れられません。目の前をトコトコ悠然と横切るひつじ、対向車線の車も満面の笑みを顔に浮かべてひつじを目で追います。ひつじは人を幸せにしてくれますね。

 

そしてキュンキュンしている間にシャッターチャンスを逃す。

 

ひつじ大国

f:id:pucayu:20170902185640j:plain

この窓の向こうに広がる 

 

f:id:pucayu:20170902182021j:plain

(ざっくりと)6箇所にちらばるひつじ群

 

f:id:pucayu:20170902182118j:plain

うち、ひと組(左手前を拡大)

 

アイスランドの低くなだらかな丘陵に、急な山の斜面に、草がある限りひつじあり。ホテルの窓から、走っている車から、アイスランドの広大な原野に放たれたひつじを見ることができます。ここだけ、という限られた場所だけでなく、ずっとずっと、何時間も、永遠のようにつづく、ひつじのいる風景。

 

f:id:pucayu:20170902191513j:plain

Where are sheep?

 

f:id:pucayu:20170902192540j:plain

一部拡大(赤い屋根の納屋上方)

 

夏の間野生に放たれたひつじたちは、9月から10月にかけて、それぞれの役割(繁殖用、食肉用)のために品定めをされるために集められるそうです。次に行くなら9月かな。

 

アイスランド料理を出すレストランのメニューで「Svið/スヴィーズ」または英語で「Sheep Head(ひつじの頭)」と書かれたメニューを見かけます。注意書きとして「Extreamly graphic(刺激的な見た目なのでご注意ください的な意)」と書かれています。ネットで検索してしまいましたが、……言葉を失う画像の数々。う……。

 

たんぽぽ好き

f:id:pucayu:20170902194352j:plain

 

アイスランドのひつじ、選り好みつつ日がな一日草を食み続けています。ごく稀に、人の手から草を食べてくれるひつじもいます。そんなラッキーなひつじとの出会い、その中のひとり、たんぽぽが大好きひつじがいました。前足でねえねえと呼ぶように「たんぽぽちょうだいな」アピールを盛んにしてきます。たんぽぽの葉を、しゃくしゃくとおいしそうに咀嚼する音。ひつじと、たんぽぽとわたし。幸せです。

 

おーい!

f:id:pucayu:20170830224844j:plain

 

ふかわりょうに倣い、わたしも「おーい!」やってきました。

 

f:id:pucayu:20170902201344j:plain

f:id:pucayu:20170902201151j:plain

f:id:pucayu:20170902201750j:plain

f:id:pucayu:20170902202128j:plain

f:id:pucayu:20170902202519j:plain

 

とろけそう。

 

ただ、ひとつショックなことがありました。ひつじさん、誰の「おーい」でも振り向いてくれるわけではなさそうです。

 

f:id:pucayu:20170902203121j:plain

わたし「おーい!」

 

f:id:pucayu:20170902203224j:plain

夫「おーい!」

 

……わたしの方がひつじ愛、歴も長く、深いのに……。つれないひつじさん。

 

 

つづく

 

 

アイスランド、気になる 3信

 

f:id:pucayu:20170827223712j:plain

 

次の機会があれば、もっとゆっくり滞在したいアイスランド。あの建築ラッシュを思うと、次に行ったら首都レイキャビクの街並みはぐっと変わっているのでしょうね。

 

気になるいろいろ

 

アイスランド語0%

f:id:pucayu:20170827223416j:plain

アイスランド語話せません)というお土産屋さん

 

どこの国に旅行に行っても「こんにちは」「ありがとう」「カフェラテお願いします」は現地の言葉を使ってみたい!…のですが、一度も、一言もアイスランド語を話すことなく帰ってきました。残念。

 

首都はもちろん、地方でも、美しくわかりやすい英語を話す人が多かったです。英語圏でもアイルランドスコットランド、なんならテキサスあたりの英語の方がよっぽど通じない気がします。行ったことないので知らないけど。

 

なぞの目玉焼き

f:id:pucayu:20170827204644j:plain

f:id:pucayu:20170829230627j:plain

 

この目玉焼きステッカーが街中のいろんなところにひっそりと貼られていました。なぜに目玉焼きなんでしょうね。

 

お金的なこと

f:id:pucayu:20170827223230j:plain

70,000クローナ(約70,000円)

 

「北欧は物価が高い」というのは一般常識としてはわかっていたつもりだったのですが、1週間程度の旅行では体感として慣れることなく、最後まで「うわ、高っ」と怯え続けました。

 

コーラ(500 ml)1本が約400円。え?といちいち驚きます。コンビニサラダのようなものが2000円前後。三角サンドイッチが1000円前後。これ、アイスランドのベースライン。日本にもその価格帯のサラダやサンドイッチは存在しますが、もっと安いものも売っています。アイスランド価格、恐るべし。

 

良いこともありました。1アイスランド・クローナがほぼ1円なので、日本人には計算が楽。クレジットカード社会のようで、1度も現金を下す必要もありませんでした。コーラ1本でもクレジットカードで支払い、ブラボーです。

 

日本的なもの

f:id:pucayu:20170827223600j:plain

 

日本的な招き猫なのか、中国的な招き猫なのかは分かりかねますが、持っている「千両」が、もはや「千」でも「両」でもないですが、それはいいのでしょうか。気になります。

 

スーパーでお持ち帰り用の巻き寿司があったので、そこそこ日本風の食事はあるようですが、タイ料理とベトナム料理の方が優勢だったような気がします。

 

おしゃれインテリアショップに毎日香が並んでいました。こうやってみるとなんか毎日香、買っちゃおうかなと惑わされます。

 

f:id:pucayu:20170827231323j:plain

 

 Leðurblökumaðurinn!? (発音想像つかず)

f:id:pucayu:20170828202611j:plain

何?この写真の何かが変!

 

f:id:pucayu:20170828202718j:plain

赤いお店の煙突に、バットマン?!

 

アイスランド

f:id:pucayu:20170828204349j:plain

 

アイスランドのすごいもの……オーロラ、祖先がバイキング(写真のブランドロゴ右)、パフィン(左)という名前の可愛い鳥がいること、人の数より羊(真ん中)がいること。街も自然も大事されているとこ。音楽がかっこいいこと。……いろいろありますが、いちばん「すごい」と思ったのはコレ。

 

アイスランド人の耳の良さです。これにびっくりしました。わたしの名前はひらがなで、日本人には100%読み間違えられることのない、とっても簡単な名前です。

 

ですが、ひとたび外国人にこの名前を聞かせたり、ローマ字でつづったものを読ませても、初見ではまず上手に言えません。発音も変だし、ひらがなの順番までごちゃごちゃにする人もいます。そこにその国特有の発音が加わると、もう原型をとどめていない感じ、なにそれ?となってしまいます。……ちなみに1番ひどかったバージョンが現在ブログ等で使っている「pucayu/ぷかしゅ」です。

 

ですがですが。アイスランド人、みなさん一発で聞き取って、ばっちり発音できちゃうんです。ちょっとした感動体験。感動を伝えると「ぼくの名前の方が難しいもん。はは」とのこと。お名前は?

 

ソルフゥンxxxxxxxムゥール? スゥォルフ?え? ツトゥォルフォ?は? ……アイスランド人の名前、わたしのやわ耳には超絶難解すぎました。

 

生半可では通用しなそうです。奥深し、アイスランド

 

 

f:id:pucayu:20170826171049j:plain

アイスランディック マンホール

 

つづく