ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

見かけたらラッキー(かどうかは知りませんが)、上海の貨物三輪車とアラン・ドローム

 

人のあまり読んでいない時に書いてしまえブログも本日が最後、其の四です。

 

「トウキョウ ヤング」って何屋さんなんだろうと反対側の歩道に立って眺めていたら、向こうから音もなくスーっとダンボールがやってきました。

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上海名物景観(?)のひとつ、尋常じゃない量の荷物を積んだ貨物三輪車。上の写真はまだまだかわいいサイズ、この倍高さのあるものや、後ろに長さが倍あるもの、いろいろなバリエーションの貨物三輪車たちを見かける上海。

見かけるとなんとなくラッキーな気分になるこの貨物三輪。1990年代にあった「佐川トラックの飛脚の赤いフンドシに触ると幸せになる」のような都市伝説的な感じで、「貨物三輪を見たら幸せになる」的な上海の魔都伝説とかがあったらいいのに。

中にはアーティスティックなほど積み上げている人もいたりします。その様子にインスパイアされた、フランス人写真家アラン・ドローム(Alain Delorme)のアート作品にもなっています。

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「トーテム」アラン・ドローム

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展覧会の様子

オフィシャルサイト:https://www.alaindelorme.com/exhibitions

 

そんな貨物三輪車、一番上の写真のものもそうですが、違法か合法かはわかりませんが、最近は電動モーターでシューっと走っているものが多いです。危ないですよね。

 

以上、読む人も少ないし、書こうと思っていたけれど、なんとなく書いていなかったというものを書いてみました。が、終わってみるといつもと何が違うのかしらと……。ん?

 

 

フォントがミックスされた印刷物が気になります

 

前ふたつの記事に続き、ブログ人口の少ない間にちゃちゃっと書いておこうブログ、其の三です。

 

印刷文字で気になることがあります。

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これが一番多いパターンで、非ゴシック系のフォントと、ゴシック系のフォントが混在しているもの。

このパターンはどこの国でも、多言語で発生しているパターンです。読めればいいじゃない、と思うのですが、これ見つけるとピピピピーと笛を鳴らしたくなります。だって、なんかちょっと……気持ち悪い。

 

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大きい印刷物だと居心地の悪さアップ。漢字部分と比べて「うご」ほっそ。

「乞うご期待」が「請う」なことも非常に気になりますが、中国語の語感的には「請う」なんでしょうね。 

 

こういうバージョンもあります。

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気になるところ、いくつありますか?

全て非ゴシック系のフォントでまとめられてはいますが、句読点が中国語の位置になっていたり、「らー麺」や「スープ」の長音の「ー」が縦書きにならなかったりしています。中国語フォントで日本語を打っているからなのでしょうか。

しめすへんが「ネ」バージョンと「示」バージョンがあるのも、位置の「置」が中国語の文字なことも、過程の「過」のしんにょうが二点なことも気になります。

気になるといえば、全体的に流れない日本語も気になりますが、その中でも「出来上がある」や「トッビグ」も気になります。

 

わたしはフォントのミックスはなんか気持ち悪くてムズっとするのですが、文章そのものがもはや解読不能にとっちらかるのは大好物。見かけるとサンバ隊が脳内パレードです。

最近見た中では難易度高めです。

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そんなことを気にせず、自分のブログの誤字やタイポを気にしなさいよとの意見はごもっともですが、それはまた別の話ということで、そこはあまり気にならないようです。

 

それにしても上の文章は何が言いたかったのでしょう。

 

コース料理1名分無料になる、クレジットカードのダイニングサービス

 

前回の露出症に続きまして、ブログ人口の低いであろう間に書くシリーズ(?)其の二。

 

今回はクレジットカードの付帯サービスのひとつで、クレジットカード優待の中では最も割りが良いであろうサービスのひとつ、ダイニングサービスについてです。

「ダイニングサービスとは、指定のレストランから所定のコースメニューを2名以上で予約をすると、1名分のコース料理代金が無料になる」サービスです。カード会社によって若干の違いはありますが、概ねこのようなサービス。

 

以前から何度も書こうと思っていたのですが、書かなかった理由は……

 

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美味しそうに写らなかったり

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ボケがひどかったり

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色が変だったり

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何が撮りたかったのかわからなかったり

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寄りすぎたり

 

主には写真の技術的な問題です。

 

味はもちろん、見た目にも美味しく、お料理だけではなく、作ってくださる方も、給仕してくださる方もおもしろそうな方がいるレストランが多く、それぞれこだわりがあるレストラン。値段だってなかなかです。

行く時にはブログに書こうかなと思ってはいるのですが、このサービスを利用した時に(限った話ではないですが)、良さげな写真が撮れたことがないのです。コース料理なのに使える写真がない、残念。

どの写真も総じてひどいと微妙の間で、美味しかったと書きたいのに美味しそうに写っていない無念……。自分がお店の人だったら、この写真に店名載せたら営業妨害じゃないかと疑いたくなるよなと、ブログにするのを自粛していました。

 

なんにせよ、このクレジットカードのサービスっていいですね、という話。

 

 

中国は5月1日から4日まで4連休です。

 

ヘンタイです!犯罪です!病気です!

 

長期の連休中はブログを読む人が少なくなるそうです。せっかくの機会なので、読む方が少ない間に普段あまり書かないようなことを書いておきます。

 

世の中には、本人の意図とは関係なく、犯罪に巻き込まれることがあります。もらい事故のようなこともあれば、それはあなたをターゲットにした出来事かもしれません。

もしかしたら自分に何か落ち度があったのではないか……と思ってしまう方もいるかもしれません。

ですが、悪いのはあなたではありません。悪いのはその人です。

 

さて、露出症(露出障害/露出狂)のはなしです。

 

これまで、触ってくる痴漢にあったことはないのですが、見せてくる露出症の人には2度、3度、いや4度遭遇する不幸に見舞われています。

 

電車の中で

中学3年生の時。学校が終わり、習い事の教室に行く時の電車です。

夕方、下校の学生たちと、早めに終わる会社員がぼちぼち乗り始める時間帯。席は全て埋まり、立っている人はいますが、お互いが触れるほどは混んでいません。

それほど長くない乗車時間、開かない側のドアの近くでぼーっとしていると、後ろ斜めの不快指数がぐぐっとあがってきました。接触するほど近くはないけれど、なんか近すぎる。

見なきゃいいのですが、見ちゃいけないものって反射的に見てしまいますよね。ジャーン、露出男現るです。

 

地下鉄で

学生の頃の夏休みのできごと。大学病院で、実習の学生たちに囲まれながら親知らずを抜いた後、友だちとの待ち合わせがあり、地下鉄に乗りました。

途中の停車駅、仙台市営地下鉄旭ヶ丘駅は、台原森林公園内にあり、ホームから公園が見える設計です。

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photo: 旭ヶ丘駅西側・台原森林公園 | 仙台市旭ヶ丘の紹介 写真58枚

 

ちょうど公園が見える側を向いて立っていました。ホームに地下鉄が入り、見るともなしに公園をみていると、公園側に等間隔に並ぶ柱の影から、ひょこっと何かが出て、しゃっと消えたように見えました。

おやおやと、ひょこっとした方面を見ると、柱の陰から人の顔。目があうと満面の笑顔?と思った時にはもう遅かった。柱の陰からジャーンですよ。

不幸中の幸いだったのは、親知らずを抜いたばかりの顔面麻痺状態だったので、おそらく露出男はわたしの顔にどんな表情も見いだせなかったと思われます。

 

ファミレスで

閉店近い時間帯の西新宿のアイランドタワー1階に入っているロイヤルホスト。友だちと2人で、アイランドタワーのメインビル側の窓際の席に座っていました。窓の向こうはツツジやドウダンのような背の低い生垣がありました。

何かを感じたのか、ふと窓の向こうに視線を向けたらジャーンです。

 

駐車場で

日付もまわろうかという時間帯の、仙台駅東口にある駐車場。停めていた車の中に入ると友人からの電話。話をしながらパーキングチケットを出し、駐車スペースから車を出し(よい子は先に電話を切りましょう)、窓を少し開け、出口に向けてハンドルを切り返そうとした時、運転席の窓が「コンコン」。

左耳からは友だちの声、少し空いた窓の隙間から入ってきた「すいません」の声。振り向くと、ご存知の通りです。ジャーン。

 

露出症の方々、タイトルにヘンタイと入れておりますが、ヘンタイ欲求自体は個人の自由だと思います。ただし、その衝動を実行してしまうことは大問題。ご病気かと思います。ご自身でどうこうするのは無理かと思いますので、コントロールする術を身につけることができるよう、早めに専門家の診断を受けてください。

 

 

 

わたしの「生活習慣」

 

1年に1度くらいは風邪をひくこともありますし、緊張するとおなかも痛くなります。にんにくを取りすぎるとおなかを壊します。

花粉症持ち、皮膚系も弱めです。子どもの頃はヒカリもののお魚を食べると蕁麻疹に襲われていました。山芋のようなネバネバ系も、直接肌に触れると湿疹がでます。おとといは里芋を向いて両手が大変なことになってしまいました。

わたしは左利きなのですが、左利きの人は免疫系が弱い人が多いとの研究結果もあり、免疫力が落ちている状態になると、上記のような症状が出やすいとかなんとか。

いろいろな植物たち、にんにくや生バナナなどのアレルゲンを避け、生の甲殻類とネバネバしたものに直接触れないように気をつけている限りは、取り立てて疲れやすい、頭痛持ち、胃痛持ち、風邪をひきやすいなどはありません。

わりと健康と普通の間くらいという自己評価。今年の結果はまだですが、健康診断等の客観的評価もほぼA。

 

そんなわたしの「生活習慣」、決して健康生活習慣ではございません。 

 

毎日コーヒーを飲む 

コーヒーを飲む習慣は、高校受験の頃から。20代のひと頃はあほなほど飲んでいましたが、今はマイルドなコーヒードリンカー。家ではハンドドリップのコーヒーに温めたミルクを少し、外ではラテか食後ならエスプレッソ、平均して1日に3〜5/カップ程度です。

 

冷たいものを飲まない

冷たいものを飲む習慣がないんです。アイスコーヒーもアイスティーも、ペットボトルの冷たいお茶も基本的には飲まないです。冷めてしまったものは飲みますが。基本は暖かいもの、または常温。あ、白ワインとビールは別枠でもよいでしょうか。

 

運動をしない

これは改めたい悪い習慣です。気持ちの上では定期的に運動したいのですが……。ヨガも、ジョギングも、ここ最近では「山登りしたい」もわたしの「やりたい詐欺」の仲間入りをしています。いやー、したい気持ちはあるんですけどね。いやー……

 

お米を食べない

むむむ、これはもうしょうがないです。世の中にパンを食べない人がいるように、パスタを食べない人がいるように、うどんもおそばも食べない人がいるように、お米を食べない人がいるということで。これは食べなくて困ることもないので、食べる習慣がないということで勘弁してください。

 

がんばらない

まあがんばらない。ちょっとしたことではがんばらない。もっと若い頃はがんばりどころがわからず、やみくもにがんばっていたのですが、そのおかげか今はここまではがんばらなくとも大丈夫とか、そろそろがんばらないとのっぴきならないことになってしまうかもという判断がつくようになった気がします。

実際、ほとんどのことは自分が思っていたほどはがんばらなくてもよいみたい。(ほんとかしら?)とはいえ、がんばらなきゃいけない時って、自分の好む好まざるに関わらず、向こうから勝手にやってくるんでしょうね。イヤだわー。こっちにこないでほしい。

 

ヨーグルトを食べる

これはこの5年くらいの習慣です。飲む系のヨーグルトはほとんど飲んだことがありませんが、普通の無糖ヨーグルトを果物か果物のジャムと一緒に朝食べています。血圧も、血糖値も、中性脂肪も今のところ気になるわけではありませんが、このトリプルヨーグルトは先日どこかのサイトでもちらっと見て気になっていました。今度ぜひとも!(当たるといいな)

 

(ヒツジと振り返る)平成中盤以降、旅ブームきたる

今週のお題「平成を振り返る」

 

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ヒツジが一匹……(マザー牧場

 

音楽と本と映画が好き、できればずっと家にいたいインドア派のお手本のような生活に乗っかってきたのが旅ブーム。 

 

これといったきっかけがあったわけではないと思うのですが、本に出てきた街に行ってみたい、映画で見たあの家を見てみたい、友だちの住んでる街に行ってみようかな、と少しずつ外に出るようになりーーなんてしているうちに旅ブームに飲み込まれていました。

  

ブログを書き始めたのが2012年の12月で、その当時のブログの「たび記事」をいくつか読んでみました(旧ブログ:ひつじ泥棒)。

 

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パンパの笑う子ヒツジ(アルゼンチン)

 

タイの地獄寺を超えるインパクトのお寺には未だ出会っていません。

ギリシャシフノスの記事を書いたらしばらく経って「彼がシフノス出身で、ふだんシフノスなんて目にすることないので思わずメールしました」というメールを頂いたことありました。マイナーな土地あるある。

インドネシア、年末年始のジョクジャ、苦労して知らないおじさんに探してもらったホテルが人生最強の汚さでした。

さすがにキュラソーでは世界中どこにでもいる中国人観光客に会わなかったなあ(世界中どこにでもドイツ人観光客はいっぱいいた)

八丈島のドライブ怖かった、石見銀山での迷子気味も、奄美大島で本当に迷子になったのも相当怖かった思い出。

そういえば、イースター島の居酒屋の店主、フランシスコ・サビエルさんはお元気かしら。

 

ナドナド……(力尽きて、このブログは振り返らなかった)

 

ブログを読むと、当時の旅をありありと思い出せます。はっきり、くっきり、そのブログ中では割愛した部分まで思い出しました。

 

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パタゴニアの羊、後ろにグアナコ(アルゼンチン)

 

が、しかし。

ブログに書いていない旅のことはまったく思い出せない。

 

こんなに忘れられるものなことにむしろビックリ。覚えていないものですね。ブログにしたいくつかを除く2012年以前の旅、書こうと思っていたのに書くタイミングを逃した旅、全てわたしの記憶のブラックホールにいってしまいました。

 

写真もブログを書くようになってしばらくしてから撮るようになったので、それ以前は高校の修学旅行を最後に写真を撮っておらず、持っているのは職場で写った大量のハロウィン写真。

 

せめて写真でもあれば旅のキオクもひっぱり出せるのでしょうけど……。

 

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ヒツジの中にヒツジ(マザー牧場


令和になったら、旅やお出かけ記事は、ブラックホールに飲み込まれる前にブログにしておこうと思います。

 

平成を振り返るからだいぶ外れてまいりましたが、平成が進むにつれ、「旅」がわたしの生活の真ん中の方にぐぐぐと押し寄せてきたことは確かです。

 

それまでわたしの真ん中でがっちりとフォーメーションを組んでいた音楽と本と映画が、それぞれ少しずつ旅に己のポジションを受け渡し「なんかすみませんねえ、でも日常はみなさんにお任せするので、非日常のすこーしだけおじゃましますね」と狭い入り口から入り込み、一歩入ってしまえばこっちのもの的に「旅」がど真ん中に居座り続けたように思います。

 

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「おーい」と呼ぶと振り向くヒツジ(アイスランド

 

火力マックスだった旅ブームも、平成が終わろうとしている今はとろ火でいつもトロトロとしています。

 

過去のブームたちが再燃してくるのか、また新しい何かが現れるのか。なんにせよ、お出かけはブログに書いておこうと思います。