ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

「定番」中国風ニッポンと、日本風チャイナ(三)

 

日本風チャイナの定番と言えば、やっぱりこのあたりでしょうか。ムヒ風の何か。

 

漢字を読むとかゆみ止めであろうことは想像できるのですが「の本」とか「清涼かゆみ液」とかいろいろ不明なことだらけ。

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かゆみマークを停止

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お肌にしみたい

こども版もありました。ちなみにですが「ムヒ」は「池田模範堂」、こちらの「サデ」は「京都上源堂」。いろいろ気になるところだらけ。「お肌にしみたい」という若干攻撃的なフレーズも、ベビー用としてどうなのでしょう。

 

ベビーサデのとなりにちらっと見えるような韓国風もあれば、フランス語、英語などさまざまな言語のパッケージを見るここ上海。インターナショナル風。

 

外干しの国と、部屋干しの国

 

お洗濯物をどこに干しますかというお話。

 こどもの頃に読んでいたような絵本とか、お洗濯物はお日様の下で、白いシャツやシーツをぱーんと広げてといったCMのようなイメージ。これぞお洗濯!と思っていました。でも、国や地域によって全然違うものです。

今でこそ日本でも地域によって増えているようですが、初めて「景観のためここのエリアはベランダに洗濯物を干してはいけません」という街のことを知った時には、そこそこ衝撃を受けたのを覚えています。

 

アメリカでは、みんな大きな乾燥機をゴンゴンと回していました。友だちの実家に行くと、だいたいどこのうちにも広い地下室があって、そこにかなり頑丈そうで、シンプルの作りの、アメリカ人のような洗濯機と乾燥機がありました。乾燥機文化圏。

 

ブラジルも地域によってだと思いますが、住んでいたサンパウロ州の地方都市では基本的に中干し文化圏。アルゼンチンもブエノスアイレス市内は中干し文化圏。外に干すなんて、はー?!というくらい、中干し文化でした。

ブラジルで驚いたのは、なんでもアイロン文化でした。デニムでもTシャツでも、下着の方のパンツももちろん。日本でいうお日様消毒的な感じで、アイロンの熱消毒が根付いているのだそう。イタリアの移民から引き継がれていると聞きました。パンツのアイロンの掛け方で嫁姑の戦いがある家庭もあるとかないとか。ほんとかしら。

 

ここ上海は立派な(?)外干し文化圏のようです。

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ニョキニョキニョキ

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正面からの画

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ニョキニョキ、ニョキニョキ、ニョキニョキ、ニョキニョキ


窓から水平に物干し竿を突き出すのが上海スタイルのようです。ベランダがあればベランダに干す人も多いです。ベランダをサンルームのようにリノベーションしている家もも多く、そこにわやわやと洗濯物が干されていたりします。

 

わたし個人としては、外でも中でも良いのですが、家にいて目につくところに洗濯物がわさーっと干されていたり、洗濯物で視界が遮られるのはあまり好ましくありません。一軒家に住んでいて、お庭に干すとかならお洗濯物と距離があっていいんですけどね。

一軒家住みではないので、乾燥機があるのが一番いいのですが、乾燥機もゴンゴン乾かしてくれるような子ならともかく、弱々しい子はちょっと……。スペースも結構取りますますし。ほんとうはお洗濯からたたみ、アイロン、しまうまでのお洗濯にまつわるあれこれ一式、全てやってくれる妖精がいるといいのですが。

 

ニョキニョキ棒を買う勇気はまだないようです。

 

 

なんでもいいと思っていたけれど、なんでもいいわけではない

 

引っ越してきてから荷物が届くまでの一ヶ月ほど期間、手荷物で持ってきたものと、アパートの部屋にもともと備え付けであるもので、とりあえずやり過ごしていました。とりたてて困ることはなく、あるものでなんとかなっているのでこのままでもいいんじゃないかと思っていました。

 

……と思っていたのは、気のせいでした。

 

荷物が届いて、いつものをものを使って見ると、やっぱりとりあえずのものと、いつものものは全然違いました。

 

まずは包丁。

久しぶりにいつもの包丁できゅうりを切った時には、自分はきゅうりを切るだけに生まれてきた、きゅうり切りマシーンになったかのような気持ちになりました。

特にいい包丁を使っているわけではないのですが、適当にでもたまに研いでいたりするだけで、こんなにも違うものなんですね。サクサクサク、トントントン、シャッシャッシャです。

 

そしてアイロン台。

こちらも久しぶりにいつものアイロン台でアイロンをかけた時には、自分がドライクリーニング屋の女将かと錯覚しました。

うちのアイロン台、がっちりしていてアイロンの面もバーンと広く、調節でかなり高い位置でアイロンすることもできるんです。スイスイスーイです。

アイロン台ひとつで、こんなにストレスなくアイロンがスイスイスーイなものとは正直思ってもいませんでした。ちょっと前まではアイロンかけがそこそこ面倒な位置付けだったのが嘘みたいです。わたしアイロンすごく好きかもしれません。

 

作業用のモニターも。

13インチのMacBook Airを使っているのですが、プライベートはともかく、作業用となるとやはり13インチでは作業効率が悪いのでもう少し大きなモニターに頼りたい。

モニターをセットし、MacBook Airと2枚の画面を並べた時の感動。これに関してはモニターが大きくなったところで「わたし天才かも」と錯覚するほどのことは起こりませんでしたが、凡人なりに大きな画面の方がミスも少なく、疲れも少なく、サっくらいの効果はありました。

 

この3つが、自分にとっては実はなんでもよくなかったんだなあと特に感じたものでした。世界が変わったといっても大げさではないかも。いや、大げさか。

 

もうひとつ、まったくなんでも良くなかったものがありました。

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わさびです

わさびなんて、といったらわさび会社のみなさんに申し訳ありませんが、正直好みの違いくらいしか違わないと思っていました。これをメインで食すわけでもなく、冷たいお蕎麦や、冷麦、素麺、おさしみなんかにちょこっとアクセントでいただくものと思っていたました。その考え、間違えていたみたいです。

今となっては、中国語が読めないのでこれがわさびなのかどうかも定かではないのですが、経験上、この形状でこの色と言えばわさびです。よね?(違うのかしら)

こちらを買って、ある日の夜ごはんにお蕎麦にした時に出したんです。わさびをちょちょっとつけてお蕎麦をすすった夫が、それはもうマンガの1コマのような感じで「ぶぶーっ」と吹いたんです。そして真っ赤になってゲホゲホとむせるんです。

あらあら、わさびが変なところにはいっちゃったのかしらと思いました。お水を渡し、落ち着いた様子を見届けたところで、わたしもわさびをちょちょっとつけて、お蕎麦をすすったんです。

もちろんマンガみたいになっちゃいました。それはもう。「ぶぶーっ」で真っ赤になって、激しくむせ返りました。

これ、ほんとにわさびなのかしら。尋常じゃない刺激なんですけど。わさびといえど、世界が変わるくらい違うものでした。

 

なんでもいいと思っていたものほど、意外となんでもいいわけではないのかもしれません。

 

 

 

「メイソウとユビソウとベストガイ」 中国風ニッポンと、日本風チャイナ(二)

 

ダイソーユニクロ無印良品をミックスして、魔法の粉をふったようなお店とうわさのメイソウ(MINSO /名創優品)をのぞいてきました。

メイソウはアジアを中心に展開している、カジュアルファッション雑貨のブランドです。本社は銀座。日本で設立し、その後中国に進出との記載がホームページにはありますが、そういうビジネスモデルの中国資本の企業です。

 

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www.miniso.jp

オープン当初はあやしさの部分が強調されて日本のメディアで扱われたこともあったようですが、店舗数も多く着実に成長している雰囲気。お店もいつも混んでいます。

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たまに惜しい日本語もある(right)

下の写真がメイソウ(MINSO /名創優品)の創設者で、チーフデザイナーの三宅順也氏なのですが、本名かどうかは知りませんが、デザイナーになるべくしてなったような名前が気になります。

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パクリがどうのこうのということではなく、こうやって成長する会社もあるんですね。(ダイソウ+ユニクロ無印良品)× 中国がこのメイソウ(名創優品)だとしたら、メイソウ × マレーシアのユビソオ(優質優品)という企業も登場していました。

こちらの本社は東京八重洲。いろいろメイソウ風といいますか、ほぼメイソウ。

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 ただし、中国版からの進化系のせいか、日本からは少し離れてきました。

 

 今日以降、人生は驚きといいです。

 品質の生活、幸せな生活

 ュビンオいっも私の親友    (原文ママ

 

ブランド名の「ユビソオ」が上手に言えていないところが愛らしいと思います。 

www.yubiso.asia

パクリがどうのこうのということではなく、こういうのってついつい見てしまいます。マレーシアに行く機会があったら、ユビソオに寄ろう。この手の話題を見るたびにいつもセットで思い出すのが、 トム・クルーズ主演の『トップガン』(1986)のパクリ、もとい、オマージュ?のこちらの映画。

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織田裕二主演の『ベストガイ』(1990)。こちらもつい気になります。 

 

 

ミントティー

 

友人のSNSをみて、つい勢いでミントの鉢を買ってしまいました。わりとすぐに影響されるタイプです。そうしたら、おまけで袋いっぱいのミントの葉をいただきました。

大量のミントをどうしようかと思い、いつも飲んでいるコーヒーのうちの1回をミントティーにしてみようと思います。

パート1

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お湯を沸かし、ミントの葉を洗う

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お好みの甘いもの(お砂糖やはちみつ)

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沸騰したお湯にブラウンシュガーを投入

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ミントの葉も投入し、蒸らします(お好みで煮出しもOK)

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グラスにミントの葉ごとイン

甘くて、爽やかなミントティー。ティーのないバージョンのミントティー、正確にはミント湯もなかなかいけます。ブラウンシュガーの色がティーぽいからよしとしてください。

この贅沢なミント使い。まさかミントの鉢を買ってこんなにミントをいただくとは思わなかったので、ちょっとびっくりと言いますか、あれーミント買った意味って…と思わなくもないのですが、こちらもまあよしです。

ロッコに行った時、カフェでみんなミントティーを飲んでいました。暑い気候にマッチした飲み物なのでしょうね。そこから真似っこで飲むようになりました。

 

パート2

お湯を沸かしながら、

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お好きなティーを用意(バッグでも茶葉でも)

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洗ったミントの葉もごそっと

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カップにお湯を注いでできあがり

お湯を足しながら飲み続けます。お茶の時にはあまくしないで飲むのがわたしの好み。Akbarのセイロンティーを使いました。Akbarはスリランカの会社です。グリーンティーやほうじ茶で、玄米茶も美味しかったです。ジャスミンティーとはあまり相性がよくなかった。

ロッコもそうですが、ミントティーは甘めで飲む国が多いような気がします。ミントと甘みがラブい感じなのかしら。

 

「舞!舞!舞!」中国風ニッポンと、日本風チャイナ(一)

 

外国語の中にいると、ひときわ目につきやすい母国語、日本語。

 

日本のもを中国的に解釈するとそうなるのか、

または、中国のものを日本風にアレンジするとそうなるのか。

それとも、まったくの別物なのか。

 

気になったものをいろいろと思いついた順に書いてみます。

 

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ダンス・ダンス・ダンス

 

村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」、中国語にすると「!」でつなぐんですね。そして「!」の位置は縦書きの句読点と同じく右寄り。ワードなどで日本語縦書きで入力すると、「!」は真ん中にきますが、これはルールなのか、デザインなのか。

 

「!」といえば、ビジネスメールの「◯◯様、いつも大変おせわになっております。」的な書き出しの部分を中国語にすると「你好、◯◯先生!」となんだか一気にフレンドリー度が増すといいますか、近い近い!という感じになります。

日本的には、メールの内容からいっても「!」は全くそぐわないのですが、大抵の中国語に翻訳されたビジネスメールを見ると「!」がついてきます。

本当にこの「!」はつけておくべきなのか。一度中国人スタッフに聞いてみたことがあるのですが、なんでそんなことを聞いてくるんだろうといった表情で「つけたままで全く問題ありません」と言っていました。

まあ母国語の人間がそう言うのであれば、疑う必要はないだろうと思い「!」はそのままにという方針をとっていますが、本当のところはどうなのでしょう。

 

小説のタイトル「舞!舞!舞!」の「!」は、日本語の持つ「!」と同じくらい強い意味合いがあるのか、もしくは原文「ダンス・ダンス・ダンス」の中黒と同じく、特に意味合いは持たない「・」としてのニュートラルな役割なのか。

「!」がつくと「踊れ、踊れ、踊り続けろ!!!」な語感に読めてしまうのは、わたしが日本語の語感で読むからなのか。中国語がわかるひとが読むとまた違った印象なのでしょうか。

 

そもそも「舞」なのか「踊」ではないのかとかも気になります。きっといろいろと意味があってのことだと思うので、検索でもしてみればと思うのですが、今日のところはそっとしておこうと思います。

 

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