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ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

人食い本屋の話

どうでもいいような話 神保町

 

 むかしむかし、あるところに、人を食べる本屋さんがありました。

 

という話ではなく、時は現代、場所は神保町の交差点すぐにある「マニタ書房」という本屋さんの話。ライター、ゲームシナリオライター、コレクターなど数多くの肩書きを持つ、とみさわ昭仁氏がオーナーの特殊古書店です。店名の由来は「マン(man)+イーター(eater)」=「Maneater(人食い)」=「マニタ」なんですって。ネーミングからして特殊。

 

お店がオープンしている時は、看板と呼ぶには小さな看板が、お店が入っている雑居ビルのポストのところにひっそりと出されています。真ん中には原始人のような人の絵が描かれているのですが、これがお店のキャラクター「マニタ」だそうです。

 

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不定期営業のため、オープンする時はツイッターでお知らせしています。そして、事前にこの日に行きたい!とお願いすればできる限り開けてくれるらしいです。

 

 

このツイートを見ているだけでも、マニタ書房に行きたい気持ちがムクムクしてきます。

 

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雑居ビルの4階にトントントンと上がっていくと、気になる音楽と、穏やかな優しい雰囲気の店主とみさわ氏がいらっしゃいました。ずっと来てみたかった感激で「わーっ」とご挨拶のハグ&キスでもしたい(南米かぶれ)ところですが、警察に通報されてはこまるので、ぐっと抑えてクールなフリを装いつつ、所狭しと積み上げられた本たちを見学。以下の写真はお店のツイッターから拝借。

 

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ハッカー用語辞典』『演劇賞辞典』『給食用語辞典』需要があるのかないのか、みたいなラインナップにしびれます。きょうび「禁煙」こそあれ「喫煙」というカテゴリーも、思わず手に取ってみたくなります。

 

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ゲームの渋い絵にもトキメクわたし。『(ジミ都市)仙台の本』とか『恐山・下北』とか、東北関連も充実しています。むねさんお久しぶり。(←「仙台の本」帯の写真の地元のご意見番さとう宗幸さん)『エクソシスト日記』は気になりすぎて、アマゾンや読書メーターのレビューをチェックしたのですが、まさかのレビューなし。これまたくすぐられます。

 

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表紙が見えている本はもちろんですが、右下のカバーの隣にちらっと見えている、ABC文体『鼻毛のミツアミ』とかやばい。目移りしちゃって大変です。こちらもレビューが見つからず。こういう本をどこから探していらっしゃるんでしょう。店長、ステキです。

 

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どうでもいいといえばどうでもいいものばかりなのですが、どうでもいいようなものこそ面白い。あー楽しい。が、「お客さんのほとんどが、面白いと手にとりつつ、まずは何も買って帰らない」的なことをとみさわ氏が何かのインタビューでおっしゃっていました。それも頷けます。ふふ

そろそろ帰ろうかなあと思いつつ、どうしても気になるのが、さきほどから店内にかかっている音楽。聞いたことがない曲なのですが、なんせカッコイイ。

 

本を買いもせずに、かかっている音楽の質問をしていいものかとドキドキしつつ、とみさわ氏に聞いてみると、優しい声で「カルメンマキ&OZですよ。名曲です」と教えてくれました。これがカルメンマキ!名前を耳にしたことはありますが、曲は初めて。かなりかっこいい。

 

カルメン・マキ&OZ

カルメン・マキ&OZ

 

 

ベスト・オブ・カルメン・マキ&OZ

ベスト・オブ・カルメン・マキ&OZ

 

 

いろんな世界があるものですね。楽しい1日でした。おしまい。

 

 

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