神保町記事を続けて書いておきながらあれですが、昨年までの神保町界隈出没から変わり、今年にはいって九段下に移ってまいりましたの。
まあ、たった1駅しか違わないんですけどね。地下鉄で1分、徒歩でも5〜6分しか変わりません。ですが、たかが1駅。されど1駅。神保町の地下鉄駅は本がデザインされたパネルでしたが、九段下は四季のパネルなんです。え?そこどうでもいい?
「冬」。パネルだけではなく地図の真ん中を通るオレンジ色の線(首都高速)を境に、文化圏がグラデーション的にじわっと変わっていくのを肌で感じます。ほんとに。「本当に」とか「絶対」とか言う人のことはたやすく信用しない方がいいですけどね。
九段には神保町ほどカレー屋さんも本屋さんもありませんが、代わりといってはなんですが、武道館と靖国神社があります。神保町のラーメン二郎に並ぶ殺伐とした男衆の代わりに、九段には某有名私立小学校のお迎えに向かう黒いコートを着たいい匂いママがいっぱいいる感じ。紳士達はお帽子をかぶった昭和風が多い気がします。ツイード率も高いです、もちろん。
写真はこちらより昭和モダン好き 2012年12月
九段下の交差点、信号待ちをしながらちょっと気になったのがこちらの会社「旅人」
なんかステキな名前の会社です。家に帰ってからワクワクしてHPを検索したら、ITに関するシステムソリューションなんちゃらですって。あら…、思ってたのと違う。しかも会社名「たびびと」じゃなくて「たびと」だったし。
こちらも気になってるところ。駅の真向かいにある郵便局と同じ建物の青年寮。青年寮って響きが、なんか、きゃー。こんなところの写真撮ったりして通報されたりして。「無断入寮禁止」の張り紙が一層ワクワクします。ダメって言われるとね、余計にね。ふふ。それにしても、職住近接どころか、職住一体。通勤ラッシュの心配もいらないし、残業し放題ですね。
あ、おしりの黒い可愛い子発見。
ついていきます。その先には、
スマホの小さい画面で見ている方のためにアップもどうぞ。いらない?
「ご自由にどうぞ」と白いお皿2枚。…と言われましても。どなたかご自由にされた方は現れたのでしょうか。
すぐお隣の神保町と九段下。私の目には全然違って映っていたはずなのですが、こうやってブログに書いた九段下を見ていると、なんら変わりないように見えるのはなぜでしょう。むしろ、九段下である必要すらないところばかりフィーチャーしている気がします。個人の感想って、ほんとうにあてにならないものですね。
そんなわけで(?)九段下に来ました。どうぞよろしくお願いします。