この喪失感、なんなんでしょう。
そう、これはプリンスの話。
と言っても、わたしプリンスのファンでもなんでもないんです。自分でCDを買ったこともないですし。持っているのは友達から借りたり、TSUTAYAさんからレンタルしたもののみ。プリンスってありとあらゆるジャンルの曲があるので、好みの曲と、まったくノーチェックの曲があるんです。むしろ知らない曲の方が多いかもしれません。
それなのに、それなのに。なんでしょうこの喪失感。今までも多くのアーティストや芸能人の訃報はありますが、こんなに空っぽの気持ちになったのは初めてです。
金曜の朝のこのニュースの後は、喪に服すために自主的にお休みしようかしらと真剣に考えたほど。はあ。はああ。はあああ。
そんなわけにもいかないので、この日はプリンスを聞きながら出かけました。きっと朝の地下鉄の中プリンスを聞いていたのはわたしだけじゃないはず。
はああ。ため息をつくと、Endorphinmachine/エンドルフィンマシーンの前奏がかかりました。以前はよくテンションを上げるためにこれを熱唱しながら仕事に行きました。そんなどうでもいい話を前にブログに書いたこともありました。はあああ。
まわりには本当にすごくプリンスを好きな人が結構いたので、無理やりのように聞かされたり、語られたりもしました。わたしも好きな曲はとても好きでしたし。だってかっこいいですもん。
…それにしても、初めて感じるこの喪失感。どうしたらいいでしょう。そして、プリンスでこんな気持ちになってしまっているのに、本当に好きな人の訃報を聞く日がきてしまったら…。どうしましょう。想像がつきません。
去年のグラミーの時のパフォーマンスをテレビで見たときに、もし次に日本に来ることがあったら見に行きたいなあと思ったんですけど、叶わぬ夢となってしまいました。
ああ、あの圧倒的なライブパフォーマンスと、トークショーやインタビュー番組で見る声のちっさいプリンスのギャップ、結構好きでした。
安らかにお眠りください。
それにしても、ニュースで見たり聞いたりすると「歌手のプリンスさん」とか「アメリカの人気歌手、プリンスさん」という表現にとても違和感、…感じますよね。ふふ