暑くてベタベタシーズンの到来とともに、アジアン料理な気分もやってきました。やっぱり食べたいごはんって気候とかいろいろセットなのでしょうか。
もうけっこう前のことですが、「カオソーイ」について書かれた記事を読み、どうしても食べてみたくなり、カオソーイの生まれ故郷、タイのチェンマイへと出かけたことがあります。
ターペー門、チェンマイ
この時もぷらっとひとりでマイレージでお出かけ。そんなことを知らない仙台の友人から「今なにしてる?みんないるんだけどこない?」と電話がかかってきた時、わたしは暑いチェンマイの夏空で、ソンテオという乗り合いのミニバンの中で学校帰りの小学生とふたりで座っていました。「ごめん今日は用事があるからまた今度ねー」と切ったのですが、今どこにいるのか、距離感がわからなくなり、不思議な気分になったことを覚えています。
ぴくりともしないお坊さん、チェンマイのお寺
PLEASE DO NOT TOUCH
これ蝋人形でしょう、と思うほど生きてる感のないお坊さんでした。コチョコチョっとして確かめたくなります。ここにくるまでどれだけの煩悩を昇華させてきたんでしょう。どうしてもコチョコチョしたい煩悩と戦うわたしには達っすることのできない境地です。
さて、本題のカオソーイ。カオソーイとは、チェンマイ名物のカレーラーメン。スープはレッドカレーベースでココナツミルクが入ってもったり、ナンプラーがふわっと香ります。麺は太めの卵麺、さらにトッピングに揚げた麺が乗っている二階建て。揚げ麺の食感がまた楽しい。
ネットのまとめ記事にある有名どころから、トゥクトゥクのおじさん、ホテルの人におすすめしてもらったカオソーイ屋さん、チェンマイ滞在中にせっせと通いました。
例えばこんなお店たち
そこで最初に戻るのですが、暑くてベタベタなシーズンの到来とともに、急に食べたくなった「カオソーイ」。意外にも近くにカオソーイが食べられるお店があるということで行ってきました。「東京カオソーイ」という、九段下駅近くにあるいい味の小さなお店です。
お店に入ってマスターらしき男性に「カオソーイいけますか?」と聞くと、なんかちょっとびみょうな間。あらっと思ったもののすぐに「あ、ああ食べていかれますか?」と言われたのでそれっきり気にしませんでしたが、記事を書くので食べログを見たらわたしの入った時間、思いっきり営業時間外でした。ひっ。マスター、大変失礼しました。でも特に「すみませんね、終わっちゃったんですよー」とか「ランチは終わりましたが特別にいいですよ」とかあえて言うこともなく、ふつうに美味しいカオソーイを食べさせてくださったマスター、ステキです。次は営業時間ないにお伺いしますね。
さて。本日 is the day。
そう、コパアメリカ ファイナルです。ぷるぷるぷる(武者震い)