いい年をして、無理とか言うのも恥ずかしいのですが、キライを通り越して無理なものがいくつかあります。食べ物の話です。
多くの食べ物は、長い年月をかけて嗜好が変わったりで、嫌いだったものがむしろ好きになったり、好きとまで言わなくとも普通に食べられるようになっていくものですが、最後に残ったいくつかは、月日の洗礼にも微動だにすることなく、もはや嫌いを凌駕する存在となっています。おそらくこの先、ソレがわたしの口を通過することはないと思われます。
ソレがこんな姿になっていると知り、見に行ってきました。
西荻窪にあるパイナップルラーメン屋さん、「パパパパパイン」です。看板に「ラーメンの中にパインがはいってもいいじゃない？」とありますが、よくないでしょう。ラーメンにいろんなもの入れるの、本当にやめてほしい……と思うわたしの心が狭いのでしょうか。
なかなかの人気店のようで、美味しいからか、興味本位なのか、おそらくその両方だと思いますが、結構な人が並んでおられました。
わたしは全く持ってパイナップルがだめなので、ただの野次馬です。ラーメンが食べたくて検索したら結構いろんなサイトに引っかかるので、それはもう好奇といいますか、ショックが大きすぎて、見に行っちゃいました。
恐怖っ
この時点で9月半ばでしたけど
まさか、メメメメメロンをラーメンに？
もういろいろムリ
パイナップル嫌いについてですが、なぜなのか理由はわかりません。物心ついた時には既に匂いも味も無理でした。生、缶詰、お菓子、ジュース、どの形をしていてもだめ。といっても、レモンドロップと間違えてパイナップル味を口に入れてわあああああっとパニックになった時以外、口の中にパイナップルを入れたことはないので、味とかよく知らないんですけどね。
見た目はあんなに可愛らいしいのに。黄色くって、丸くって、トゲトゲ、ゴツゴツなのに、中はジューシー。あら、良さげ。なぜ無理なのか、わたしも知りたい。
西荻で行列のできるラーメン屋さんと言われるだけあり、カップラーメンにもなっていました。おそるべし、パパパパパイン。
実際に食べるのはムリですが、夢の中でなら一回くらい試してみたい気がしないでもない。
