2013年の夏、建て替えの為に取り壊しの決まった神保町の小学館ビル。小学館ゆかりの漫画家たちが、小学館ビルの壁で「大落書き大会」を開いたというニュース記憶されている方もいるのではないでしょうか。
あの時のニュースのあのビルが出来上がっていました。
三度の飯よりビルが好き。特に新しいビルには目がないわたくし、さっそく行って参りました、小学館新本社ビル!……新しいビルなんて好きでしたっけ。ん?
失礼しました、たまたま通りかかっただけです。「あああ、あのニュースの!」となったのでちょっと盛ってみました。おお、と眺めていると華やいだ一角が目に入りました。
小学館がカフェもやってる!大手出版社のカフェ!と、早とちりましたが、こちらは元麻布からスタートし、盛岡や呉など、渋い路線で国内外に12店舗展開しているコーヒー屋さん『ミカフェート』の一番新しいお店『Mi Cafeto Hitotsubashi』でした。
(小学館のコーヒー屋さんとはネタになる)なんて色気を出した自分がちょっと恥ずかしい。こちらと小学館とのつながりは、オーナーのコーヒーハンター川島氏が、ビック・コミック・スピリッツで現在連載中の「ぼくはコーヒーが飲めない」という漫画の監修をされている方なのだそうです。
小学館ブレンド (400 yen、セット・おかわり200 yen)
サイトにも「世界最高品質の」とうたっているだけに、もちろんシングルオリジンの豆ものもありましたが、まずはやっぱり「小学館ブレンド」を。マグで出てきました。おっきい。
ファッション雑誌の編集者(かどうかは知りませんが)のような、ひときわ華やいだオーラをまとったステキ女性たちもちらほらと。どうでもいいような情報ですが、ステキ女性はみなさん長財布をご愛用のよう。お財布もキラッキラしてました。
直接カウンターでオーダー。ランチメニューをみるとごはんものばかり。おコメを食べない人種のわたし、一瞬ひるみます。かたまっていると、コニュニケーション能力の高そうなステキ男子が「パンのメニューはこちらになります」とさりげなくひとつだけあるパンメニューを教えてくれました。ステキ男子は気も利きます。
説明を見るとサンドイッチのようですが、その名前がランチにもかかわらず「真夜中/メディアノーチェ(スペイン語)」。
ランチらしからぬそのネーミングに、ひとりでツッコミをいれそうになりましたが、グーグル氏に聞くと、ポーク、ハム、マスタード、スイスチーズ、ピクルスを挟んだキューバスタイルのホットサンドだそうです。ここのお店はスイスチーズではなく、チェダーでした。
チーズの入ったホットサンドは、とっても大好きな食べ物のうちのひとつです。こちらも美味しい!…のですが、ポークかハムはひとつでよかった。(スイートな価格だとなおよし)個人の見解です。
それにしてもなぜランチメニュー(お昼)にメディアノーチェ(真夜中)チョイスだったのでしょう。機会があったら川島氏に伺ってみたいです。