ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

二世の仙台弁と仙台弁こけし

 

転勤者がそのまま定住するケースが多い都市がいくつかありますが、仙台もそのひとつ。また、東北の中心都市ということと、学校が多い都市ということもあり、進学などで仙台に来てそのまま就職、そのまま定住というケースも多いようです。

 

このような場合、移住者の第一言語(または方言)は仙台弁ではないため、移住者の家庭において話される言語は移住者の第一言語または、いわゆる標準語です。

 

わたしの実家もそういう家族のひとつ。転勤族ということと、両親の第一言語が字幕必須なこともあってか、家で使われることばは標準語(風)でした。仙台に限ったことではありませんが、移住者(一世)のこども世代(二世)にはそんな家が多いのではないでしょうか。

 

この「標準語(風)」というものがなかなかクセもので、本人は標準語だと信じて疑わなかったものが実は違った→キャ(赤面)なんてことがけっこうあります。

 

ジャス

いづい

なんだりかんだり

 

上から順番に、中学生の頃に標準語ではないと気がついたもの、高校を卒業して初めて知ったもの、つい最近まで標準語だと思っていたものです。

 

これらの意味はこんな感じ。

 

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先日仙台の東急ハンズで見かけた仙台弁こけし手ぬぐいです。仙台の思い出にぜひ。オフィシャルサイトもありました。URLが「こけし.com」じゃなく「こけす.com」になっているところがいきなり(=とっても)カワイイ。

 

「ねっぱす(動詞)」「ねっぱる(形容詞)」も標準語だと思ってたー、と友人が言っていました。いや、普通に違うでしょう。

 

夫がちょいちょい「いづい」を使ってくるのですが、言いたいだけなので、使い方がいつもちょっとズレています。そんな夫は関東なので自分では標準語だと信じきっておりますが、夫の両親が島根、つまり彼も二世なので、単語やらイントネーションやら島根風味の標準語なんですけどね。