今日が寒さの底に違いないと、なかば祈りにも似たような気持ちで毎日を過ごしています。
行ってみたい国や地域の中には極寒の地もいくつか並んでいるのですが、寒いのが全くもって苦手なのが困ったところ。寒い時期を避けるとなると、夏しかないわけですが、夏は夏で一番好きな季節なので、年に1度しかまわってこない貴重な夏を、夏らしくない地域に使っていいものか実に悩ましい。
行ってみたい寒冷地候補のひとつがロシアです。ひと昔前と比べるとはるかに旅行しやすくなったというロシア、是非とも行ってみたいです。国が巨大過ぎて、どこから手をつけたらいいのかにも頭を悩ませるところ。あのトリッキーなロシア語にもとっても興味があります。そんなことを考えながらお昼休みに神保町の本屋さんに向かうと、本屋さんの手前にロシア料理店がありました。
寒い日のロシア料理、美味しさが胃袋にキューっと染み渡るに違いありません。本当は別のキューっとくる液体を喉の奥に流し込みたいところですが、この後仕事に戻るのでガマンします。こういう時、顔に出ない人って羨ましい。わたしも弱いわけではないのですが、キューっとしたらキューっとした分だけ顔に出ます。残念。
カラフルなのにシック
馬人?
ロシア方面出身のお姉さんたちがお料理を作ったり、サーブしています。ロシア人のイメージ、美人(イケメンのイメージはない)、笑わない、角度が違うけどすごくロマンチスト。わたしの独断と偏見。大きく外れていないような気はするんですけど、どうでしょうね。
ストロガノフ
いろんなランチメーニューがありました。キャベツのサラダと、パンとスープ、そして好きなメインを選ぶランチ。わたしはストロガノフにしました。これ絶品。 小さな壺に入ったスメタナ(サワークリーム)をもりっと乗せていただきます。濃ゆいホワイトソースと柔らかいビーフ、ソースをつけて食べるパンが美味しくないわけがありません。
ストロガノフと言えば、名前からしてロシアっぽいですし、ずっとロシア料理と認識していたのですが、ブラジルでもブラジル料理としてストロガノフの地位がしっかりと確立されていました。ロシアのストロガノフはビーフが主流ですが、ブラジルのストロガノフのメインストリームはチキン、ソースは生クリームとトマト缶(またはケチャップ)。これはこれで美味しいです、もちろん。
ロシア料理って何にでもキャベツが入っているイメージですが、ストロガノフには入ってないですね。寒さが美味しさのプラスになるお料理のある国っていいですね。日本の鍋料理とか、ロシア料理とか。
ロシア料理店を後にして、寒さの中を歩いているとマトリョーシカと目が合いました。こちらはロシア語専門の本屋さんのようです。さすがは本の街神保町です。カバーしていない分野なんてないのでは?
マトリョーシカ欲しいな
ロシア語習いたいなあ
ロシアのイメージって……と、イメージだけでしか話せないほど、あまりロシアののことを知らないのですが、逆を言えばイメージだけならたくさんある国です。
ロシアに行ける日はやってくるのでしょうか。(ワールドカップに行きたい)
別のロシア料理店の話
whostolemysheep.hatenablog.com