ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ディーパー・アンダーグラウンド、下町の下の街 ー 浅草地下街

 

地下街の回 もくじ

 

仙台ではない

地下街で思い浮かぶのは、札幌の地下街とジャミロクワイJamiroquai。彼らを日本で有名にした「ヴァーチャル・インサニティー/Virtual Insanity」という曲が、札幌の地下街に着想し書かれたという話です。壁?床?が動く狭い部屋の中で、ヴォーカルのJKが歌って踊るミュージック・ビデオに見覚えのある方もいらっしゃると思います。

 

彼らがツアーで行った冬の札幌で、街にはほとんど人がいないのに、地下に降りたら、そこにもう一つの巨大なニッポンが地下で動いていて、その狂気な感じに度肝を抜かれて作った曲とのこと。コーラス部分の最後にその片鱗が、 "Now there is no sound for we all live underground" 。Youtubeにもあがっている東京ドームのライブでもこの話をしています。

 

なのに!20周年の時に出したベストアルバムのJay本人の解説の翻訳によると、なにがどうなったのか「仙台の地下街」となっているんですよ。札幌の記憶が仙台にすり変わっちゃったのでしょうか。個人的には仙台でも全然OKなのですが。(仙台に地下街ないですけど)

 

この曲

 

横浜で大泣き

地下街とつながる一番古い記憶は、小さな頃横浜に住むおばのところに遊びに行った時のこと。その日はいろいろなところに連れていってもらい、たっぷり遊んだ最後に、横浜の地下街でみんなで食事をしました。

 

なんにせよ子どもなので、おとなしく座っていられなかったのか、食事が好きではない子どもだったからか、理由は覚えていないのですが「おトイレに行く!」とかなんとか言って、ひとりでレストランを出て行きました。

 

知らない街の知らない地下の街。わくわくして歩くも長くは続かず、戻ろうと思った時には、どこから来たのか、どこに戻ればいいのか、まったくわからなくなっていました。

 

迷子になるって本当に怖いですよね。どこかわからない。もう絶対お母さんに会えないかもしれない。死んじゃっても誰も気がついてくれない。考えられるありとあらゆる最悪の事態が、次々と襲ってきます。結果、大泣き。

 

今でも横浜、地下街、迷子、ギャン泣き…が連想ゲームのように時折浮かびます。

 

日本最古の地下街、浅草地下街

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2014年にそれまで日本最古の地下街だった銀座の地下街の最後のお店が閉店した後、現在の日本最古の冠をかぶるのが「浅草地下街」です。日本で三番目にできた地下街だそうです。写真でわかるかあれですが、むわわわわわ〜んという気のようなものが、地下から漂ってきます。いわゆる「普通の」地下街とは、どこか一線を画している、ちょっと異様な空気。これが日本最古の香りなのでしょうか。ちょっと覗いてみるとこんな感じです。

 

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ちら

 

最初からパンチの効いたお出迎え。おじさまの片手のグラスは、水…ですよね。わたしの好みかといわれると、ちょっとジャンルが違うのですが、ものすごくそそられることは確かです。端から端まで歩いてみようと思います。

 

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階段を降りるとすぐに地下鉄銀座線の改札

 

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むき出し感

 

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700円、一流技術者…お、おう。

 

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タイ料理屋さん

 

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お寿司屋さん

 

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駅より安いコインロッカー

 

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体が10分で…どうなっちゃう?!

 

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癒される

 

端っこまで写真を撮りながらでも5分程度、普通に歩いたら1分かからずとも通り抜けられそうな距離です。規模は小さいながらも、迫力のある地下街でした。

 

f:id:pucayu:20170927222018j:plainお気をつけください

 

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最近晴れていたのに液体が漏れています

 

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出てきました

 

ふう〜。途中からは焼肉屋の煙が白く充満し、苦しくて逃げるように地上に戻ってまいりました。地上からの距離以上に深い、ディープな世界。いつもは人ごみで息苦しく感じる浅草界隈ですが、地下からくると爽やかな草原のような風が吹いていました。

 

身近な別世界でした。

 

 

 

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