鹿児島は、想像以上の大都会でした。というのも、先に種子島ののどかさを満喫してきたせいだからと思うのですが、ナビなしで迷わずどこでも行ける種子島から入った鹿児島は、ひかり輝く大都会でした。
そしてちょっと不思議な感じのする街だったのも印象的。鹿児島に限らず、どこの地方でもその地方独特なものがあり、いつもはそれを「違い」として認識するのですが、鹿児島ではその違いが「ちょっとした驚き」レベルでたのしかったです。
鹿児島の人たちの声の落差がすごい。特に興奮しているとかいうわけでもなさそうなふつうのおしゃべりなのに、高いところから低いところまで、かなりの音域を使って喋っているのに驚きました。そうは言っても街なかなので、かなりニュートラルな鹿児島弁だとは思うのですが、イントネーションやピッチのせいで、女子高生が一気にわーわー喋っていると、外国語を聞いているようでした。
鹿児島でごはんを食べに行く時、他の街に行く時と同じように検索してみたところ、うなぎ屋さんがちょいちょい。鹿児島ってうなぎが有名なの?うなぎといえば、静岡、名古屋と勝手に決めつけていましたが、その上をいくうなぎの養殖日本一が鹿児島なんですって。…んだもしたん!(えー知らなかった!)
おみやげにはさつま揚げセットを買って帰りました。ビールといろいろなさつま揚げ。美味しかったです。おみやげ屋さんのトップランナーはやはり西郷さん。クラフトビールも焼酎も、お芋タルトやおせんべいもみんな西郷さん。
職場へのおみやげは「かるかん」と「かすたどん」とどちらにしようか迷って、仙台銘菓「萩の月」風な「かすたどん」にしました。ホテルのおやつでも、バラ売りのかすたどんとコンビニのコーヒーを飲みました。
職場に「かすたどん」を持っていくと、鹿児島出身の方から地元民情報を教えてもらいました。その昔、「かすたどん」のCMをやっていたのが、当時中学生くらいの浜崎あゆみというではないですか。
人も街も、過去、現在、未来、いろいろですね。
九州に1年くらい住んで、のんびりと各県をまわってみたいものです。