以前、父のセンスをディスるブログを書きました。
whostolemysheep.hatenablog.com
自分の身の回りに関して趣味が悪いぶんには自分の範疇に収まる話なのでまったく問題ないのですが、他人が絡むとなると若干話が変わってきます。例えば、おみやげやプレゼントの趣味が、根本からズレている人とか。本人はめいっぱいいいもの選んだ気になっているのに、受け取る相手にまったく伝わらないとか、気持ちはわかったけど気持ちだけ受けっとっておくわ(むしろそんなものをよこしてくれるな)とか。
そこまで趣味の悪い人ってそんなにいないのかもしれないですね。今まで家族(除く父)や友人、周りの人からのプレゼントやおみやげって、センスがよかったり、知らないものでうれしかったり、欲しかったけど自分ではちょっと悩んで買えなかったものだったりと、とにかく嬉しいものばかりです。
一方、センスの皆無な父の血を濃く受け継いでしまったわたしのプレゼントも、自分でいうのもあれですが、結構残念です。父より若干救われているのは、自分にその自覚があるということですが、自覚するのは大抵プレゼントを渡した後なので、結果だけをみると大差ないのがさらに残念です。
先日、仙台に帰っていた時に高校の友人と会ったのですが、その時にわたしが彼女にあげたというハンカチの話をし始めたのです。「いつも小さいハンカチを使っているから大きいハンカチをどうぞ」と言ったとか言わないとか。その理由もいまひとつ怪しいニオイを感じますが、まったく記憶にありません。
そのハンカチを持ってきた理由というのが、サイズが大きいので娘のお弁当を包むのにちょうどいいと思って使ったら全力で拒否られ、じゃっかんトラウマになったという出来事が家で起こり、思い出して持ってきたというではありませんか。その残念な理由。
わたし……、はずかしい。高校生の自分を呪いたい。