中国といえばお茶の国ですが、コーヒーも作っています。国内のコーヒー豆の95%は、日本でも人気のプーアール茶の産地として有名な、雲南省でコーヒーの栽培が行われているそうです。
雲南省ってどこにあるんでしょう。雲南料理は食べたことがあるのですが(おいしい)位置関係がパッと思いつかず検索してみると、もうほとんど東南アジア。
上海コーヒー部としては是非とも雲南コーヒーは試しておきたいところです。雲南コーヒーを自家焙煎をしているカフェ、ということで「Café del Voclán(カフェ・デル・ボルカン)」に行ってきました。
お店があるのはフランス租界エリアの永康路(ヨンカンルー)。カフェ、バー、レストラン、雑貨、パンなど、小さなお店が並んでいます。平日の昼間なので静かな通りですが、平日夜や土日には、歩道はオープンカフェとなり、地元の若い子たちと上海在住外国人が集まるストリート。
カフェ・デル・ボルカンは、2、3人が座れる程度のテーブルが2つ、それほど大きくはない焙煎機がある、小さなお店。ふー、コーヒーの良い香りに癒されます。
コーヒーは、ドリップ、フレンチプレス、エアロプレスで淹れてくれます。エアロプレスのコーヒーも飲めるってなかなかない気がします。もちろんエスプレッソも飲めます。ラテにどこの牛乳を使っているのか見るのを忘れました。
メニューには、この日は雲南コーヒーを含む6種類の豆があります。焙煎日も書いてあるところもよい。豆は250gあたり88元(約1,496円)〜132元(約2,244円)となっています。ちなみにわたしの消費ペースは1週間250gくらいです。いらないですか、この情報。
この週は、初の雲南コーヒーを飲んでみました。ここの雲南コーヒーは、プーアール産、豆は小さめで、ローストは中深、ドリップでいれて飲んでみました。美味しい香り。味は、わりと軽めというか、スッキリした飲み口。ん?あまり特徴のない感じ?シングルよりも、ブレンドに向いている豆なのでしょうか。というのは好みの問題かしら。
別のところの雲南コーヒーも飲んでみたいと思います。
上海市徐汇区永康路80号(近襄阳路)
80 Yong Kang Lu (near Xiangyang Lu)