そろそろ本当に危険かもと使い続けたiPhone 5s。来週は新しいのを買おう、来週こそは、だましだまし使っているうちに日本に帰ることになり、日本にいる間だけでも持ちこたえてくれれば後はどうなっても……と祈るような気持ちでおりました。
日本にいる間、わたしの手の中で「ぷくっ」とさらに膨らんだiPhone 5s。手の中でiPhoneが膨らむあの生々しい感触を忘れることはないでしょう。
こうなったら行き着くところまで見届けようかという好奇心がよぎったのですが、いろいろと不都合が起こって手遅れになっても困るので、我が5s、丸5年間のわたしのiPhone人生をご卒業される運びとあいなりました。
そして上海のアップルストアでニーハオしたのが、日本でも中国でもどうやら不人気なiPhone XRです。
最寄りのアップルストアで「これください」とお願いし、お支払いをしたら完了です。お支払いは現金、クレジットカード、アリペイ(支付宝)のみ。
XSとMAXの発売当時は店頭での販売はなくウェブ上のアップルストアに誘導されていたのですが、今は予約も不要ですし、店頭でぷらっと買えます。
MacBookを使っているので他の選択肢はあまり考えたこともなく、雰囲気で使えるであろうiPhone一択。さらにSIMカードを2枚挿したいので、Sの選択肢はなく、デュアルSIM搭載の、中国本土版(か香港版)のMax または Rの二択。
いつ「ぽふっ」となって使えなくなるかわからないのご老体5sのことを考えると、次の発売時期まで見送る選択肢もなく、迎え入れたRです。
間違い探しのような写真ですが、このSIMスロットの一方に日本のSIM、一方に中国のSIMを入れています。どっちの番号も使えるって便利。……と言っても日常的にはどちらか一方しか使わないのですが。
ほんのわずかな機能とアプリくらいしか使っていないわたしにとっては十分すぎるハイスペック商品なので、とりたてて何の不満もありません。いつ落とすかとハラハラさせるトゥルトゥルな質感、片手では捌き切れないサイズ、どっしりとくる重さが不安材料です。
何にせよ、ここ数ヶ月の不安材料だったスマホ問題が解決したので、広告費0で濃厚だけど重くないチョコレートの美味しさだけで勝負しているということで各方面で話題の、シンガポールのチョコレートケーキの専門店、awfully chocolateでケーキを買って帰りました。
奥にのケーキ台にあるダークとホワイトチョコレートのミルフィーユ、クレームブリュレと、フラワーレスチョコレートケーキをお持ち帰りました。美味しかった。
家でサクッとバックアップを取っているデータを移し替えて……と思ったら、5sのiOSのバージョンが12.1、XRは出荷時の12.0だったので「このiPhoneのバージョンは古すぎるため……」なんてエラーメッセージが出て怯えましたが、XRも12.1にしてからもう一度移し替えるということでことなきを得ました。
ショックだったのは、全99レベル、各レベル100題ずつあるパズルゲームアプリのデータがキレイに0に戻っていたことくらいでしょうか。ちなみにレベル99の33題目をクリアしたところでした。このアプリは5sで残りを片つけ、もう新しいスマホではやらないことにします。
基本的にルーズで中途半な性格ですが、こういうのは1から順にキレイにしていきたいタイプ。他の分野で是非生かしたい性質ですが、なかなか……