中国人大好き、ベイハイダオ!ベイハイダオとは、みんな大好き「北海道」のコトあるよ。ベイ(北)ハイ(海)ダオ(道)!
しょうがないのですが、なんでも中国語読みなのほんとうに困ります。音がわからないこの苦しみ。むきーっとなります。でも北海道はよく聞くので覚えました。
昨年末に発表された、バイドゥ(中国のグーグルのようなもの)の最新レポートでは、東京をも抜いて3位に浮上した北海道。もうすぐ始まる春節(旧暦のお正月)の大型連休でも、きっとたくさんの人が遊びに行くのでしょうね。
下は中国大手のネットマーケットアプリと、レストランやデリバリーアプリの検索結果。北海道で検索するだけでも、たくさんの「北海道」がヒットします。
乳製品系のスイーツ、特にアイスクリームとチーズケーキについては「北海道」とつけておけば外さないでしょう、と思っているふしも。「マツコ・デラックスが絶賛」とポップをつけておけば売れるのと同じです。
日本のチーズケーキブームの一翼を担う小樽のルタオも、上海の富裕層や外国人観光客にも人気の世界のグルメやスイーツが集まる新天地エリアに昨年路面店をオープン、デパートなどにも出店しています。
王道の北海道みやげは、今や日系のお店以外でも、輸入食品を扱うお店であればどこでも手にはいるようです。ベイダイハオ LOVEが止まらない。
中国において、北海道の王道スイーツといえば「白い恋人」。日本語で検索してもヒットしない。なぜ。出てくるのはこちらばかり。
もう無意識に「白い恋人達」で検索していました。やだー。北海道のほうは「達」がつかないのですね。ちなみにこちらの元ネタは北海道の「白い恋人」ではなく、フランス映画の「白い恋人たち(原題:13 jours en France)」だそうです。
もちろん、ベイハイダオ LOVEの中国でも、パクリ、もとい、リスペクト製品はいろいろあります。名前だったり、商品そのものだったり。
ちなみに魔都とは上海の意味です。
上海のおみやげにこれを持って帰ったら、どんなリアクションがもらえるのか。試してみようか、やめておいた方が良いか……。悩ましい。