「上海マート」という名前を聞いて「それは『上海マート』という名前のスーパーマーケットだろうな」と思ったわたし。そんなに悪くないアイディアだ思うのですが、これがまったく違ったのでした、という話。
先日領事館に行く用事があり、地図を見ると領事館のところに「上海世貿大厦(商城)」の文字。これを検索すると「上海マート」と日本語の文字が出てきたので「あ、スーパーなのね」と思ったわたし。なんの疑いもなく。そして日本語で出てきたことから、日系のスーパーマーケットがあるのかなと思い込んでいました。
せっかくだから寄ってみよう。
なんか思っていたのと雰囲気が全然違う。ちなみに日本領事館の別館は、左奥に見えるタワーの13階に入っています。
あららら、なんか違うなーと思いながらも、上海マートに入ってみました。
ああ、これ多分、いや絶対スーパーマーケットではない。改めて検索してみると、確かに上海マートで間違ってはいないのですが「上海世界貿易センター」という名前もあるじゃないですか。
上海マートは1999年より運営を開始、総建築面積28万平方メートル、常時展示(Mart)、展示会サービス(Expo)、ビジネスオフィス(Tower)の三つの業務セクションから構成され、国内外において影響力のある国際レベルの専門展示貿易センターである。
全然スーパーマーケットではありませんでした。が、せっかくなので見学してきました。
オフィスがショップのようになっていて常設の展示を行って商談ブースのようになっていたり、ショップそのものとして小売をしているところがあったりと、面白いといえば面白かったです。
スーツの生地を扱うオフィス、陶芸品、サプリメント、カバン、文房具、電化製品、などなど、ありとあらゆるオフィスが入っていました。「上海マート」という名前ではありませんでしたが、輸入物の食品やお酒、日用品を扱うスーパーもはいっていました。
以上、上海マートでした。
(上海マートって聞いたら、やっぱりスーパーかなって思いますよね、ごにょごにょ……)