フーコック島でリゾートが建設され始めたのは2012年頃とのことですが、世界有数のビーチリゾートを抱えるベトナム。リゾート感とローカル感が絶妙なバランスでブレンドされたリゾート開発のノウハウをお持ちなのか。
リゾート開発の末結果ガッカリ……な先人の過ちを繰り返さない聡明さと勤勉さのおかげか、ガチ感のない、洗練されつつ行きすぎない、愛されリゾートがベトナムには多い気がします。←100%わたしのひいき目線コメントです。
今回泊まるホテルを探す際に絞った項目は、1)プライベートビーチ、2)プライベートビーチ、3)プライベートビーチ。なんにしてもプライベートビーチのあるホテルを所望。できれば大型ホテルよりヴィラタイプがいいかな、というイメージ。
探し始めた頃にはかなりの部屋はすでに予約で埋まっていて、春節バケーションをなめていたなと気がつきました。次は気をつけよう。
そして、残り少なくなったいくつかの候補の中から、最後はえいやっと選んだのがこちら、チェン・シー・リゾート&スパです。
Hotel | Chen Sea Resort & Spa | Villas resort in Phu Quoc Vietnam
大き過ぎないヴィラタイプのリゾート。2日目にはスタッフも宿泊客もなんとなく把握できるくらいのほどよいサイズ感。
毎日お天気が良く、最高気温が32度、最低気温でも27度というわたしのベストコンディション。極楽です。
旧正月を祝う各国から、バーケーションを楽しむ人たちが集まってきていました。客の出身国まではわかりませんが、日本語、韓国語のアジア言語をはじめ(地元ベトナム語も、民族大移動中だった中国語も聞かなかったかも)、フランス語、英語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語が聞こえていました。フランス語が一番多かったところがベトナムって感じがします。
そんなお客さんにまざって、こんな方達も可愛かった。
ヤモリたち、なんでも食べるわけではないようで、羽アリは見るけど食べず、蚊やハエは好物のよう。獲物が射程距離に近づくギリギリまでじっと待っち、今と思うと一気にグワっと行くところが勇ましかった。辛抱強く待ち続けるヤモリを、こちらも辛抱強く眺め続ける。ああ楽しい。
バーで食事をしていると、当然のように足元にやってきて、静かにおねだりしてくるネコさんも可愛かった。ドリンクだけのお客さんは見向きもせず、フードをオーダーしているところにしかこない。ネコって、どの国でもネコですね。
働いているスタッフもみなさん気持ちのいいひとばかりでした。キビキビしていたりなんてことは全くないのですが、あの気持ち良さはなんでしょう。
滞在している人たちが気持ちよくいてくれればいいですね、くらいの気張りすぎない心持ちがほどよいのでしょうね。いろいろおおらかでとても気持ちよかったです。
おおらかと言えば、このくらいのことも全然気にしない。
もう少しつづく