ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

本を読む、フーコック その5

 

テーマはフーコックからどんどん遠ざかっておりますが、本日はフーコックで読んだ本のこと。

読書は紙派、と言いたいところですが、わたしくしKindleに魂を売り渡して数年が経ちます。まずはKindleで探すようになってしまいまして、なければかなりの確率で諦めます。諦められずどうしても欲しい場合のみ紙で購入したり、運良く図書館にあれば借りたり……となってしまいました。

自分がKindleで本を読んでいる隣で、颯爽とカバンから紙の本を出して広げられたりすると、ちょっとハっとします。後ろめたいわけではないのですが、そうでもないとも言い切れない。

いやいや、Kindle軽いし、場所取らないし、お手軽だし、何と言っても夜のビーチで本が読めるのはKindleならではの特権です。

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プールで読書も良かったです

わたしの読む本の傾向は、小説がほとんどで、次に旅行紀、その次が絵本。翻訳本が7割、日本人の作家3割です。そして、日本の作家となるとほとんど決まった作家に偏っているようです。

そこで今回は「現役日本人作家の小説」を読もうと思っていました。

 

本屋さんでプラプラしながらのジャケ買いが好きな本の買い方なのですが、Kindleで読むようになってからそういう機会はだいぶ減ってしまいました。

本屋に行く、装丁が気になって写真を撮る、家でKindleを開いて……ということも稀にはありますが、何工程もあると本屋で感じた「あ、この本読んでみたい」という気持ちはしぼんでしまうんですよね。

他の方はどんな風に本を読んでいらっしゃるんでしょう。

 

さて、ビーチで読んだ本、作家名あいうえお順です。

海の見える理髪店 (集英社文芸単行本)

海の見える理髪店 (集英社文芸単行本)

 
蕎麦ときしめん (講談社文庫)

蕎麦ときしめん (講談社文庫)

 
ハサミ男 (講談社文庫)

ハサミ男 (講談社文庫)

 
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 
コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

 

 

今回は上記にあげた「現役日本人作家の小説」かつ、作家名または本のタイトルを聞いたり、見かけたことがあるけれど読んだことはないというものから選んでみました。

どれも面白く、興味深く読みました。読む前はレビュー等は読まずに購入し、帰ってきた今ぼちぼちと他の方の感想を読んでいます。

レビューの内容って、大きく分けると0か1のどちらかですが、0と1の間に読んだ人の数だけの感想があって面白いなあと思います。わたしはレビューがうまくないので自分ではほとんど書きませんが、人のレビューを読むのは大好き。

……このセレクション、ひとつだけちょっと失敗したかなと思ったのは、本のチョイス。オンザビーチ・セレクションではなかった。

 

何にしましても、フーコックは読書もお酒も進む、素敵な島でした。

以上、これを持ちましてフーコックシリーズ完といたします。

 

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