ぱっとしない天気が続いている上海。この感じが半永久的に続くのではと不安になるほどのぱっとしなさぶり。天気予報上たまに晴れの日もあるのですが、もはや上海の「晴れ」の定義は、雨が降っていない状態を指すのではと思いたくなるほど、どよんとした毎日です。
この日も最高気温８度、昨日までの雨は止んでいる空模様。以前、上海は洗濯物の外干し文化圏というブログを書いたのですが、この寒空の下でも外干し健在です。それは乾かないんじゃないかなというものでも干されていました。
乾くかどうかというよりも、そこにそれを干すのか……という方が気になります。
久しぶりに雨が止んだ日でしたので、外干し派としては外に干したいですよね。この日はたくさんの洗濯物が上海の空を舞っていました。
午後、気温が少しずつ下がってきた頃、洗濯物を取り込む女性に遭遇。
洗濯物がなかなか取れず、数分が経過。首が痛くなったのか、ちょっと手を止めて首を回す女性。首、痛くなりますよね。
首を気遣って差し上げたらよいのか、やっぱりそこに干すんだとツッコミをいれたらいいのか、それを見学しているわたしもどうよと思いながら眺めておりました。
この街には下着泥棒なんて存在しないのかしら。あれは日本固有の事象？
下着泥棒といえば、実家住まいだった若き日のこと。ぷりぷりしながら「あなたの下着が盗まれたみたいなんだけど……」と母。こんな平和な団地に下着泥棒が現れるなんて、おそるべし。すると母が「私のは盗られてないの……」と俄然ぷりぷり。
ぷりぷりはそこでしたか。
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