1980年代開園の「錦江楽園(ジンジャンルーユエン)」に行ってきました。
中国の遊園地といえば、随分前ですが日本のテレビ局が、面白中国ネタ的に報道した、パクリキャラ遊園地の本家「石景山遊楽園」(北京)が有名。
上海にもあったらいいのになーという気持ちがないと言えば嘘になりますが、著作権保護に関しては年々厳しくなっているご時世(らしいです、ほんと)、錦江楽園は昔からある地元の平和な遊園地でした(ほぼ)。
天気のいいおやすみの日だったこともあり、家族連れ、カップル、学生同士がいっぱいでした。上の写真のコースターは2時間待ちとか。物珍しさでやって来ている外国人(含む我が家)もごくごくわずかいましたが、大半は地元客。
浅草の花やしき的なものを想像していたのですが、意外にも(と言っては失礼ですが)本気度の高い乗り物や、バイキングのような遊園地の定番もの、カートやコーヒーカップのような子どもも楽しめる乗り物など、バリエーションも豊富。
アトラクションのリニューアルなど、営業努力の跡を感じます。思いつきで突き進んだ結果、いろいろな時代の夢の跡が混在している感じがおつでしだ。
著作権保護の網をかいくぐったもの(なのか?)も残っていました。
期待していたほどのなんちゃって感は影を潜め、ゆるーく、でも確実に進んでいる知的財産権の侵害は許さないわよムード。(ちょっとさみしい……と心の声)こうやって少しずつ変わっていくのでしょうか。
そんな中でも変わらない風景もありました。営業停止のイッツ・ア・スモールワールド入り口の横でそよ風に揺られているお洗濯物たち。スプラッシュ系で濡れた客のものなのか、スタッフのものか。
「ジンジャンルーユエンに行った」と話したら、「え?」「え?」「え?なんて?」と3度聞きされました。ディズニーランドじゃなく、なぜそこに、みたいな。
なんにせよ、とても楽しかったです。