ジャムのフタが開かず、手のひらがちぎれそうになることがよくあります。
多くの人が経験あるのではないでしょうか。そんな時どうするか。
1)フタに輪ゴムを巻き、滑り止めにして開ける
2)ビンとフタを逆さにしてみる(フタをまわすのではなく、ビンをまわす)
3)フタをお湯などで温める
4)手の力ではなく、腕の力全体であける(両腕を伸ばした状態からまわしスタート)
5)専用のフタあけ器具を使う(実家にあった)
6)人に頼む(夫に頼みます)
でも開かない。まったく開く気がしない。ぴくりとも動く気配がない。という経験もおありかと思います。
新しいジャムを開ける時、かなりの頻度で開かない気がします。先日もそうでした。
一瞬、ビンごと床に叩きつけてしまおうか、と思いがよぎりましたが、その後の片付けのことを考えると気が重くなりやめました。
前出の比較的一般的であろう方法は試してみたのですが、まったく開かないビン。
頼れるのはインターネットさましかいないでしょう。私の知らない、どんなに硬いフタでも開けることのできる裏ワザが広大なインターネット網のどこかにひっかかっているに違いありません。
「ジャムの蓋 開かない」と検索してみました。
最初のふたつの検索はすでに試した方法でした。トップにあがってきた東京ガスのコンテンツは「女性でもできる」と、なんとも心惹かれるキーワードだったのですが、期待はずれに終わり、2つ目のサイトも「誰でもできる」とあり、今度こそはと思ったのですが、これもまたちょっと違う感じ。
そして3つ目のサイト。検索でヒットするとついつい他のものもみてしまう「ロケットニュース24」の記事があがってきました。しかも警視庁警備部災害対策課のツイートというではないですか。開く気がしてきました。
記事と紹介されたツイートによると「まずはビンを逆さまにしておく」そして「ビンの底を手のひらで叩く」というものでした。
瓶のふたが開かなくて困った時、瓶を逆さまにして手のひらで叩くという方法があります。瓶の底を叩くと振動が与えられ、それによって瓶とふたの間に空気が入り、あけやすくなるためです。原始的な方法ですが、災害時で手元に道具がないときには有効だと思いますので、一度試してはいかがでしょうか。 pic.twitter.com/K38lSVXkL3
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) May 31, 2018
ふーんと半信半疑でビンを逆さまに置き、ビンの底を手のひらで叩いてみました。
……。
開かないし。
ふて腐れているところにメールが入ったので、ビンを逆さに置いたまま、メールを確認するために少しビンから離れていました。
そして再びビンのところに戻ってみると、中身がごそっと下(フタ側)に落ちていました。もしやこれは・・・
開きました!
しばらく放置したのが良かったのでしょうか。あまり力を入れずとも、しゅこっと中に空気が入る感じのいい音と共に、するっとフタが開きました。
その後も数回、新しくビンを開ける時にこの方法でするっとフタが開きました。逆さまにしてビンを放置すると、ビンの底を叩かなくともするっと開きました。
この方法で問題なく、前出の方法よりは開く確率が高い(現在のところ100%です)のですが、きっとまだもっと簡単で確実な裏ワザがあるに違いないと思っているのですが、……いかがでしょう。