ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

少しずついろんなズレが積み重なった夏の旅行 Vol. 1

 

 

夏休み、どこに行こうね。

我が家でこの話題が出ると、だいたいの場合は「わーどこ行こう、何しよう、何食べよう」とわたしの妄想でぱーっと盛り上がって数日が過ぎ「ここかな?ここかな?」なんて言っている間に夫がいろいろ(飛行機があるか、値段はどのくらいかなど現実的なことを)検討し決めるというパターンです。

今回も出だしはいつもの通りでしたが、わたしの「わー・・・」という妄想が始まるやいなや「トルコはどうかな」と夫。あらめずらしい。

トルコはわたしもずっと興味があり、旅の有力候補に上がっては消えを何度も繰り返した国。いいですねえ、トルコ。でもなんでトルコ?

トルコはナス料理だけで200種類近くあるという記事を以前読み、以来ナスが気になっていたそう。

いいですね、ナスを食べに行きましょう。エキゾチックな街、トルコのイスタンブル でしっぽり夏をエンジョイ。いやん、楽しみ。そんなワケでトルコ、イスタンブルに行ってきます!

 

今思えば、旅先の決め方からいつもとは少し違っていました。

イスタンブル への出発が近づくとともに、近づいてきたのは台風9号。出発当日、目が覚める前には飛行機がキャンセルになっていました。

あわよくば進路が変わったり、スピードを上げて通り過ぎないかしらと期待していましたが、のんびりと上海に近づいてきます。時間帯によっては尋常じゃない雨と風、窓ガラスが割れるのではないかとハラハラしました。

台風の影響で、旅行日程1日自宅で消化。空港についてからキャンセルになったわけではなかったのが不幸中の幸いです。

 

1日日程を後ろに伸ばそうと試みるも、エアにもホテルにも空きがなく、日程を1日縮めることになったイスタンブル の旅。

今回はドーハ経由のカタール航空イスタンブル に向かいます。深夜便だったこともあり、ドーハまでほとんど寝ていました。最後の1時間ほどだけ起きていたのですが「あなたほぼほぼ寝てたわね。何回か声かけたけど、あなた寝ぼけて答えてたわよ。あははははは」と飲み物とフルーツを持ってきてくださったCAさんに笑われました。

その最後の1時間、映画を見るには短い時間でしたので、機内エンターテイメントに入っていた「クイズ$ミリオネア」のゲームをしていました。

わからない問題で「テレフォン」に頼るも「難しい問題ね。ごめんなさい、わかりません」という役に立たない設定もありびっくりしましたが、奇跡的に1度だけミリオネアに!!

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全問正解!見事ミリオネアになりました

そうこうしている間にドーハの空港に到着。たっぷり石油マネーのかかったゴージャスな空港でした。乗り継ぎまでの間に利用したラウンジも、今まで見た中で一番広く、こちらはたっぷり天然ガスマネーが注がれていました。

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こんなゴージャスなラウンジ初めて

エレガントなひと時を過ごし、いざイスタンブル に向かいます。

自分の席につくなり眠りに落ちるわたし。意識の遠くかなたで飛行機のドアが閉まるアナウンスが聞こえたような気がします。いよいよ……ぷっつりと意識が落ちました。

随分寝たような気がします。目が覚め、気分はすっきり。

ザワワ……なんだか機内がざわっとしています。通路をパイロットが歩いています。パイロットが歩いている?飛行機どうなった?

何かトラブルがあったようです。そして飛行機は飛んでおらず、まだドーハの空港。機内に空港のセキュリティスタッフもいます。危険なの?

周りを見渡しキョロキョロしていたら、客室乗務員に飲み物を勧められました。飲んでていいのか。危険はないのか。でも朝シャンパンしようかな。

何があったのか聞いてみると、なんでも乗客のひとりがリクライニングのシートを戻すことを断固拒否、無理やりまっすぐにするくらいなら降りると主張、だったら降りていただくしかありませんということになったそうです。なんのこっちゃ。

我々はイスタンブル にたどり着くのでしょうか。

 

たどり着きました。

たどり着いたイスタンブル。なんだかすごい人がいます。夏のバカンスとかそういうレベルではないカオス。

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THE カオス!

日本にお盆休み、お正月休み、ゴールデンウィークの連休があるように、中国に国慶節と春節の連休があるように、トルコにはラマダン(断食)の終わりを祝う「砂糖祭」と、聖地メッカ巡礼の最終日にあたる「犠牲祭」という2つの大型連休があるのです。

そして、今回の旅行にばっちりかぶった犠牲祭。いや、犠牲祭が旅行にかぶったのではなく、我が家の旅行が犠牲祭にかぶりました。

今回はイスタンブル の街中に泊まって移動の予定はなかったので、いつも通り何も調べずいましたら、まさかの大型連休中とは。びっくり。

 

かぶったのはそれだけではありません。街のいたるところで見かけたバナーや横断幕の広告。UEFAスーパーカップにもかぶりました。 

UEFAスーパーカップは、欧州の2大カップ戦であるUEFAチャンピオンズリーグUEFAヨーロッパリーグの優勝クラブ同士の頂上決戦。

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街のいたるところに揚がるバナー

今年はチャンピオンズリーグ覇者のリバプールと、ヨーロッパリーグ覇者のチェルシーイングランド・プレミアリーグの2強が、連休最終日にイスタンブル市内にあるボーダフォン・アリーナで対決です。

プール(Liverpool)対 海(Chelsea)なんてダジャレポスターまであったり、「どっちが勝つと思いますか?」「予想スコアは?」のインタビューなど、盛り上がっていました。

カオスのイスタンブル に、イギリスから両チームのサポーターのイングランド男子軍団が大量押しかけ、さらにカオス度を増す犠牲祭中のイスタンブル

当日は市内の道路も朝から規制(試合は夜の10時から)がかかっていて、観光すらままならず。

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みんな通行止め

ここまで盛り上がっていたら見ますよね。ゲーム。スポーツチャンネルにあわせ、テレビの前にスタンバイ。あれ?もうすぐ10時だけど始まらない?

泊まっていたホテルのテレビでは映らないチャンネルでした。えー、それもびっくり。

関係のない話ですが、長友のものすごく大きなビル看板を見かけました。トルコリーグでプレーしてるんですものね。

 

最終日の朝、インスタをのぞいていたら友だちがイスタンブルに来ると書いてあるのを見つけました。連絡をすると今日これから来ると言うじゃないですか。わたしこれから帰る。おそらく彼らの到着と、うちの出発がちょうど同じくらいの時間みたい。

まさかのニアミス。あと1日後ろに伸ばせていたら会えたのになー。会いたかったなー。

帰ってきてからも友だちがイスタンブルにいるので、なんだか倍旅をしている気分です。

 

旅の提案やスタートのフライトキャンセルから、いろんなところがちょぴっとずつズレた夏休み旅行。

これから少しの間つづきます。

 

 

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