ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

そしてあの球体はどこへ、そして火星へ (仙台さんぽ)

 

謎の白い球体が仙台を騒がした翌日の6月18日、ツイッターでも、テレビでも、正体は解明されていない模様。今現在もUFO、未確認飛行物体のままとなっています。そんなわけのわからないものを放置していていいのかしらと思ったり、放置しておいてもいいようなものだから放置しているのかしらと思ったり。

空を見上げるも薄い雲が広がる仙台の空。球体は消えたのか、雲の向こうにまだいるのか。

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仙台のNHK(いつの間にか引っ越してました)

さて、仙台のNHK、2年ほど前にここにお引っ越してきたばかりなんです。前のNHKはどうなっているのかと思ったら、すみふさんがご購入されたそうなので、近々大きなマンションがお立ちになるものと思われます。

そんな感じで時おり空を見上げながら、謎の気球の翌日に街中を歩いていると、宇宙な雰囲気を醸し出すお店がありました。

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火星の庭

球体のことを考えながら歩いていたら、火星に着いちゃった気分です。お店のサインボードのオブジェ、細部をじっくり眺めていると宇宙気分になってきます。こちらは2000年オープンの古本屋・ブックカフェ「火星の庭」です。本屋って宇宙。(個人の見解です)

仙台はあまり(というかほぼ全然)インディペンデント系の本屋がないエリアで、わたし自身、本屋を楽しむ本屋は他の場所、本を買うのは仙台、と使い分けてきました。

仙台の書店は、中〜大型書店がメインで本屋氏たちのこだわりや工夫のあるいい本屋が多いと思います。ちなみにわたしは駅前のアエルという商業ビルに入っている「丸善」、一番町のオフィスビルにはいっている「あゆみBOOKS」、そして同じく一番町のフォーラスという商業ビルにはいっている方の「ヴィレッジヴァンガード」(こちらは閉店)が仙台でのマイ・ブックストアです。まあ長く仙台に住んでいないのでいつの話だという感じですが。

ただ、どこもグループの中の1店ということもあり、自由度は高いのですがそれでもやはり大枠の中の自由という感じは否めません。お店まるごとグイグイくるアクの強い本屋や、見えないところからボールが飛んでくるタイプの本屋など、大枠すらない本屋となるとそこはインディペンデント系の本屋の強み。が、仙台にはない。いっそのことわたしが面白いと思う本屋を自分でやったらいいんじゃないかしらと思ったこともありました。ずうずうしい……

以前なにかで読んだことがあるのですが、ここ火星の庭のオーナーも、仙台にブックカフェがないから自分でやったらいいんじゃないと始めたんだとか。そして20年が経ち。仙台発のブッたちが続いているようです。ステキです。

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やっぱり宇宙

 

www.kaseinoniwa.com

kurashito.co.jp

梵くらでとても美味しいかき氷を食べ、青い空には謎の球体が浮かぶ

 

今日は用事があって街に来ていました。とても晴れた日で、さわやかな1日。今年初めての氷を食べることにします。今年初、久しぶりにお店で食べる、いい天気、などなどと、いろいろな理由をつけて選んだお店は「梵くら」です。仙台の高級氷。ここ梵くら。

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緑の美しい定禅寺通り沿い

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梵くら

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小さなビルの3階にあります

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タヒチアンバニラ・ラムレーズン

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上からも撮る

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中もふわっふわ

タヒチアンバニラの濃ゆいバニラ、スペイン産のおっきなぶどうのラム漬け、ふわっふわの氷。こんな贅沢なものを口に入れていいのかしらという贅沢さ。軽く飲んじゃったくらいたっぷりラム酒を含んだラムレーズン、ふわっふわの氷、ラムレーズン、ふわっふわ。永遠に続いてほしいループ。至福のひとときを過ごしました。

冒頭に書いた通り、今日はとても晴れた日で、お店のある仙台の定禅寺通りケヤキの緑がとても綺麗でした。

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せんだいメディアテーク on Jozenji Street

そんなステキな日にぴったりなのか、似合わずなのかはお好みに合わせていかようにもという感じなのですが、仙台は朝から上空に浮かんだ謎の飛行物体の話でもちきりです。

ツイッターのトレンドにはいったり、ヤフーニュースにもあがったり。午前4時ころから目撃情報があり、特に午前中はわりと風が強く吹いていたのですが、この青空に浮かぶ謎の球体、風に流されるわけでもなく、ゆーっくりと移動しているそうです。UFO説、兵器説、観測用気球説、いろいろありますがこのブログを書いている午後4時半現在では、いまだ正体不明、未確認な空飛ぶ物体ということで現時点ではUFOです。

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画像は気象台より「全くもって不明」


まあ、みなさんもおいしいかき氷食べたらいいですよ。

 

たびのおまけ[オキナワのスーパーで見るオキナワらしさ]

 

たびの衣食住、食と住を書いてきたので、次は「衣」ですが、こちらはスキップします。南極トレッキング12日間!などというわけでもないので、いたってふだんと同じ出で立ち。

そんなわけでさいごはおまけ記事。海外に行った時もその国のスーパーマーケットは見逃せない観光スポットのひとつですが、国内旅行でもそれは同じで、その地域ならではの品揃えや、地元企業の商品などを見るのって楽しいです。

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昔のベビースター?と思いきや現役のラーメンスナック by オキコ

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カップのヤギ汁!

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たっかっ

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カニステル!!アボカドみたいにして使える子(個人の感想です)

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沖縄といえばグルクン

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クレーミーバイ(初見!)

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ジューシー!(沖縄のたべものって大きな声で言いたくなる響き)

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うわさの箱買い!これいいですねー

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レモンティー 30円

沖縄ではとにかくよく「レモンティー」をみかけました。わたしはあまりレモンティーを飲まないのですが(わたしが、というか周りにもミルクティーやチャイ、もしくはストレートで飲む人が多い気がします)沖縄ではレモンティーが圧倒的多数派なんだろうなー(聞いてないので知りませんが)と伝わってくるレモンティーラインナップでした。
缶、ペットボトル、紙パック、ありとあらゆる入れ物に収まったレモンティーが、さまざまな企業から発売されていました。その中でもひときわ目立っていたのが、写真のレモンティー

株式会社Suntea AKという地元企業(元は赤玉食品というところ)のレモンティーで、サンティーやミッキーなどと呼ぶエリアもあるそうです。昨年末に見たBS日テレバカリズムの大人のたしなみズム」の沖縄の回で、このレモンティー泡盛ハイに入れて飲む、泡盛レモンティーハイがなかなか美味しそうでした。

ホットでもアイスでもと書いてあったのですが、これのホットが気になります。

 

 

 

たびの衣食住「住」|冬のおきなわ

 

たびの衣食住の「住」です。ハイシーズンの沖縄ですと、金額があがるのはもちろんですが、かなり前からしっかりプランしないと泊まってみたいところや、客室数の少ないところなんかは予約自体取ることが難しかったりします。

そこにくると冬のおきなわ、結構ギリでも選び放題。空いているためか、チェックインの際にお部屋のグレードをあげてくださるところもありました。幸せ。OMOTENASHIの行き届いた宿、美味しいお酒に美味しいご飯、そして上海から飛行機ですぐ。避寒地オキナワ、ステキ。

約2週間ほどいた間に泊まった5つのホテル。タイトルのリンク先はホテルの公式サイトになっています。

 

グランディスタイル沖縄読谷ホテル&リゾート読谷村

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16歳以上宿泊可のオトナリゾート。お部屋も広く、お食事もお酒も美味しい、非日常感をたっぷりと味わえるリュクスな空間。スタッフの方々の接客も、エレガントなのにリラックス、固すぎず砕けすぎず、いいところ見つけちゃったという満足感に浸れるホテルでした。

 

沖縄古民家の宿・お食事どころ「ちゃんや〜」本部町

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備瀬のフクギ並木の集落で過ごす1日:ちゃんや〜 - ひつじ泥棒2

古民家風というより、ほんものの古民家。沖縄の宿を求めてふらふらとネット上をさまよっていた時にまとめサイトで見つけ、絶対に泊まると決めました。読谷のオトナホテルが非日常だとしたら、こちらは誰かの日常を体験する感じ。ごはんもおいしいし、こういうお泊まりってときめき度高いです。

 

RINKEN’S HOTEL 沖縄エンターテインメント&リゾート北谷町

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オキナワンミュージックが楽しめるような宿を探してヒットしたのがこちら。部屋からサンセットが楽しめるビーチに直結、美浜のアメリカンビレッジというロケーション。オフシーズンだからこそ楽しめるトゥーリスティックなエリア。宿泊客にもれなく琉球ミュージックのライブ(カチャーシーを踊るゴキゲンなお客さんはもれなくついてくるかどうかは知りません)で沖縄感を満喫しました。

 

ユインチホテル南城南城市

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宴会場の名前が独特

そして沖縄本島最後に泊まったのが、丘の上に建つホテルです。ここはスポーツ施設やキャンプ場、レジャープールなどが充実した健康リゾート施設で、私たちが宿泊していた間はJリーグのチームがキャンプをしていました。

ダイヤモンド・プリンセス号もまだ横浜に来ていないころでしたが、夫は急遽コロナ関連の対応に追われていた思い出。空いた時間にはマスクや消毒用のアルコールを探しに行くも、店頭からどんどん消え始めていった頃。それでも今のような状況はさすがに想像できていませんでした。遠い目。

 

石垣島ホテルククル石垣市

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島巡りに便利なフェリーのターミナルまですぐの立地、長期の連泊割引があって、お洗濯が充実していて、清潔感のあるキレイな部屋、っと探してヒットしたホテルです。石垣島内、周辺の島へとお出かけの拠点として大活躍のククル。ついでに1人暮らしのOLみたいな気分を味わえました。ところで2020年の今「OL」という単語は通じるのでしょうか。

 

今回は「冬」ということもあり、雨でお出かけが楽しめない時でも、ホテルに泊まること自体いろいろ楽しめたらいいなあというポイントのおかげか、毎回バラバラな統一感のない趣向となりました。結果どこも楽しく泊まることができました。

ブログを書くにあたり現在はどんな状況なのかなと公式のサイトなどを見ると、営業再開したところや、これから再開予定となどいろいろ。いずれにしても最善の対策を取ってお客様をお迎えしている、またはお迎えの準備をしているところでした。

次に行く時も、ホテルや地元のみなさんにとっても、客として安心して受け入れていただけるようこちらも心がけねばと思った次第。

近々またお邪魔したいです。

 

 

たびの衣食住「食」|冬のおきなわ

 

メディアなどではメジャーな沖縄料理、ミミガーラフテー、テビチなど、頻繁に見聞きすることはあるものの、実際によく食べるかといえばまったく食べません。最後に沖縄ごはんを食べたのも、アルゼンチン・ブエノスアイレス沖縄県人会で食べたとき。ずいぶん前だし、ずいぶん遠い……

もともと衣食住全般に関してコンサバティブなタイプです。特に「食」に対してはかなり保守的なので、流行りに乗ることなく、好きなもの、同じものをひたすら続けるタイプ。外国人旅行者が、せっかく日本に旅行に来ているのにいつもマックばかりの人たちの気持ちもよくわかります。そんな保守派のおきなわ食。

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オシャレゴーヤチャンプルー

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オトナホテルのあさごはん Day1

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オトナホテルのあさごはん Day2

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AWAMORI

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まさかの冷えっ冷え赤ワイン

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海鮮サラダ

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海鮮ヤキソバ

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もずくの天ぷらと、奥のなぞ魚天ぷら

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オリオンビール

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Okinawa's No.1 Ice-cream BLUE SEAL: Beni-imo

あとは、沖縄そば、おさしみ、ジーマミー豆腐、ステーキ、そしてどこでもサーターアンダギー。こんなところでしょうか。ヤギ汁とかには手を出せませんでした。食への探究心強めの人だともっと攻めた感じになるんでしょうね。

旅ごはんに関しては「ここのコレを食べに行くぞ」と食を基軸にすることはあまりしないほうで、だいたいはその時いる場所から行けるお店を探すことが多いです。旅のごはんってみなさんどんな感じで選んでいるんでしょう。

2週間ほど沖縄をぐるっとしていたのですが、今回はどこで食べても美味しかったです。沖縄北部「ちゃんや〜」の沖縄ごはん、絶品でした。

whostolemysheep.hatenablog.com

 

次はフルーツの美味しい時期にも行きたい。

 

はじめての石垣島ひとまわりドライブ

どこの島であっても、島に行ったらしたいことのひとつがぐるっと島一周です。極端な話どこにも寄らなくてもいいのですが、ぐるっとはしておきたい。そういう話を聞くことがわりとあるので、高いところがあると上ってみたくなるとか、火をみると興奮するとか、人間に備わっている本能のひとつなのかもしれません(聞いたことないけど)

オフシーズンなのでレンタカーも当日の予約なしでで問題なく借りることができました。中心部の宿泊していたホテルまで迎えに来ていただき、レンタカー屋さんまで車で10分ほどの道中、この数日の間何度となく繰り返された「寒いでしょう〜」「え〜全然寒くないですよ〜」のやりとり。島の人と本州の人との間での、この季節お約束ごとなのでしょう。

余談ですが、宿泊していたホテルも「ククル」レンタカー屋さんも「ククル」、ショップやカフェの名前など、沖縄でよく見かけた単語のひとつです。「くくる」「CUCURU」「KUKURU」「CUCULE」「996」表記はいろいろありましたがみんなククル。何のことなのか聞いてみると沖縄の方言で「ココロ(心)」のことだそうです。

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ククル

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ぐるっと1周にぴったりの石垣島

まずは西側を北上し最北端へ、そして東側を南下してきました。

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端っこ記念

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「Cafeはるや」ウワサの旧島田紳助カフェ

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サビチ鍾乳洞(ひとりっきり…怖い)

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パワースポットもあるよ

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ドライブ中もほぼひとりっきり

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いくつかのビーチに寄りつつ、川平湾に到着(この日イチの人出)

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このちっさいロースターのみで焙煎しているそう

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今わたしのコーヒーをいれているところ

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御神崎(灯台もあります)

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そして本日2つ目の

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鍾乳洞へ(こちらは石垣島鍾乳洞)

1日に2つの鍾乳洞に行ったのはさすがに人生初の出来事でした。そして鍾乳洞にひとりっきりで入ったのも人生初。ホラー映画を劇場でひとりで見たにつぐレアな体験でした。

すれ違う車のない道をドライブするのはほんとに気持ちいい。びっくりするくらいキレイな海がすぐそこにあるなんて。贅沢な気分です。「今年1番寒い日」がこれなんて、1番寒い日のハードルの低さ、最高です。冬の石垣、いいですね。
車を返し夜は近くでさくっとごはん。のつもりでしたが、気がつくと「ハイ、シーサー!」

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夜は飲みながら「ハイ、シーサー!」

旅行にいけるようになったら、また何度でも行きたい石垣島。シーズンの島にももちろん興味はあるのですが、シーズンオフの島ののんびり感は捨てがたい。また冬に行こうかな。