ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

仙台といえば「ローリー」|あなたの街の謎な有名人

 

みなさんの街にも、都市伝説的に有名な人っていますでしょうか。目撃情報はたくさんあるのに、実はよくわからない謎な人。仙台には随分前から(20年以上は前になります)あちこちで見かけられている「ある人」がいます。

わたしももちろん何度も見かけたことがあります。夜中や明け方の仙台の街中で歩いているところ、自転車に乗ってふわっと通り過ぎるところ、飲んでいる時に同じお店で見かけたこともありました。

知り合いでもない人なのに、なぜその人だとすぐにわかるのか。仲のいい友だちだって見かけることなんてそうそうなく、地方と言ってもそこそこ人口の多い仙台の街で、なぜそんなによく見かけるか。それは、彼の風貌がそれはそれは目立つから。

いつも全身ショッキングピンク、よく身につけているテンガロハットもちろんピンク。ふわふわとショッキングピンクの羽をまとっていることもあります。いつ見かけてもショッキングピンクのいでたち。その姿がロックバンドすかんちROLLYローリー寺西)に似ていたことから、当時「ローリー」と呼ばれていました。

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こちらは本物のローリー(仙台のローリーはショッキングピンク

つい先日、そのローリー(仙台の方の)を見かけたのです。仙台駅付近の地下にある自転車置き場からエレベーターであがって来たところに偶然出くわしたのです。この日も見間違えようもないショッキングピンク!ローリー!!!!!!

20年以上前といえばSNSなどもないので、みんなどこかでローリーを見かけたことはあるけれど、どこで何をしている人なのかは知らず。「この前駅前でローリー見た」と目撃情報を報告しあう程度で、都市伝説のような存在でしかなかったローリー。ですが、今は2020年。ネット上に何かあるに違いない。ローリーの痕跡を追って検索してみました。

すると。ぞっくぞく出て来ました。その都市伝説的な目撃情報がきっかけで、2009年にナニコレ珍百景に出演したようで、その後数々のメディアにも登場し、SNS情報どころかウィキペディアだってありました。うちの母ですら普通に知っていました。

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「仙台 ローリー」の画像検索結果。ペー・パーと一緒に写ってるのもある

現在は「ピンクのゆ〜じ」として、イベントMC、健康体操(←これは何??)、リングアナウンサー、ミニライブ、ヘアショー、ファッションショーモデル、その他いろいろな方面で幅広くご活躍のようです。なーんと。とっくに有名人でした。むしろわたしだけが10年以上前の記憶のまま、都市伝説と思っていたようです。

これが知れただけでも、仙台にいれてよかった。ローリー!もとい、ゆ〜じ〜!

 

オフィシャルサイト:ピンクのゆ〜じ

公式ブログはコチラ:ピンクのゆ~じ公式ブログ

パンチの効いた見た目に入るのを若干躊躇する、仙台のリトル・タイ「サバイ・サバイ」

 

うっかりカオソーイボタンを押してしまったようで、先日のカオソイ食堂以来、1日に3回ほど、カオソーイを食べたいなあと思うようになってしまいました。

2杯目のカオソーイの候補の中から、やっぱりあそこでしょうと決めたのは、本日仰々しいタイトルをつけてしまった「サバイ・サバイ」というタイ料理屋です。いつからあるのかは知らないのですが、10数年前のわたしの東南アジアブームのころには既にありました。タイトル通り、初めての方は入るときにちょっとだけ勇気を必要とするかもしれません。

場所は仙台の木町通(きまちどおり)、市役所や県庁まで歩いて15分ほどの場所です。以前ブログに書きました、きのこの形をした建物のすぐ近く。ちなみに現在きのこは、きのこアーティストたちによる雑貨やインテリアが集められたお店となっています。

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前方右手にきのこ、中心部方面(前方)にサバイサバイが見えています(Google Street View)

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交差点を境に木町通、いたって普通の街。サバイサバイ はすぐそこ(Google Street View)

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静かな街並みに突如現れるトゥクトゥクが目印

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サバイ・サバイ。一見、どう見てもこの手前の赤いところがレストレランと思いますよね

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奥のオレンジの方の建物が、レストランになっています

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ちょっとだけ気合を入れて一歩入ると、シャケを咥える木彫りのクマに迎えられ

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奥に入り、勇気を振り絞って1つめのドアをあけると、そこはリトル・タイ

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タイレストランっぽいタイレストランです

タイが好きな方って、どはまりされる方が多いですよね。通い過ぎてとうとう住んでしまったという方も何人も知っています。タイやインドのようなパンチの効いた国って、苦手な方は苦手だけど、人によっては取り憑かれるようにタイ沼に沈んでいく、そんな魔性の国なのでしょう。

魔境タイの雰囲気をムンムン醸し出すサバイ・サバイ。まだしばらくは旅行で気軽にタイに行くのは厳しそうですので、ぜひサバイ・サバイでタイ気分を満喫してはいかがでしょう。 そんな仙台のリトル・タイで、カオソーイをいただいてまいりました。

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お箸にプラカップ感染症対策

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カオソーイ

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スープが濃厚。残ったスープにランチのごはんを入れたらレッドカレーおじやになります

美味しかったー。水槽で泳ぐアロアナたちを眺めながらいただくカオソーイ、絶品です。カオソイ食堂のカオソーイとはまた全然違った一杯。お店によってまったく違う仕上がりなので、また次のお店にも行ってみたいと思ってしまいます、危険なカオソーイループ。

デザートも食べたかった・・・。本日のオススメが「ブアローイ」でした。ブアローイは、ココナッツミルクベースの温かいスープに、紫イモ、人参、カボチャなどを裏ごしした米粉の白玉団子が入っているスイーツです。生姜も入っているとメニューに書いてあり、ぐっと惹かれるものがありましたが、カオソーイが胃を占領してこの日は無念の見送り。

カオソーイのダブル麺とレッドカレーココナツミルクのスープは、おなかに相当ぐっときます。なんでもそうですが、美味しいものって相当カロリー高いですよね。と思ったら、

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タイ料理はカロリーゼロ!! by サンドウィッチマン・伊達

大変美味しくいただきました、ごちそうさまでした。

 

 

買ったわけではない神アイテム 2020 → iPhoneの背面タップ

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¡Felices Fiestas!

仙台の三越前のライオンもすっかりクリスマス仕様です。

今週のお題は「今年買った神アイテム」なのですが、なんだろうと思ってみても思いつかず。「買ったものではない今年の神アイテム」ですが、ぱっと思いつくのはやっぱりiPhoneの「背面タップ」機能。

今年の9月にリリースされた iOS 14、見た目にいろいろ変わり、インストールした当初は、あれはどこにいった、なによこれ、わー!!と大騒ぎしてしまいましたが、使い慣れてくると意外に便利なものがいろいろ。

以前からもっともっと便利な機能がついているとは思うのですが、基本的にはほとんど使いこなせておりません。が、その数少ない使っている機能の、さらに新機能で一番便利なのが「背面タップ」です。

iPhoneの背中をトントンと2回叩くとスクリーンショットが取れたりするあれです。これ、神がかり的に便利。いろいろなアクションをバックタップに設定できるのですが、わたしはスクリーンショットと音量のアップダウンで使っています。とっても便利になりました。

わたしくらいの人間が「こういうのあったら便利だよね」と思うものって、たいていとっくに世の中にあるんだなあとしみじみ感じました。iOS 14、きっともっといろんなことができるはず。

わたしの必要な情報も適時アップデートしてもらいたい。この錠剤を飲むとiOS 14 の使い方があなたにもインストールできますよ、みたいな。

そういうのはまだかしら。サンタさん、お願い!

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こんな感じの夏から、冬はこんな感じに

 

仙台・荒町「カオソイ食堂」

 

10年ちょっと前の数年間、わたしの中でちょっとした東南アジアブームが訪れておりまして、ある夏にタイのチェンマイを起点に1週間ほどタイの北部をまわったことがありました。その時に出会ったのが「カオソーイ」。

タイ北部のご当地グルメといえばカオソーイ。ざっくり言えば、ココナッツベースのいわゆるタイっぽいカレーラーメンなのですが、カオソーイはの特徴はそのラーメンの上に揚げた麺が乗っている、ダブル麺のカレーラーメンなのです。

一般的なカオソーイは、スープのベースはレッドカレーとココナッツミルク、麺はバミーと呼ばれるたまご麺、茹でた麺と揚げた麺のダブルです。具材やトッピングは、ほろっほろに煮込んだ鶏肉、玉ねぎ、青ネギ、パックドーンという高菜漬けのような漬物、さらにパクチーを乗せ、マナオというライムのようなものをたっぷり絞っていただきます。

ほとんど同じ具材なのに、お店によって全然違うのがまたすばらし。チェンマイ界隈にいる間は毎日カオソーイを食べ続け、すっかりとりこになりました。その後も時折食べたくなってはカオソーイを出すお店を探しています。仙台界隈のカオソーイは既に食べ尽くしているのですが、今年の5月ころ、仙台にカオソーイを出すお店が新たにオープンすると風の頼りが!その名も「カオソイ食堂」

仙台駅から歩いて15分ほど、地下鉄では1駅先の五橋駅すぐ、お店のある荒町(あらまち)に行ってきました。先日は大雪の影響で関越道2100台立ち往生のニュースが世間を騒がせておりましたが、その頃仙台も密かに大雪が降っておりました。すごい雪だったのに、世間ではまったく騒がれず……。そんな大雪がいったん溶けたすきを狙って行ってきました。

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下町っぽい雰囲気の荒町

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カオソイ食堂

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もちろんカオソーイを食べます!

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タイ料理の必需品たちが並ぶキッチン

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カオソーイ

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パクチー大盛券をプレゼントしていただきました

ランチはサービスで小ライスがつくそうなのですが、男子高校生のようにはたくさん食べられないわたしにはパクチー増量券。ありがとう!

しばらくすると近隣のオフィスから男子組が。みなさんパクチーが苦手なようで、手慣れた感じで「水菜4つで!」とオーナーに注文を。きっといつも来ていらっしゃるのでしょうね。お店の記事(こちら→https://sendai.keizai.biz/headline/3086/)を読むと、カオソイ食堂のオーナー氏も、もともとパクチーナンプラーが苦手だったそうです。パクチーを水菜に変えるって、パクチー苦手組にはナイスですね。

大変美味しくいただいてまいりました。ごちそうさまー

 

私は今70キロになったの

 

この2、3年、なんとかしたいと常々思いながらなんともできずにいるわたしの中国語学習。「2020年の抱負」にも「旅行会話程度の中国語会話を」と書いたまま今に至っております。

至っておりましたが、実は、一足早く10月末あたりに今年の振り返りをしたときに、このままでは今年もまたニーハオで終わってしまうことに焦りを覚え、これではいけないと再びやる気を振り絞っているところです。

目標としては中国に戻るまでに、入門から初級(HSKという中国語検定レベルで1級〜3級)の単語と例文を聞いてわかる、文字を見て読めるようになればOK。音でだいたい理解できるようになることが当面のゴールです。

中国語を習い始めると、初めにうんざりするくらいわんわん言われるイントネーションや発音、ピンインは雰囲気でよしとします。簡体字も書けなくてOKとしました。

HSK用の単語アプリと、YouTubeの単語と例文をメインに使っています。1級から3級をぐるぐると続けているだけですが、アプリは主にお風呂に入っている時に、YouTubeは画像では日本語がついていますが、音声は中国語のみなので、洗い物をしている時や掃除機をかけている時に流し聞きしています。

apps.apple.com

www.youtube.com

多くの人が一度は見聞きしたことがあるであろう、日本の英語のテキストに登場するとされる「This is a pen.」のように(ほんとうにあったかは覚えていませんが)、人生のどんな場面で使うことがあるのかわからない謎フレーズ。

期待を裏切ることなく、中国語にも出てきました。いろいろあるのですが、一番のお気に入りがこちらです。

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パパは何て答えてあげたら正解?

大喜利ですかね。どういうシチュエーション?というか、これどう処理したらいいのでしょう。そんな感じで不思議な例題が忘れた頃にぽろぽろと出てくるユニークな教材です。

語学学習をしているといろいろ考えさせられる例文に出会うことが、ままあります。スペイン語を勉強していた時には「こちらは父の彼女の息子です」なんて現代社会を反映した例文が登場したり。

語学の学習ってそれぞれ国の文化や世界観が現れるのですね。70キロになったことを父親に報告する世界観はまだ把握しきれていませんが。おそるべし、中国4000年の歴史。

 

超初級者レベルの中国語教材なんて、ほんとにどうでもいいような話だと思いますが、メイン以外によく見ているものの覚書。

 Thomas阿福|YouTube

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ネイティブの中国語はまったくついていけませんが、外国人の中国語の方がとっつきやすいです。かつ中国語字幕と英語字幕があり尚良し。

 

李姉妹ch|YouTube

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中国人姉妹ユーチューバー。語学に限らず、旅行やはやりもの、中国関連のいろいろを知れる雑談系チャンネル。日本語です。

 

以家人之名【ENG SUB】|YouTube

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今年中国でヒットしたドラマだそうです。今までも「ヒットした」と言われるドラマをいくつか試してみたことはあるのですが、だいたい3話で挫折。このドラマは現在10話まで見れています。YouTube版は40話まであるので先はまだまだですが。

家族の在り方を描いているというテーマのせいか、特殊な会話が出てくることはないので、今の所HSK1級から3級の単語しか馴染みのないわたしでも聞いたことのある中国語がちょこちょこ出てくるところが続いているポイントかもしれません。見ているのは字幕(しかも英語)ですけど。

 

HSK1級〜3級 と書きましたが、3級は今のところほとんどわたしの記憶には定着していません。中国に戻るまでにたどりつくかしら‥‥‥

 

懐かしの宮城県運転免許センターに免許の更新に行ってきました

 

ついつい後回しにしていましたが、期限が刻々と迫っているため、懐かしの宮城県運転免許センター運転免許の更新にに行ってきました。

なぜ「懐かし」なのかといいますと、多くの人は、自動車学校、または教習所と呼ばれるところに通って免許を取得すると思うのですが、わたしはいわゆる「一発免許」や「一発試験」と呼ばれる、運転免許試験場や運転免許センターで直接試験を受けて免許を取りました。

もともとアメリカで免許を取得していて運転歴はあったのですが、日本の免許に書き換えるタイミングを逃してしまい、一から取らなければいけなくなってしまったのです。

教習所や合宿はスケジュール的に厳しく、それであればと一発試験でと決めたものの、「一発」とは名ばかりで、筆記・適正で1発、仮免3、4発?5発?、本免1発2発?、とにかく一発でなかったことは確かです。そんなわけで、免許取得のためにせっせと通った「懐かし」の宮城県運転免許センターなのです。

ちなみに、一発試験での受験者は全体の受験者の2〜3%程度のためか、あれから相当な年月が過ぎましたが、未だ「わたしも一発免許です」という方にお会いしたことがありません。(話題にならないだけといえばそれまでですが)

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当時は左の入り口から、今回は右の入り口です

な、懐かしいー。

前回の更新は都庁にある免許更新センター。新宿では営業時間中順次受付でしたが、仙台の受付は午前と午後の1日2回と決まっています。5年前も免許更新ブログ書いてた。

ameblo.jp

新宿での更新手続きは流しそうめん並みの勢いの流れ作業でしたが、仙台ははるかに穏やかな流れでした。新宿のそれは驚異的で、その流れ作業のスピード感のことを「他の場所と比べて少年サッカーと、ワールドカップ決勝くらいの違い」と5年前のブログに書いていました。どれだけ新宿早いのでしょう。

仙台のゆるゆるなペースに身をまかせ、いよいよ次は写真。多少なりとも整えようと思ったら、ここだけ突然の急流。「はい荷物ここ」「はい座って」「はいマスク外して」「はい終わり」とリップをぬる時間はおろか、髪を整える間さえも与えられずあっという間に写真パート終了。何が起こった?な速さ、おそるべし。

今回こそはとの意気込みも空振りです。この残念な写真が強制的にあと5年と思うとほんと残念です。次回こそは・・・