ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

日本人の好きな数字と、記憶にある8桁の数字

 

好きな数字があります。

 

1番好きな数字は「6」

かなり僅差で2番目が「3」

ちょっと差がついて3番目が「9」

 

特にこれという理由があったわけではないのですが、物心ついた時からなんとなく好きだったように思います。ラッキーナンバーというわけではなく、好きな数字。ちなみにラッキーナンバーは特にありません。

小さい頃からティーンのころまでは、好きな数字という以上に、数字へのこだわりがもっと強かったように思います。まったくもって無意味なこだわりなのですが、ちょっとした強迫観念のような……

良いことの時は良いのですが、悪い方にひっぱられることもままあり、「6じゃないといやー!きー!」と不安になったり、がっかりしたり、ざわっとさせられていたものです。

大人になるにつれ、そういったこだわりも徐々になくなり、今となってはただの好きな数字におさまりました。

好きな数字って特段日常生活に登場するわけではないのですが、使い道があるとすれば、数字を選ぶシチュエーションになった時に6を選ぶとか(そんなシチュエーションも思いつきませんが)、書店で雑誌を買う時などに、6番目や3番目を選ぶくらいでしょうか(雑誌も10年以上買っていないないのでアレですけど)

好きな数字の扱いって、どうされているんでしょう。ちょっと気になります。

そして、みなさんの好きな数字ってなんなんだろう。検索するとこんな感じでした。

わたしの「6」と「9」がまさか「0」に負けるなんて……。ちょっとショック、というより意外でした。まあまあ「9」は百歩譲ってしょうがないとして、「6」ってかわいいと思うんですけど。「3」は大健闘!

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勝手にランキング

全国の男女約10,000人対象(2017)

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しらべぇ

全国の20-60代男女1,322人対象(2017)

 

そんな数字のいろいろをぼんやりと考えていましたら、突然頭の中に8桁の数字が浮かびました。「XXXXXXXX」

覚えのない数字なのですが、それにしてはハッキリ、くっきり、鮮明に浮かぶ8つの数字。ちょっと怖いくらいしっかり8つなので、なんなんでしょうこの数字、と検索してみました。

そうしましたら、覚えていなかっただけで、ちゃんと意味のある数字でした。検索バーに「XXXXXXXX」と入れましたところ、検索結果に出て来たのは「03-XXXX-XXXX」、長い間お世話になった、以前勤めていた会社の本社の代表番号でした。いやん。その節は大変お世話になりました。

 

 数字にまつわるどうでもいいような話でした。

 

 

いろいろインターナショナルな柑橘パフェ|トラットリア・カンパニオ

 

仙台駅にほど近い大きな通りから1本はいったところにある、14時から17時がカフェタイムになるというイタリアンのお店にパフェ目当てで行って来ました。いよいよ10杯目です。

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外から見ると普通のビルですが、中はレトロでいい感じ

本日のパフェは、イタリアンのトラットリアでいただく柑橘とパブロバのパフェ。前回の柑橘パフェが美味しくって、柑橘に引きずられた感は否めません。さっぱり美味しく食べれる柑橘系のパフェはなかなか好みです。

パブロバは、メレンゲを低温でゆっくりとオーブンで焼いたサックサク系のスイーツ。イタリアのお菓子なのかな?とパブロバ(pavlova)を検索したところ、ロシアのバレリーナ「アンナ・パブロワ」が名前の由来の「オーストラリア」起源のお菓子とあります。

ロシアのダンサーの名前のついたオーストラリアのお菓子をイタリアンレストランでパフェにして食すという、なんだかとってもインターナショナル。

では、実食。

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パフェをつくるときって最初はデザイン画にするのかしら

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ちょっと角度を変えるとローズマリーが見えたり

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クルリとするとまた違う顔

今年にはいって10杯のパフェを食べて来ましたが、どのパフェも、アイスクリーム、シャーベット、ゼリー、プリン、ムース、生クリーム、ホイップクリーム、ソース、いろいろなフルーツ、クッキー、シリアル、チョコレート、飴細工、時にはお餅やパンケーキなど、1つのパフェグラスの中にちょぴっとずつつまっている小さなものたち。

同じ味が続くこともなく、飽きさせることなく、いろんな食材や食感を楽しめて、時にうっとりしたり、時にびっくりしたり、かつとにかく見た目にこだわったスタイルのデザートは、「Parfait(完璧)」と名付けられたのはまさににパーフェクト。

このパフェも、写真で見ると質感がわかりにくいかもしれませんが、ひとつ上の写真で言えば、グラスの上に見えている部分だけでも、パブロバとアイスの間にクリーム、フルーツ、ハーブのアクセント。とっても軽くサクサク。グラスの中にはまた別のフルーツ、クリーム、ムース、フルーツソースなどなど、ワン・パーフェクト・ワールド

大変美味しくいただきました。

帰りしな、お支払いをしながらお店の方とパフェを話していたときに、壁にかけられたたくさんのスーベニア・スプーンに目がいきました。

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スーベニア・スプーンたち

スーベニア・スプーンとは、名前の通りお土産など記念の品として作られる飾りスプーンで、ひとつひとつみんな違うデザインで、とっても可愛らしい。お店の方に聞いたところ、なんでもお店のオーナーが若い頃からこつこつと集めたイギリスのスーベニア・スプーンなんですって。あらステキ……ん?イギリス?

「そうなんです、イタリアじゃないのかよって思いますよねー。えへへ」

最後までインターナショナルでした。

 

おさるとひつじの「大日如来」|仙台さんぽ係

 

勝手知ったるわが街仙台ですが、地元だからこそ知っていることももちろんあるのですが、地元なのに「えーそんなの知らなかったー」ということも多々あるものだと実感している今日この頃。

地元だと目的地に行くにしても最短距離を知っているので、あえて遠回りしたり、あえて知らない道をってしたことがないかもしれません。さらに言えば、住んでいた頃はもっと若かったので、おさんぽ自体にさほど興味がなかったのかも……

すっかりおさんぽを満喫するお年頃となりまして、うっかり仙台に長期滞在することとなった今、せっせとふらふらしています。

ふらふらしていると、前方に赤い提灯。しかもたくさん賑やかな感じです。

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赤提灯がたくさんある一角

全然知らないエリアなわけではなく、顔を上げればウエスティンホテルがすぐそこにあり、この通りの1本手前や1本奥はよく知っているのに、ここだけぽっかり知りませんでした。こんなところに、こんなものがあるなんてという気分。近くに寄ってみます。

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おさるとひつじの「大日如来

昨年、おさんぽしている時に通りかかったお寺が「午年」のお寺でしたとブログに書いたことがあるのですが、この日おさんぽをしていて遭遇したのはお猿と羊のお寺、もとい、「申」と「未」を守り本尊とするお寺でした。

仙台には十二支をご本尊とする寺社がありまして……というのは以前のブログでも書いたところだったのですが、各干支に1つずつ、12の寺社があるものと思っていましたが、こういうパターンもあるのですね。

あらためて見てみましたら、このように干支2つのご本尊となっている寺社は他にも3つあるようで、十二支を祀る寺社は全部で8寺社でした。次は何に出会うのかと思うと、ちょっっとわくわく。

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なかなかいい顔のひつじ

 

ちょっぴりディープな仙台のおでかけスポット「縛り地蔵尊」

雲ひとつない五月晴れの気持ちのよい日、ちょっぴりディープな目的地を目指しておさんぽを決行してまいりました。

仙台駅から歩いて30分圏内の広瀬川流れる岸辺(このフレーズを読んでピンときた方は仙台通)の町「米ヶ袋(こめがふくろ)」です。東北大学などが近いことから学生が住むアパートも多い地区なのですが、なんせ東北大学生なのでイメージ的には「黒髪眼鏡たちの研究室」が閑静な住宅街に紛れている雰囲気。広瀬川を渡るとそこには伊達政宗公が眠る「瑞鳳殿」、そんなエリア、米ヶ袋。

広瀬川の河川敷にひっそりと佇む「縛り地蔵尊」に行ってきました。縛り地蔵って!

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Google Mapsではそのまんまの "Tide Jizo"

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ごくごくふつうの住宅街、米ヶ袋

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おっ あそこだ

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謎な遊具がお出迎え

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右手奥の円形のビルは、仙台市下水道部米ヶ袋のポンプ場

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左手奥には広瀬川(もったいぶってます)

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いざ。赤い頭巾のお地蔵さんです

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ほんとにグルグル縛られています

ちょっぴりドキッとするくらいグルグル巻きです。静かすぎる静かな河岸にグルグルのお地蔵さんってちょっとホラーです。

ではありますが、敷地にある看板の説明を読むと、江戸時代の前期に起こった「伊達騒動」とよばれる仙台藩のお家騒動で非業の死を遂げた伊東七十郎重孝の供養のために建てられた地蔵尊とのこと。

「人間のあらゆる苦しみを取り除いてくれる」もので、願掛けに縄で縛る習わしなのだそうです。ホラーじゃなかった。そしてこのグルグルは、年に一度だけ7月の縁日に解かれるそうです。(検索するとこの他にもホラーめいたこともちらちら出てきました)

ちなみに、その看板。ブログに書くときにちゃんと読もうと写真を撮ってきました。いや、きたはずなのですが......

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こちらがホラー……

 

デコポンのデコの話を、三種の柑橘パフェと|コーヒーハウス[仙台国際ホテル]

 

パフェパフェと日頃から騒いでいると、どこからともなくパフェ情報に触れる機会が増えました。

仙台国際ホテルのロビーラウンジ、「コーヒーハウス」で月替わり限定パフェがあるということで行ってきました。

ホテルのロビーラウンジって、セルリアンタワー東急の「坐忘」のようなむむむとさせる名前がついていたり、帝国ホテルの「ランデブーラウンジ」のようなムーディなネーミングなど、気になる(でもすぐに忘れちゃう)名前がついていることもあります。

ここ、仙台国際ホテルのラウンジは「コーヒーハウス」です。こちらで4月限定の、旬のデコポン、オレンジ、甘夏を使った「三種の柑橘パフェ」をいただいてきました。

フルーツジュースの中で1番か2番目に好きなのがフレッシュオレンジジュース、旅行先でも「オレンジジュース」は「カフェラテ」に次ぐ頻出の単語です。

オレンジのことをスペイン語では「ナランハ(naranja)」、ポルトガル語では「ラランジャ(laranja)」というのですが、どっちがどっちかわからなくなり、あげく「ナランジャ」とか「ラランハ」とか、最終的にどちらでもなくなる悩ましいワードのひとつです。 

そんなオレンジのパフェを食べながら、デコポンのデコ部(凸部分)はなぜデコっているんだろうと考えていました。

そんなわけで、ブログを書くにあたりデコポンのことを検索していましたら、デコポンは商標名で、品種は不知火(しらぬい)なのだそうです。すっかり逆なものだと覚えていました。

その不知火の中で糖度13度以上、酸度1.0%以下という基準をクリアしたものだけがデコポンとして出荷されるのだそうです。糖度の基準がある果物は多いですが、酸度まで基準があるとは。デコポン、味が濃くて美味しいですよね。

そして、<デコポンのデコはなぜあるのか>の話。

このデコ、発芽から開花期までの間、昼夜の温度差が大きいとデコができるそうです。なので、温度差のより大きいハウス栽培の方が、大きくて立派なデコになるんですって。そして、樹齢の若い子の方がデコりやすいそうです。

ちなみに、デコのあるなしは美味しさや糖度とはまったく関係がないそうです。でもデコなしだったらデコポンと認識されないのでは・・・ちょっと気になります。

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デコポン・オレンジ・甘夏 柑橘トリオ!!!

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グラスの中の紅茶のパンナコッタも美味しかった

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アクリル板だらけ

 

甘夏のことにも触れたかったのですが、それはまたの機会に。

 

クレジットカードやパスポートのサイン(署名)どうされてますか

 

以前、支払い業務のある仕事をしていたことがあるのですが、クレジットカードでのお支払いのとき、いつもお客様のサイン(署名)をジロジロ見ていました。だって気になるんだもの。

漢字、ひらがな、カタカナ、楷書体できっちり書く人もいれば、崩した字でしゃらしゃら〜っと書くサイン。さらにローマ字のブロック体と筆記体。日本人は使用文字種類のバリエーションが多いので、サインのバリエーションも膨大です。

全部ひらがな、または全部カタカナでサインをする方も見たことあります。なんだかんだでよく見たのは、ごくごく楷書体で普通に名前をパターン、漢字を崩して書くパターンと、ローマ字ブロック体パターン、当時はこの3つが多かったと思います。意外にキチンと書く人多し。

クレジットカードやパスポートのサイン(署名)って、みなさんどうやって決めているんでしょう。気になります。そんなわけで、今回はわたしのサインの話です。

独身の頃に使っていたサインは、高校生の時に初めてパスポートを作ったときに考えたものを、マイナーチェンジを加えながら使っていました。ローマ字で、文字デザインのベースは、チェコ出身のドイツ語作家、フランツ・カフカの文字です。

なんでカフカだったのか……、とくにカフカにこだわって探したわけではないのですが、昔から作家の手書き文字にとても興味があり、その手の本か雑誌で見たカフカの文字にきゅんときたのです。

その時に見たそのものではありませんが、こんなイメージです。

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きゅんときたフランツカフカの手書き文字

結婚で姓が変わったタイミングで、わたしのサインも衣替え。結婚してからもしばらくの間はパスポートのサインのあるページは旧姓のまま、クレジットカードは新しいサインと、ふたつのサインを使う必要があってちょっとやっかいだったことを覚えています。

新しいサインは、アメリカの小説家、スコット・フィッツジェラルドと、イギリスの小説家、サマセット・モームの手書き文字を参考にしてつくりました。

本当はアメリカの音楽家ジョージ・ガーシュウィンの文字に寄せたかったのですが、なんせファミリーネームもファーストネームも彼の名前と違いすぎてうまくアレンジできず。残念。

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スコット・フィッツジェラルドの手書き文字

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サマセット・モームの手書き文字

このように、わたしのサインは小説家の手書き文字を参考にしています。イメージというよりは、こんな雰囲気でーな感じで参考にしているだけで、似ているかと聞かれれば、まったく似ていないかもしれません。

ちなみに、フルバージョンとショートバージョンのふたつがあり、海外では基本的にフルバージョンでサインしていますが、国内でクレジットカードのサインはショートバージョンを使っていることが多いです。最近はサイン不要も増えて、ありがたや。

近頃は他の方のサインを見る機会がめっきり減ってしまい、ちょっとさみしいです。