ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

世の中には意地悪な人や怖い人がいるらしいと知る|テレビアニメを見て泣く話

「最近急に涙もろくなって……歳ねえ」などよく聞きますが、私自身は泣くか泣かないかでいえば、わりと泣かない寄りの普通くらい。それでも、叶わない思い、困難に打ち勝つ人、成長する子ども、チームの絆、親子の愛、友情、愛、死、動物たちに心を揺れ動かさ…

食べ逃してしまったと思ったら、第2弾がきた!ルバーブのかき氷|Sweet Spice Asano

5月頃から市場に出る、フキのような見た目の野菜、ルバーブ。今年もご近所の方が作ってくださったルバーブの美味しいジャムをいただきました。渋いくすんだ緑色のジャムで(赤いところで作ると赤いジャムになる)、ぱっと見すごく美味しそうというわけでは…

SNSとスイーツ、生き残るのか消費されるのか(にしれっと紛れ込ませるコパ・アメリカ2021)

昨年のことですが、久しぶりの外出だったので、何かいつもしていないちょっと特別なことをしたいと、仙台の高級かき氷「梵くら」に寄ったのが結果的に呼び水のようなものになり、用事のついでにと言い訳(誰に)をしながらかき氷を食べ歩き、シーズンが変わ…

タニザキ後の世界では、欧米の方が『陰翳礼讃』な文化が残っているのではないかしら

数年前のこと、ヨーロッパの家具職人のインタビュー記事などをまとめて読む機会があったのですが、その時に何度も目にしたのが《In Praise of Shadows | Junichiro Tanizaki》から引用した文章でした。谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃』です。 やたらといろいろ…

それでも食べたい、Buono! Buonissimo!! Buonississimo!!! な高級かき氷|梵くら

仙台の定禅寺通り沿いの小さなビルの3階に入る「梵くら」、昨年の仙台の上空に謎の白い球体が確認された日に(1年後の今も未確認飛行物体のままだそうです)氷始めで訪れたお店です。氷仕舞いもここでと思っていたのですが、思いつきで行くせいか、店休日…

うたた寝する人・しない人(そして、ピクっとする人・しない人)

「うたた寝する人・しない人」についてですが、ものごとは「大概は、こっちかそっちのふたつに分かれていて、あとはどちらかと言えばこっちかそっちのグラデーション」というのがわたしの基本的な考え方なので、世界にはうたた寝をする人としない人と、どち…

新レーベル「おいしい小説文庫」の創刊ラインナップ|『氷と蜜』佐久そるん

<かき氷 小説>で検索した時に、一番最初にあがってきたのが、佐久そるんの『氷と蜜』でした。2020年6月に小学館文庫から「おいしい小説文庫」という新レーベルが登場。その創刊ラインナップ3冊のうちの1つが今回読んだ『氷の蜜』なのだそう。2019年開催…

おとな女の子な感じのかき氷 | shoku-do マチルダ

仙台駅の東口エリアはずっと再開発が行われていて、仙台に住んでいたころから東口に来る度に「わー東口変わったねえ」と言うのが口癖になっています。ちなみに昔は「駅裏」と呼ばれておりましたが「誰が裏なん?」とクレームがついたかどうかは知りませんが…

つい買い忘れるもの

ひと月以上いっつもいっつも、買い忘れ続けているもの。 ダッカールピン 高校を卒業した後以降のほとんどの期間、髪を乾かすだけでどうにでもなるよう、デジタルパーマ的なものをベースに入れていたので、ブローなどしなくとも乾かすだけで収まってくれる楽…

ほろろとくるかき氷の物語|<バーバのかき氷>『あつあつを召し上がれ』小川 糸

かき氷小説をもう1冊読みました。 そんなにざくざく検索にひっかかかるものではないので、かき氷小説は本格的に夏がくる前に終わってしまいそうです。かき氷エッセイは比較的ありそうなのですが……。かき氷小説をご存知でしたら教えていただきたいです。 『…

氷の音を聴いてみました|Sweet Spice Asano

お店のオーナーに「うわーこの人また来たー」と思われてないかしらと少々心配ですが、2週続けて行ってしまいました。ほんとうはパフェを食べようと思っていたのですが、その日もとてもいいお天気だったのでつい……(なんの言い訳) 暑いけど暑すぎない、さわ…

Los Monos de la China | わたしのプレイリスト

今週のお題「わたしのプレイリスト」 わたしのプレイリストの中で一番再生回数の多いのは、たぶん以前もブログにしているこの人たちでした。アルゼンチンのブエノスアイレスで活動している3人組のパワー系アコースティックバンド Los Monos de la China(ロ…

かき氷と物語とよしもとばなな|『海のふた』

アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、中国、今まで住んだことのあるどの国のどの街の本屋さんにも置いてある日本人作家というと、村上春樹、大江健三郎、そして、吉本ばなな。(2003年から2015年までの筆名は「よしもとばなな」だそうです) 吉本ばななの小説…