ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

上海

ディンディン・チャオミエン(丁丁炒面)とミルクビール(奶啤)|新疆ごはん

先日フードコートで食べた新疆ウイグル自治区の郷土料理。新疆料理というと、串刺し羊肉のイメージなのですが、もちろん串刺しの羊肉だけ食べているわけではなく、麺料理もあるようです。地下鉄の中山公園駅直結のショッピングモールの地下にある、90年代初…

小さなお店「阿拉馄饨」で食べる担々麺、今がピーク上海の花粉症はプラタナスのフワフワ

どこかカフェに寄って帰ろうと歩いていたら急に担々麺が食べたくなったある日のこと。 BaiduMaps(グーグルマップのようなアプリ)に担担面と入れて一番近くでヒットした「阿拉馄饨(Ālā húntún / アーラーワンタン)」に行ってみることにしました。 「阿拉…

このお米はなんだろう|安西路(アンシールー)

上海の都心部の細い道には古いビルやアパートがまだまだたくさんあるのですが、細い道の古いビルに店舗を構えるショップやカフェもけっこうあり、上海のワンホン(網紅 / インフルエンサー)たちが見つけてはSNSにアップするので、こんなところになぜ行列?…

コーヒー豆と6年放置した本の読後感|HOmemade藍屋珈琲

めんどくさがりなもので、ほとんどのことはめんどくさいと思っているのですが、コーヒーを飲むのにコーヒー豆を挽いてコーヒーをいれるのはめんどくさくありません。 いつも気に入っている2、3店のコーヒー豆をローテーションしているのですが、久しぶりに…

武夷MIX320(ウーイーミックスサンアーリン)と我家菜場

リノベーションスポットが続々とオープンしている上海。ここは2021年末にオープンで、オープンしてすぐにゼロコロナからのロックダウンに巻き込まれたものだから、オープンしたもののマイナスだけが膨らんでいってテナントオーナーは生きた心地がしなかった…

甜水麺、名前とちがって全然甘くない成都の極太麺|六樘門川麺

担々麺、麻婆豆腐、エビチリ、ホイコーロー、チンジャオロースー、バンバンジー、よだれ鶏・・・おなじみのおうち中華の多くが四川料理。陳さんの功績なのでしょうね。R.I.P. 行って来たのは「六樘門川麺」というお店。簡体字で書くと「川面」なのでつい「か…

気になる上海ウェディング

上海で披露宴にお呼ばれいただく機会があり、喜んで!と参加させていただきました。上海ウェディング!もう楽しみしかない。 中国の結婚式・披露宴は、伝統スタイル・現代スタイル(中華・西洋)とあり、挙式会場は自宅や地域の公民館から、ホテルウェディン…

上海の謎ビルディング

SNSなどを眺めていて目に留まる写真があり、その写真の場所が上海で気軽に行けそうだったりすると(わたしの行動範囲は狭く、上海はとてつもなく広い)やっぱり行っちゃうタイプです。行きたい気持ちに抗えない。 このビルもそのひとつ。RED(小紅書)に投稿…

ChatGPTに教えてもらったビリヤニを食べに行った|MASALA ART(マサラ・アート)

昨年末から世界中に巻き起こるAIチャットボットブーム。OpenAIのChatGPTとか、MicrosoftのサーチエンジンBingのAIチャットボットとか、アメリカのスタートアップが最近出したClaudeとか。最近登場の子たちは、ひと世代前のものとは賢さが一気に進化したらし…

FENDIのS/Sコレクションの撮影と、全然上手に撮影できない楽虾拉麺家(Le Shrimp Ramen)

ifc上海国金というショッピングモールにごはんを食べに寄ったらこんな状態に。 誰が来ているんだろう(有名人全然知らないけれど)と中国のインスタグラムのような小紅書(RED)で検索してみたところ、FENDIのポップアップで、アイドルの孔雪児(Snow/Sherr…

辛くて痺れる四川料理、青花椒魚(チンホァジャンユー)|青花椒花椒魚

辛くて痺れるといえば四川料理の代名詞。四川省のおじいおばあが中華包丁を振り下ろして市場で仕入れた川魚をさばく、渋いオーセンティックな四川料理のお店もたくさんありますが、本気の四川料理はちょっとハードルが高すぎるというわたしには、気軽に手軽…

3月のカメラロール

気がつけばあっという間に3月なのですが、3月がけっこう苦手な月なもので、まだ終わらないのか・・とじりじりした日々を送っております。 そんな中でも日々スマホのカメラロールにちりつもる、ちっちゃな「なにこれ、これなに」をひとつ、ふたつ・・ とく…

その白ごまはなくてもいいんじゃないかな|DAFU DONG(大馥丼)

お米食べない人なので、麺メニューのない丼モノ屋さんに行ったのは、大学生のころに1度だけ行った吉野家。 大学の夏休みに日本に帰ってきたとき、地元の友だちと夜通しドライブ(若っ)からの明け方の吉野家で店内メニューの写真にあった目玉焼きの写真を見…

韓国のエリーゼはこれでいいのかな|クラウン チョコハイム

かっぱえびせん、コアラのマーチ、チョコパイ、おっとっとの共通点とは?ピンときた人はきっとお菓子っこ。 このお菓子たちの共通点とは、東アジアをはじめとした国々から、自国の製菓会社から自国のブランドとして自国の名前をつけて販売されているお菓子た…

負の遺産への道まっしぐら|上海中欧街

上海にヨーロッパがあるそうです。一般的に「中欧街」と呼ばれているそうなのですが、北欧、西欧、東欧じゃなく、いちばんどこのことかピンとこない「中欧」というのがしぶい。 口コミアプリで検索してみたところ「まるでヨーロッパ」とのこと。気になる情報…

上海人の原風景

上海の日常の風景で切っても切り離せないものといえば 外干し そう、それは「外干し」です。上海人にとって心の原風景なのではないでしょうか。 何を大げさなとお思いかもしれませんが、1月にオープンした中山公園駅直結のショッピングモールの地下街にオー…

次こそはできたら行きたいと思っています|EXPO EXPO/中華芸術宮/国際博覧会

EXPO(万博)に行ったことがある方ってどのくらいいるのでしょう。大阪に住んでいた時に、万博記念公園のわりと近くに住んでいたこともあったのと、公園内にある「みんぱく(国立民俗学博物館)」で海外旅行気分を味わうことがお気に入りの過ごし方だったこ…

今年こそ本当に読み終えたい本がある[おまけのデコ電動バイク]

いろいろな読書スタイルがあると思うのですが、わたしは一気読みタイプ。中断するときは、区切りのいいところでストップするのではなく、時間の許す限り読み続け、時間切れになったらそこでストップ。もしくは寝落ち。 そしてもったいながりの性質ゆえ、いわ…

MUJIってたくましい|上海前灘太古里

2月17日にMUJIの新店舗が、以前ブログに書いたことのあるランニングトラックに囲まれた蔦屋書店のあるショッピングモール「前灘太古里(チエンタン・タイクーリー)」にオープンしました。オープンの翌週末、ちょうど近くまで行っていたので寄ってみました。…

29日はニョッキの日|LOKAL

29日は肉の日!というのはジャパンのはなし。ジャパンから掘って掘って掘り進んで行った先にたどり着くアルゼンチン(本当はウルグアイ沖の大西洋みたい)では、29日はニョッキの日。 ニョッキとはジャガイモと小麦粉を練った、お団子のようなモチモチっとし…

お花見さんぽ|梅園公園

2月にぽこっと20度を超える暖かい日が1日だけあり、せっかくのおさんぽ日和ということで梅を見に。上海にも梅自慢の公園がいくつもあるのですが、その中でも一番こじんまりとした可愛らしい「梅園公園」に行ってきました。日本語で読むと「うめぞのこうえ…

お福分け!お年玉ありがとう、はてなさん(とおまけの初雪)

ご存知の方はご存知だと思いますが、中国ではグーグル関連のサービスが基本的に使えません。そんなわけで中国に来るまではメインで使っていたGmailのアドレスも今は1週間に1回か2回確認する程度です。 VPNを繋いだときなどにメールが入ってくるのですが、…

ほんとにどこまでいくんだろう、上海の商業施設|蘇河湾万象天地

最近登場回数が増えた上海市内を流れる蘇州河。本日も蘇州河沿いのスポット・・とテンプレート化してますが、今度は2022年10月にオープンした大型複合商業施設、蘇河湾万象天地。 この子がランドマーク。名前は・・知らない。(逆光!かつ空気悪くなってきた…

どこまでいくんだろう、上海の商業施設|1000 Trees

最近登場回数が増えた上海市内を流れる蘇州河。本日も蘇州河沿いのスポットです。2021年12月にオープンした「Tianan 1000 Trees」(天安千樹)。 1000 Trees 1000 Treesとは何かと言うと、街の1000本の木からなる森を模した大型複合商業施設。ショップやレス…

旧日本人居留地の多倫路文化名人街|おさんぽ上海

上海に残るレトロな洋館や石畳の街は、かつて「租界」と呼ばれたエリアに多く残っています。租界とは、19世紀半ばにアヘン戦争でイギリスに敗れた清(現在の中国)とイギリスとの間で結ばれた南京条約において建設されたエリアで、半植民地のようなもの。 …

ビリヤニを食べに、ネパールへ|Nepali Kitchen(ネパリキッチン)

先日ギリシャへ出かけたものの春節ブレイクで空いておらず、隣のインドでビリヤニとカレーを食べて来たのですが、今回はビリヤニ目的でネパールへ向かいました。 今回出かけたネパールは、上海のインターナショナルなレストランが集る巨鹿路(Julu lu / ジュ…

ハッピーバレンタイン on Sweet Love Street【甜爱路】|おさんぽ上海

上海には「スウィートラブ」と名のつく通りがあります。中国名では、「甜爱路(tianai lu / ティエンアイルー)」、直訳するとそのままの「甘い愛通り」は、前回のブログに書いた魯迅公園のすぐ近く。 ここから ここまでが上海のラブパワースポット、ティエ…

魯迅公園|おさんぽ上海

中国近代文学の父、魯迅。魯迅の小説が日本の高校の教科書から消えて随分経つようなのですが(今知った)、わたしが最初に読んだ魯迅は高校の現国の教科書で、「藤野先生」でした。仙台ともゆかりのある魯迅は現在の東北大学医学部に留学に来ていたそう。仙…

辛い麺とおさんぽ上海

夫が出張だった日の夜ごはん、ふたりの時にはチョイスにあがらないものをデリバリーしよう。・・と選んだのががこちらの辛い麺。 上海から車で8時間ほど内陸にある南昌市生まれのお店で、全国に350店くらい展開している米麺の人気店のよう。辛さは、不辣(N…

風にそよぐソーセージ、蘇州河のほとりのファンタジー|おさんぽ上海

冬の仙台を歩いていると窓からぶら下がる柿を見かけます。一方、冬の上海を歩いていると窓からぶら下がる肉をよく見かけます。大根、玉ねぎ、唐辛子、地域や家庭ごとにいろいろなものが干されていますが、なんにしても上海は肉。 冬の風物詩の干し肉。いろい…