ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

ゆめ

夢を記録するはなし

 

10代の頃「5年日記を書き続けられる人は何かを成し遂げられる人、10年日記を書き続けた人は既に何かを成し遂げた人」というのをどこかで読み、すっかり真に受けて日記を書いていました。

 

類似バージョンに「5年夢日記をつけると超能力が才覚する」とか「予知夢がわかるようになる」というものもあり、こちらもせっせと書いていました。

 

人は一晩に3から5つの夢を見ているそうですが、記憶としてあるのは目覚める直前の最後ひとつ程度。目覚めた時にはばっちり覚えている気がするのですが、目を開けた瞬間に、その開いた目からさらさらと流れ出てしまうのか、夢がどこかにいってしまうこともしばしば。

 

そんなわけで、枕元にノートを用意して、夢がこぼれ落ちる前にせっせと書き留めること4、5年。思い描いた超能力や、予知夢がわかるということはありませんでしたが、それでも「おお?」と思うようなことはしばしば起こりました。

 

例えば。

 

当時付き合っていた彼にフラれたしばらく後、その彼の妹Aちゃんが夢に登場。『渋いアパートの2階でAちゃんと2人で話している。誰かが玄関に来る。「あ、Bだ。ぷかしゅちゃんに紹介しようと思って呼んだの」とAちゃん。Bって誰?』そんなことが走り書き程度にノート書いてありました。

 

さらに数ヶ月後、現実の世界でBに出会います。その時点では夢のことなんか何も覚えていませんが、しばらく後に何か別のことで夢日記を見たときにその「AちゃんがBのことを紹介云々」のくだりを見つけびっくり。

 

Bって、え?このB?今一緒にいるの、Bですけど。

 

見た目も名前も同じ人と(覚えてはいなかったけれど)数ヶ月も前の夢の中で既に出会っていた。……という、他の人には本当にどうでもいい話ですが、自分の中ではなかなかの不思議な出来事。

 

夢を書きとめていると、そんなことが時おり起こっていることに気がつきます。

 

夢に限らず、そして時おりではなく、もっと頻繁にこういうことって起こっているのかもしれないですね。気がつくか、気がつかないかの違いだけで。気がつかなくてもなんてことはないけれど、気がついたらそれはそれでちょっと面白い程度ですけど。

 

そんなわけで最近、ふたたび夢を書き始めました(via twitter)。ツイッターにそんなものをあげるのもどうかと思いますが、まあその辺はおいおい違う手段を考えようと思います。

 

ちなみに、つい2、3日前にはCIAの中途採用試験を受けた夢を見ました。