ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

地方局のテレビ、おそるべし。仙台版

 

ゴールデンウィーク in 仙台、続いています。

 

仙台に住んでいた時はそれが当たり前すぎて気がつかなかったのか、いないうちにいろいろと進化を遂げてしまったのかはわからないのですが、いろいろと新しい発見がありました。

 

テレビのスポーツニュースは地元愛にあふれていました。サッカーのニュース→ベガルタベガルタ仙台レディース→以上。野球のニュース→楽天→以上。バスケットボール→89ERS→以上。清いほどに地元チームしかニュースになっていませんでした。そして東北あるあるなのですが、他チームでも東北出身の選手は東北枠があるようで、地元チームの選手並みの情報量の厚さ。

 

街を歩いていても、仙台キッズたちがみんな楽天の野球帽をかぶっていたり、ああ地元にチームがあるというのはこういうことなんだなあとひしと感じました。

 

そして、全国区では「あの人は今?」的な存在でも、地元では知名度99%の帯番組を持つご意見番のような人が各地方にいるものです。仙台には、金八先生シリーズ「仙八先生」の仙八先生をしていた宗さん(さとう宗幸)がいます。宗さんももれなく20年以上続いている「OH!バンデス」というローカル情報番組をやっています。わたしが驚いたのは宗さんではなく、こちら。

 

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ロバート馬場……(ワイプが宗さん)。馬場って東北の人なのか(九州男児です)と思うくらい、すっかり馴染んでみんなに馬場ちゃんと呼ばれてお料理コーナーを担当していました。ロバートの時の20倍くらい喋っている馬場、いや馬場ちゃん。もはやロバートが副業なのかと疑いました。

 

実家で、古くなった新聞や広告を保管しているストッカーの中でひときわ目立つ新聞広告が目につきました。

 

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まさかの全面2ページを使った地元紙、河北新報の広告。先日仙台で行われた祝賀パレードの日はこのラッピング広告の新聞が届いたそうです。さらに驚いたのが、この祝賀パレード、仙台ではNHK(東北地方では拡大版90分)+民放全局がライブ中継だったそうです。Eテレ以外はどの局をつけても祝賀パレード。全局っていやー、恐るべし。

 

地方局の自由度の高さに驚かされました。全国区になった人たちを使って、しばりのすくない地方で好きに番組を作ることができるとなると、コンテンツもキー局よりも地方の方が面白いかもしれないですね。……とニュースとスポーツくらいしかテレビを見ないわたしが言ってみる。