いろんな国のことを書いていたら、いろんな国に行きたくなってきました。夏休みももうすぐ、今年はどうしましょう。脳内の大部分をワールドカップが占めていて、日常生活すら最低限の容量しか使えていないので夏のことまで考えられない今日この頃。
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ドイツの話
ドイツの食べ物のはなし。全体的に茶色からベージュのグラデーションというイメージのドイツ料理。ハード系のパン、肉、ソーセージ、じゃがいも、キャベツ……う〜ん、ビール、白ワイン……あとは、あとは……、ハリボー。ハリボーが唯一カラフル。
メキシコの話
はじめて食べたメキシコ料理のはなし。メキシコ料理はわたしのいつも食べたい料理トップ3にはいります。高校2年の夏休みにロサンジェルス近郊にホームステイをした時に、フィリピン系のホストファミリーと行ったレストランが初メキシコ料理でした。
今思えば、それがテクス・メクス(Tex-Mex)と呼ばれるメキシコ風アメリカ料理だったのか、オリジナルのメキシコ料理だったのかは覚えていませんが、16年の人生の中で初めて出会った忘れられないインパクトのある料理だったのは確かです。
カラフルな色合い、火の通った野菜と生のままの野菜がひとつの料理の中でミックスされている感じ、ぐちゃぐちゃねちょねちょぱりぱりな食感、クセの強いコリアンダーの味や、絶対辛いと思ったらまったく辛くない野菜や、その逆で絶対辛くないと思ったら死にそうなくらい辛いものまで、16歳の乙女にはちょっとしたショックでした。
すごくロマンチストだったり、すごく残虐だったり、極端なものを併せ持つメキシコ料理って、メキシコ人みたい。
スウェーデンの話
斬新な料理名のはなし。スウェーデン料理と言えばこれしかない。というかこれしか知らない。玉ねぎとアンチョビのポテトグラタン、その名も「ヤンソンの誘惑たち/Jansson's temptation」です。なんでこんな不思議な名前にしたのでしょう。ロシア料理の「毛皮のコートを着たニシン」に匹敵するヘンテコさ。
whostolemysheep.hatenablog.com
韓国の話
韓国の袋ラーメンを食べ続けた大学時代のはなし。18歳、アメリカ、オハイオ州のおそろしく田舎の大学生になったわたしが出会ったのは、韓国の袋ラーメン「辛ラーメン」と「ノグリ」です。
今でこそもっと辛いものも食べるようになっていますが、初めて食べた韓国の辛い系ラーメンの辛さは、それまで食べたことのない辛さと赤さでした。ちなみに辛ラーメンと比べると、ノグリはラーメンというよりうどんっぽい食感で、辛さもマイルド。
3年生までは大学の寮に住んでいたので、辛いラーメンの刺激臭が、食べ物に関してとってもコンサバティブな田舎のアメリカ人たちを刺激しないよう、細心の注意をはらいつつ、箱買いしたノグリたちを食べていました。
数年前に辛ラーメン25周年を記念して発売された辛ラーメンブラックも食べてみたいです。