もくじ
のりもの
このチケットでトラムや地下鉄が乗り放題。他にも1回券や、90分券、72時間券などいろいろなバリエーションがあります。1日券じゃなく、24時間というシステム、非常に良いと思います。みんなそうしたらいいと思う。
初回のみ地下鉄の改札やトラムの中で打刻。検札が来た時に(一度もなかったけど)無打刻のチケットや、チケットがないとたっぷり罰金を持っていかれるシステム。
こういうのって、ふだんズルなんてしないの人が、たまたま急いでいて乗っちゃった、そんな時に限って検札があったりするような気がします。おそるべし。
クルテク
クルテクとは、チェコ語で「もぐら」の意味です。1961年から始まったチェコのアニメのキャラクター。日本でももぐらのクルテクの絵本の翻訳がぐりとぐらの福音館書店やノンタンシリーズの偕成社から翻訳版が出ています。
シュコダの自動車博物館でグーグル翻訳を頼りに本気読みしてきたのは、自動車つながりということで置かれていた「もぐらとじどうしゃ」という絵本。どうしても車が欲しくなったクルテクが、ガラクタを集め、お友達のアイディアに助けられながら車を作るなんともかわいいお話でした。クルテクはもちろん、お友達のはりねずみくんたちもすごいかわいい。
もぐらのクルテク - チェコ・ドイツ・東欧雑貨のお店 CEDOKzakkastore チェドックザッカストアの雑貨通販サイト
駅ピアノ
プラハのブログにいただいたコメントで、NHKの「駅ピアノ」の番組を教えていただきました。マミーさん(id mamichansan) キリンさん(id:bu_kirin) ありがとうございました。さっそく検索しました。とてもステキな番組。
番組になっていたプラハのマサクリ駅、たまたま駅前でトラムを降りた日があり、ヨーロッパの駅らしい佇まいに惹かれて駅舎にはいってみた時の写真です。ピアノはなかったのですが、ちょっと前の日付のブログや写真などはウェブ上で見かけたので、すれちがいのようです。残念。
中央左手に写っているのがジューススタンドなのですが、ここでスイカとイチゴとミントとレモングラスのフレッシュジュースを飲みました。
知らない国
1000年以上の歴史のあるプラハ、ユダヤ人が住んでいて追い出され、ローマ人がやってきて追い出され、ドイツ人がやってきて……住んでいる人の人種構成がごっそり入れ替わる過去のある街。
ヨーロッパ史の中では特に珍しいことではないのかもしれませんが、せいぜい市町村合併くらいしか実体験として経験のないわたしには、チェコスロバキアがチェコとスロバキアになったことのように、国レベルでの連邦制やその分離など、ちょっと想像の域を超えています。意外に、国の分離も市町村合併レベルと同じ感覚で受け入れられてきたのかもしれませんし。どうなのでしょう。
知らない言葉
こんなにたくさんの知らない国の言葉が聞こえてきたのがはじめての経験でした。観光地で耳にする言葉の多くは、現地語のほかに、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語……と、話している内容はわからなくとも何語かは検討がつくことが多かったのですが、プラハではまったくわからない言葉をよく耳にしました。ヨーロッパ言語ってすごい。おそるべし。
プラハの印象
まったくまとまらないプラハの夏休みになってしまいました。東京が日本の他の街と少し違うように、NYがアメリカの他の街と少し違うように、プラハもきっとチェコの他の街とは違うのでしょうね。
そして、毎日30度越えの青空と太陽のプラハは、ほかの358日とはまた違っていたのだろうなあと思います。
あんなにたくさんの国の人が集まっていたのですが、すごく静かな印象の街でした。これはプラハがどうこうではなく、わたしが(ピークを超えたとは言え)あふれんばかりのエネルギーを放出している上海から出かけたからかもしれません。
またいつか行くことがあれば、違う顔のプラハを見てみたいと思います。