ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

どこかにワープしてしまいそうな気分になる、外灘観光トンネル

上海というとよく使われる画像は、ちょうどこのあたり。

歴史的建造物が並ぶ外灘(ワイタン)地区と、そして大きな河を渡った対岸は、外灘とは対照的な近未来的なデザインの超高層タワーがニョキニョキと立ち並ぶ、浦東(プードン)の高層ビル街になっています。

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外灘地区(左)と浦東高層ビル街(右)

この河を渡るには4つの方法があります。

1)車

2)地下鉄

3)船(観光船や渡し船など)

4)外灘観光隋道(ワイタン観光トンネル)のゴンドラ

観光のためにトンネルを掘ってゴンドラで渡らせたら面白い!と誰が思いついたかは謎ですが、穴があったら覗いてみたいタイプのわたしとしては、この4番目のトンネルに惹かれるものがあります。

今回は外灘側から浦東側へ行きました。

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ゴンドラとタワー展望台のセット券も各種販売

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ちょっと気分が高まるエレベーターで地下に潜ります

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プラットホームから無人ゴンドラに乗車します

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おおおこっち方面なんだ

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反対方面行きのゴンドラとたまにすれ違う

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不思議な世界にトリップしそう

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前方のスクリーンがシャっとなる箇所もある

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トリップ終了、俗世に戻る

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そこはやっぱり中国でした

こちらの外灘観光トンネル、片道50元(約850円)になっております。

地下鉄で3元(約51円)、渡し船なら2元(約34円)で行けるところを・・・と思うと震える思いではありますが、そんな現実には目をつぶり、民間のエンターテイメントと、社会主義国のインフラの差を身をもって体験することも、ひとつの教育的価値のある観光体験かもしれません。