中国といえばパンダ、パンダといえば中国。春らしく暖かい週末、パンダを見に行ってきました。いつか四川省にあるパンダ基地にも行って見たいと思っていますが、まずは地下鉄で行けるところから。
上海には、郊外にある「上海野生動物園」と、中心部からアクセスのよい「上海動物園」の2つの大きな動物園があるのですが、前者が130元(約2,160円)後者が40元(約670円)とけっこうな差。今回は地下鉄を降りてすぐ目の前、アクセス抜群の「上海動物園」行ってきました。
とても広い動物園。中央にある広場では、マイテント持参のファミリーもちらほらいます。外で春満喫気分の家族が多いのか、動物園は大盛況。ダチョウでもこの人だかり。
園内には桜や梅も咲いていました。そしてこれから花粉症ピークに向かって一直線のプラタナスたちがその丸い実を膨らませていらっしゃいます。あの実が割れると、この黄色っぽい棉毛が街中を飛び回り、花粉症を引き起こすのです。めいっぱい睨みつけてきました。
ピークは4月、5月ですがもう魔の手はすぐここに。外出前にはしっかり薬を飲み、イハダを振りまいて出てきました。イハダ、ありがとう。
プラタナスで下がった気分を盛り上げるため、パンダに会いに向かいます。
どこの国でも割とそうですが、人間って動物をみるとその動物名を口に出して言ってしまうという生まれ持っての性質なのでしょうか。
ゾウが出てくると皆さん口々に「ダーシャンダーシャン(大象)」と言い、パンダが見えると「ションマオションマオ(熊猫)」と言ってしまう。
こんな感じの運動場。上海動物園には オスの雅二(ヤーアー)と、同じくオスの星二(シンアー)、つい日本語読みで「マサジとセイジ」と呼びたくなる、昭和の漫才師みたいな名前の4歳のパンダがいるそうです。この日は一頭しか運動場には出ていませんでした。この日いたパンダが雅二なのか星二なのかはわからず。
パンダ部屋の入り口で足を広げるパンダ。お部屋に入りたいのかと思いきや、この尻尾を上にふわっと上げ、おもむろににゅるるると大きなウンチ。しかも2個。そして最後に派手にジャーっとオシッコ。
見学のこども達大興奮。ヤンヤヤンヤです。 「二ャオニャオ!」とはしゃぎまくる中国キッズ。スマホでニャオニャオを調べると尿尿でした。日本語と同じなんですね。そして、こどもたちはそういうのがお好き。それも同じ。
野性味溢れるパンダでした。