好きな果物は何と聞かれた時に「スイカ!」とは出てこないのですが、でもスイカは大好きです。ものすごく好きなのに、わたしの好きな果物ランキング上位には食い込まない、あんなに大きいのに存在感の薄いところもまたスイカのチャーミングなところでしょうか。
ちなみにわたしの好きなフルーツ上位6つ(あいうえお順)はコチラ。巨峰、さくらんぼ(佐藤錦)、梨、白桃、マンゴー、ライチ、この辺り。名前を見ているだけで幸せ感漂います。上位7つまで選べるのなら、ここに入るのはダークチェリーか……。
スイカがどのあたりで登場するのかは即答しかねるのですが、大好きであることに変わりありません。スイカは野菜だし、というのもごもっともですが、個人的には果物のくくりです。
暑い日に食べるスイカはまた格別です。6月も半ば、少し前まではくっさいドリアンがわたしの入店を拒否する砦のように店先に並び、隣にいるライチに臭いが移ったらどうしようとビクビクしておりました。最近ライチも終わりのようで、そのスペースにスイカが割り込んできました。ドリアンも早く奥の方に行ってほしい。
実家は果物消費量がとても多く、年中季節の果物がごっそりとある家です。それが当たり前だと思って育ったのですが、いざ自分が買い物をするようになって、果物のエンゲル係数の圧迫感が気になります。そのくせちょっとケチると、それがすぐ味に反映されたりするところも悩ましい。
そういう点でも、種類が多い点でも、ここ中国は果物天国。幸せです。街にはたくさんの果物屋さんがあり、市場もあり、スーパーでも、デリバリーでも、お手頃な値段で果物が手に入ります。
とはいえ、果物の市場価格がいまひとつわからないので、デリバリーアプリとスーパーの値段をちょいちょいチェックしています。果物屋さんと市場は、おじちゃんやおばちゃんがさあ何を買うのかーと元気に話しかけてくるので、ちょっと値段だけ……とは言いにくい。
そんなある日、スーパーに寄ったので果物売り場に寄ってみました。
確かにスプーンで食べますが。
なんかちょっといろいろ気になります。スプーンペタペタしちゃうし。