今週のお題「2019年買ってよかったもの」
その昔、使っていた手帳の後ろの方に「行きたいところリスト」がありまして、主に会議中の自分に関係のないパート(自己判断)になると、嬉々としてそのページを開き、新たに追加する国や都市を書き足したり、行きたいところの優先順位をぐるっとしたりしていました。夢中になりすぎて隣の人に手帳を覗き込まれて焦ったり。
手帳を使わなくなって10年が過ぎ、わたしの「行きたいところリスト」もスマホに移り、リスト内の国や都市もずいぶんと変わりました。
2019年も、そのリストの中からずっと行ってみたかったところに行くことができました。リストにない場所に思わず行けた、なんていうのも楽しいものですが、リストにある場所に行くのは、また違った感慨深いものがあります。
リストを開いた時に妄想したり、映画や本でリストの国や都市が登場して自分の妄想を重ねてみたり、よく読むブログにその場所が登場してテンションがあがったり。「行きたいところリスト」の場所へ行くということは、普段から意識しているだけあってそもそもの熱量が違うのでしょう。
リストにある場所の中で、今年初めて訪れたところは3つ。
2月のお休みに行ったフーコック。妄想の中では、フーコックの島内をくまなくめぐっていたのですが、実際にはリゾートから一歩も出ることなく、ビーチで飲みながら本を読み、プールで飲みながら本を読み、レストランやバーで飲みながらご飯を食べたり、おしゃべりをしたり、本を読んだりして過ごしてきました。
よって、また行きたい。次は島をぶらぶらしたり、海にかかるゴンドラに乗ったり、マーケットでシーフードの食べ歩きをしたい。
夏休みにはトルコのイスタンブル。犠牲祭の連休、ユーロのスーパーカップ決勝と丸かぶりで、とんでもない人の波に飲み込まれました。
どこにいっても細やかな、時におおざっぱな、ありとあらゆるタイプの、ありとあらゆる時代のモザイクがあり、モザイク好き、タイル好きにはゴックンな街でした。
そしてなんといってもごはんがおいしくて、ネコがたくさんいる街なので、これまたゴックンです。
そして10月の連休には、ここもずっとずっと行きたかったポルトガルへ。
想像通り、そして想像以上にステキなポルトとリスボンでした。焼き魚がおいしくて、ワインが安くて、ステキな本屋さんが点在する街。
「行ってみたいところリスト」から「住んでみたいところリスト」にチェンジです。そして、次に行ったら内陸の街にも行ってみたい。
2019年は「念願かなって」な旅行を3回もできました。大満足です。
2020年の予定はまだひとつも決まっていませんが、またどこかに行きたいな。そうそう、久しぶりに一人旅もしたいな。