ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

大人になるって

今週のお題「二十歳」

 

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大人の玄関口

わたしの「二十歳」はまだまだ不安定でした。

経済的に自立をしていないというのももちろんそうだったのですが、それだけではなく、まだ思春期のころのような、自分が思う自分と、実際の自分と、他人が思う自分が、まだうまく噛み合っていない、不格好でバランスの悪い感じ。

人格形成途中で、大枠は出来つつあるけれど、その枠も何かちょっとした出来事やタイミングでガラッと変わってしまうくらいぺにゃぺにゃな造り。二十歳ってそんな時期だったように思います。

成人式には参加しませんでした。成人式に行かないというのは、行くもんかと強い意志で決めたわけではなく、行かないことの方がなんとなくあたりまえな気がしていたので、すっかり他人事でした。

後から友だちの写真を見せてもらっても「かわいい!わわ懐かしい!え、これ誰?」と、かつてのクラスメートや同級生たちを久しぶりに見たときに持つ普通の感想しかなく、やっぱり行けばよかったとか、着物を着たかったということもありませんでした。

 

「ああ、大人になったんだなあ」と自覚したのって、いつだったのかしら。

少なくとも今はもう、迷うことなく自分は大人だと自覚しています。いつからとか、何があったわけでありませんでした。

自分の意思とは関わらず、大人にならなければならなかった人生を送ってきた方たちもいるんでしょうね。

今になって思えば、若い不安定な時期もそれはすてきな時間だったなあと思いますが、もう一度そこに戻りたいかと言われれば、戻りたくはないかなあ。

二十歳の頃、調子に乗っている時に考えていたような特別な大人な自分にもなっていないですし、卑屈になっている時に考えていたような残念な大人の自分にもなっていません(多分、きっと)。

物理的には自由になれないこともありますが、ある程度の経済的な自由と、なにより精神的な自由がある今、大人ライフって二十歳の頃に思っていたものよりは結構楽しものだなと、調子のいい時もいまいちな時も含めて、そう思います。

 

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大人のたのしみのひとつ

上野池之端の亀屋一睡亭で美味しいうなぎをいただいてきました 。

「こちらが竹で(お客さまがサイズの小さい方で)よろしいですか?うちは逆なんですけどね。ふふふ」そう言いながら配膳してくださったクールでステキな女性。確かに、女性だから小さい方(竹)、男性だから大きい方(松)とは限らないですよね。

大変美味しゅうございました。写真だけでもあの美味しさを思い出せます。