ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

SONYの完全ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF -1000XM3を買ってもらう

 

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今まで使っていたイヤホン

新しいイヤホンに買替えたいと思い始め、そろそろ1年が過ぎようかとしていました。夫がノイズキャンセリング機能のあるワイヤレスを使っていて、飛行機に乗っている時に聞かせてもらった時のノイズのなさに感動し、羨ましくなったのも理由のひとつ。

ことあるごとに、欲しいなあ、買替えようかなあ、欲しいなあとつぶやいていました。そんなこんなで早1年。

この手のものに詳しくなく、積極的にリサーチするでもなく「これが欲しい」というものはありませんでしたが、やっぱり欲しい。

完全ワイヤレスで、ノイズキャンセラーのついたもの、そしてデザインがごつくないものをと考えていました。

「そうだ、年末に日本でイヤホン買おうかな」と言うと「買ってあげるよ」と天の声。う、うれしい。

 

東京でそれぞれの用事の後、待ち合わせをヨドバシのイヤホン売り場に指定させていただきました。早めに行ってじっくり選ぼうと思ったものの、年末のヨドバシをなめていました。恐ろしいほどの人だかり。買うのか買わないのか知りませんが、完全ワイヤレスのヘッドセットが入ったショーケースの周りに、砂漠のハエなみにたかる人々。

人の隙間からショーケースを覗こうと試みるも、なかなか隙間が見つからない。しょうがないので、買うつもりもない完全ワイヤレスではないイヤホンを見たり、ごっついタイプのヘッドセットを見たり。それにも飽きてヨドバシにいるのにすみっこで「イヤホン 完全ワイヤレス おすすめ」とスマホで検索する始末。

……、はあ。もう今日はいっか……と諦めかけたとき、天の声の主が現れました。そうだ、せっかくのこのチャンスを逃していいのだろうか。なけなしのやる気をもう一度かき集めるわたし。

 

わりと重症レベルの優柔不断にとって「買おっか」と言われて「買ってもらった」に至ることはめったにありません。突然「買おっか」と言われても急には選べません。

決められないくせに「なんでもいい」わけでもなく。人に選ばれるなんて論外ですし、自分の気に入ったものしか欲しくありません。面倒臭いことに……

 

だけど、もうなんでもいい。(どっちよ)再びこのチャンスを逃すくらいなら、なんでもいいから買ってもらおう、前言撤回です。

すると、何のタイミングかモーゼの十戒のように目の前のショーケースにいた人の海がさささーと割れ、販売員の方の「何か出しましょうか」の声。後光が見えました。

ここからはもう流れ作業です。「完全ワイヤレス+ノイズキャンセリング」のチョイスはあまりないとのこと。出していただいたのが、SONYの「完全ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF -1000XM3」です。長い。

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SONYの「完全ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF -1000XM3」

「さあ、耳に入れて聞いてごらんなさい」と言わんばかりに出してくださったのはいいのですが、いろんな人の耳を出たり入ったりしたものを自分の耳に入れるのは大変抵抗があります。躊躇するわたしのことなど意にも介さない様子で「さあさあ、ほらほら」な販売員。

覚悟を決め、そっとイヤピース部分を拭き耳に入れてみます。うわ。

スマホにつなぎ、音をならしてみます。音のことは、ひどくなければいいわとこだわりはなかったのですが、思っていたよりもずっと良い音に満足。

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気になっていたことなどをいくつか確認したところで「他のも聞いてみますか?」と販売員。いやいや、さらに他のイヤピースを耳に入れるなんて無理です。とは言いませんでしたが。もうこれでよいです。

いや、これがいいです。音も、ノイズの消え具合も、モード変更の操作性も、その他の操作関連も、普通の人が気にかかるような部分は、キレイにつぶしてあるところもソニーらしい。

「じゃ、これで」「色は?」「こちらで」「はい、ではこちらをレジに。買ったらアプリ入れると便利ですよ。では」と流れに身をまかせ。ここで迷ったら、イヤピースを耳に入れた甲斐がなくなってしまいます。勇気を振り絞って流されました。

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わたしの「完全ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセットWF -1000XM3」

SONYの専用アプリをダウンロードすると、イコライザーで音のバランスを好みに調整できるのも、かなり気に入っているポイント。かゆいところに手の届くこのサービス。

開発者のみなさまに感謝し、天の声に感謝し、愛用させていただきます。