沖縄に行ったらしてみたいこと……
いっぱいあるのですが、そのうちのひとつが「海中道路を車でドライブする」でした。沖縄本島から車で行ける離島を訪れるの巻。
以前、海中道路について調べものをしていたときにこのサイトにたどり着きました。この下のページにある空からの海中道路の写真に心奪われ、絶対に来てみたかった!
真夏のドライブはさぞ素敵だろうなあと心の瞳で真夏を想い、真冬の海中道路を走り抜けます。最初に着くのが平安座島(へんざじま)。すぐに目につくと言いますか、それしか目につかないくらい目の前に広がる真っ白なタンク群。
「あれは何ですか」
歩いていると、近くにいた旅行者がガイドに質問する声が聞こえてきました。
「石油タンクですよ」
「へえ、沖縄って石油が採れるんですかあ」
「・・・・・・。」
(ひっっっっっっ)私の心の声。
いろいろ考え始めると大変なことになるので、聞こえなかったことにして先を急ぎます。
先端の伊計島に入るやいなや見えてくるのが伊計ビーチ。冬のビーチとは思えないハッピーな雰囲気。ジュースを飲んだり、波打際を歩いたり、のんびり休憩。
ビールを飲みながらイカリングを食べ「世間は伊計島の良さを理解していない!みんな伊計島に来るべきだ!」と彼女に伊計島愛を語っている方が微笑ましかった。彼女は6分の1くらい聞きながら、残り6分の5はビールとイカリングに夢中でしたが。わたしも車じゃなかったらビール飲みたかった!
アメリカ人ファミリーがふつうに海水浴していてビックリ。この時まだ1月。アメリカーノおそるべし。
伊計島のもっと先、端っこの方まで行ってみようと車を走らせると、ひたすらまっすぐな道。両脇にはざわわざわわな畑などが広がっています。端っこにはのんびりとしたリゾートホテルがありました。
そして、この旅トップ3くらいでときめいたパパイヤ組合があります。
次に向かうのは浜比嘉島(はまひがしま)です。
漁港の近くの野球場で小学生が野球の試合をしていました。礼儀正しいし、大きな声で監督の指示に返事するし、プロ野球選手たちも最初はみんなこんな感じでスタートしてるんだろうなーと誰目線かわからない視線をおくるわたし。となりで「いやプロ野球行くような人のほとんどは、この年代から異次元にずば抜けてるから」ですって。
漁港には大漁旗で着飾った漁船がたくさん。居酒屋以外で大漁旗を見たのはじめてです。
浜でお魚を焼いて食べさせてくれる食堂がありました。家族で焼き魚食べてたり、おじさん一人で焼き魚食べてたり、お姉さん一人で焼き魚食べてたり、ああ、今度はこの辺りでじっくり泊まってわたしも1日2食焼き魚食べたい。
ドライブしていた中、何回か見かけた1枚のポスター。
どこのお酒のポスターだろうと思ってぐるっと眺めてみると「沖縄県」のポスターじゃないですか。スマホの画面に「飲酒カレンダー」の文字。検索すると、沖縄県保健医療部健康長寿課が運営する「飲酒カレンダー」というアプリのようです。
県をあげて「健康おきなわ21」という取り組みを行なっているようで、アルコールはその大きな最大目標のひとつ。県のアルコール関連の数字をみると、肝疾患の死亡率、男性が全国ワースト、女性がワースト2となかなか厳しい現状。ワイルドドリンカー率が高そうです。
そして残念なことに、飲酒事故率もワースト、全国平均の2.6倍。
参照:琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース(2020/2/22)
言うまでもなく「飲酒運転は絶対にしない、させない」
(1)お酒を飲んだら運転しない
(2)運転する人にはお酒を飲ませない
(3)お酒を飲んだ人には運転させない