那覇のとなり、浦添市にある気になる町、港川ステイツサイドタウン。
戦後、駐留米軍向けの住宅として建てられ、現在は住宅にレストランやカフェ、ショップなどがはいっています。 アメリカの州の名前が付けられた通りを歩きながら、レトロで可愛い元住宅のお店をのぞいたり、だらだらしてるネコを眺めたり。
寄ってみたいお店はいっぱいあったのですが、胃袋はひとつしかないので、今回は沖縄そばとコーヒーに絞ります。いやあカヌレも食べたかったし、カフェごはんもしたかった。
「いしぐふー」と「沖縄セラードコーヒー」ごちそうさまでした。
なんでもかわいいし、なんでもおいしい。
でも、やっぱりそれだけではないものをものすごく近くに感じました。
島の真ん中をどーんと縦断しているそれの存在です。
南北を車で走る時は必ずどちらかのサイドにその存在を感じますし、西東を渡る時はその間を抜けていく感覚です。
わたしは霊感とかはありませんが、そういうのを感じる人ときっと同じ感じじゃないかしら。
カーナビにも一見うつらない何もない土地のようにみえるそれ。
空を見上げなくとも、行き交っているのが音でわかります。海にだっています。ニュースでよく聞く地名のサインを目にします。
米軍基地の存在が、実態としてこんなにも大きく、こんなに近いとは。
たのしくて、ワクワクしたのと同じくらい、このことを思い知らされました。うまく言葉にならない……なんて言ってはいけないんだろうなと思うくらい、それは大きく、そして近く。
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