どこの島であっても、島に行ったらしたいことのひとつがぐるっと島一周です。極端な話どこにも寄らなくてもいいのですが、ぐるっとはしておきたい。そういう話を聞くことがわりとあるので、高いところがあると上ってみたくなるとか、火をみると興奮するとか、人間に備わっている本能のひとつなのかもしれません(聞いたことないけど)
オフシーズンなのでレンタカーも当日の予約なしでで問題なく借りることができました。中心部の宿泊していたホテルまで迎えに来ていただき、レンタカー屋さんまで車で10分ほどの道中、この数日の間何度となく繰り返された「寒いでしょう〜」「え〜全然寒くないですよ〜」のやりとり。島の人と本州の人との間での、この季節お約束ごとなのでしょう。
余談ですが、宿泊していたホテルも「ククル」レンタカー屋さんも「ククル」、ショップやカフェの名前など、沖縄でよく見かけた単語のひとつです。「くくる」「CUCURU」「KUKURU」「CUCULE」「996」表記はいろいろありましたがみんなククル。何のことなのか聞いてみると沖縄の方言で「ココロ(心)」のことだそうです。
まずは西側を北上し最北端へ、そして東側を南下してきました。
1日に2つの鍾乳洞に行ったのはさすがに人生初の出来事でした。そして鍾乳洞にひとりっきりで入ったのも人生初。ホラー映画を劇場でひとりで見たにつぐレアな体験でした。
すれ違う車のない道をドライブするのはほんとに気持ちいい。びっくりするくらいキレイな海がすぐそこにあるなんて。贅沢な気分です。「今年1番寒い日」がこれなんて、1番寒い日のハードルの低さ、最高です。冬の石垣、いいですね。
車を返し夜は近くでさくっとごはん。のつもりでしたが、気がつくと「ハイ、シーサー!」
旅行にいけるようになったら、また何度でも行きたい石垣島。シーズンの島にももちろん興味はあるのですが、シーズンオフの島ののんびり感は捨てがたい。また冬に行こうかな。