はじめてここのお店を教えてもらったのは、オープンしてから2年くらいたったころ、久しぶりに仙台に帰ってきた時に、友人がプレゼントしてくれたチョコレートでした。
仙台にこんな美しいチョコレートを出すお店が出来たとは。チョコレートというより、ル・ショコラです。(言い方変えて見ただけ)
仙台の南町通りに2011年の12月にできた「kazunori ikeda individuel」というステキなお店、他に、定禅寺通店とエスパル仙台店があります。
公式サイト:www.kazunoriikeda.com
選ばれた素材、満足できる甘さ、フランス菓子の技法、カズノリイケダ独自の創造性、そんなステキないろいろが1個のお菓子の中にぎゅぎゅぎゅと詰まっている。
今も自分のおみやげに買ってきたマカロンを食べながらブログを書いているのですが、マカロンをはじめ、焼き菓子や、ジュレ、ケーキなどなど、見た目にも美しく、口にしても美しい、トキメキがたくさん並んでいるお店。
そのカズノリイケダでかき氷も出しているというではないですか。いってきます!
かき氷は、トップの「ふんわりクリームチーズ」「練乳のエスプーマ」の2種類と、ベースになる「アカグマ」「キグマ」「シロクマ」の3種類から選べます。
わたしは練乳のエスプーマのアカグマをオーダー。アカグマはいちごと3種類のベリーです。
この練乳のエスプーマがふわっふわで、見た目以上にエスプーマ感あわっあわな感じ。
ベースになるかき氷パートは氷というよりは、ジェラートのソルベ寄りのような食感で、薄く削られ、折り重なったミルフィーユのような感じです。なかなか溶けないので、ゆっくり食べることができました。
が、しかし。
完食ならず・・・。無念でございます。心残りをお皿に残し、クッキーと焼き菓子とマカロンを買って帰りました。
お店のインテリアなどは乙女度が高いのですが、お客様はオールラウンド。女性はもちろん、男性も学生からビジネスマン、おじさままで幅広い層の方がいらっしゃっていました。
4名まで入店可と、しっかりコロナ対策も。わたしがのんびりとかき氷をいただいている間も、お客さまが入れ替わり立ち替わり、持ち帰りでかき氷を買われる方、オーダーしていたケーキを取りに来た方、おつかいもの用らしいマカロンを箱いっぱいに買われる方、常に2、3名の方がお店にいらしていました。相変わらず人気。
家に帰ってからお店のサイトをふたたびじっくり見ていたら、どれも食べたくなってしまってちょっと危険です。特に、店名にもなっている「individuel(アンディヴィドゥエル)」、プティガトーたちは、お店に入ると一番いい位置のショーケースにいらっしゃって、これがまあかわいい。言葉通り、ひとつずつ、それぞれ、1個の中で完結する世界観というお店のこだわりを表現して作られているそうです。
今一番食べたいのはAli Baba(アリババ)という名前のついた、パリ最古の老舗パティスリー「ストーレー」で教わったというラム酒たっぷりのプティガトー。食べたいー。