気がつけば13皿目。松島でかき氷にたどり着けなかったので、仙台に戻ってから、意地でも今日かき氷を食べるぞと無駄な負けず嫌いを発揮し、いくつか思い浮かぶかき氷たちのうちの一つに向かいました。目的のかき氷に向かっていると、とあるお店が左目の端にとまりました。んん、そういえばここのお店のアレも気になる。いったん気になり始めると、やめられない止まらない。
目的地を変更し、目指したのは「Cerneaux de Noix(セルノー・・ドゥ・ノワ)」のマンゴーかき氷!前回来た時は、いちごを食べたのですが、周りで食べているマンゴーにもぐわんぐわんと心を鷲掴みにされていたのでした。
マンゴーはとても好きなフルーツのひとつですが、マンゴーのスイーツは、食感も含めマンゴーそのままで食べるタイプが好み。マンゴーの乗ったパフェや、マンゴーのタルト、マンゴーがゴロゴロ入っていてほしいのです。
そんな理由から、マンゴーのシロップってどうなんだろうと想像つかない部分があり、マンゴーのかき氷というのはあまり惹かれる存在ではなかったのですが、先日ここで見たマンゴーのかき氷にロックオンされてしまいした。
見た目の通り美味し美しマンゴー!ぷるっぷるんっ。ここのかき氷って、見た目はシンプルなのですが、いろいろなデコレーションがないからこそ目がいくぷるっぷるんっ。そしてとぅるっとぅるんっ。ビューティちゃんです。
見た目からは食感の想像がつきにくいのですが、かき氷に求める本質的な部分はそのまま。かなりストレートなかき氷です。ふわふわさなど氷としてのこだわりはありりつつも、奇をてらわない、直球勝負の氷。
そして、マンゴーそのものが好きというわたしの好みをはるか超えてくるマンゴーシロップ。マンゴーそのものはもちろん美味しいですが、まるでマンゴーそのものなんですが、どうやったらこんなシロップになるのでしょう。魔法でもかけたのでしょうか。普通にマンゴーをつぶしただけでこうならないと思いますし……、やっぱり魔法かな。
ビジュアルも食感も味も、すべてがそろったプレゼンテーション。パティスリーのかき氷シロップおそるべしです。