ひつじ泥棒2

Who stole my sheep?

うたた寝する人・しない人(そして、ピクっとする人・しない人)

 

うたた寝する人・しない人」についてですが、ものごとは「大概は、こっちかそっちのふたつに分かれていて、あとはどちらかと言えばこっちかそっちのグラデーション」というのがわたしの基本的な考え方なので、世界にはうたた寝をする人としない人と、どちらかといえばどっちかの人たちがいるんだと思っています。

夫はどちらかといえばうたた寝する人。強い意志を持ってうたた寝しているわけではないけれど、(まあ、別に気持ちいいし、どっちでもいいんじゃない?)と多分思っていると思います。

なんとなくソファでうとっとしてしまうこともままあり、ベッドで転がっているうちに電気をつけたまま寝落ちしてしまい、夜中に目が覚めて電気を消してまた寝るということも頻繁にあったようです。

結婚後、どちらかといえばうたた寝をしない側のわたし(してもいいけど、1回寝たのにもう1度起きて寝なおすなんてイヤじゃない?と思っている)が、「寝るならベッドで寝なよー」「寝るなら電気消しなよー」とうたた寝を阻止するようになり、うたた寝をする機会がめっきり減ってしまいました。もしかしたら、1人暮らしの今、うたた寝ライフを満喫しているかもしれません。

実家では、父と姉がうたた寝する人たちでした。夜、お風呂にも入ったし、歯も磨いたし、あとはベッドで好きなだけ寝たらいいのに……とわたしなんかは思うのですが、うたた寝する側の人たちは、やっぱりうたた寝してしまうみたい。

子どもの頃は「寝るならちゃんと寝たらー」と声をかけていましたが、不機嫌丸出しで「うううん」と唸られたり、「今寝るよー」と言われたりするので、もうしらんぷりです。

母とわたしはうたた寝しない人たち。眠いなあと思ったら、この眠りを妨げられるまいとばかりに、さっさと部屋に戻り、電気を消して、眠りの世界へと移動します。

そして、どうでもいいような情報ですが、わたしは寝つくときに「ピクっ」となることがわりとあります。

ものの本には60〜70%くらいの人が経験があるとのことですので、やはり世界は「ピクっとする人・しない人」に分かれるのだと思います。わたしはその中でもどちらかといえばピクつく頻度の高い方。

寝入りにピクっとし、目が覚めます。そして隣にいる夫に「今ピクってしてたね」と笑われます。「してないよ」と意味もなく否定したりするのですが、まあピクってしています。夫はほとんどピクっとしません。(しているのかもしれませんが、わたしが気がつくほどにはピクっとしない)

睡眠時ひきつけ(hypnic jerks)とか、入眠時ピクつき(sleep starts)などと呼ばれる、いわゆる生理現象のようなもので、ピクっという身体的な動きだけではなく、落ちていくような感覚や、パッとフラッシュのような光を感じたり、感覚的なものがセットの時もあります。

ちなみにわたしの場合は、ほとんどが1回ですが、ごくまれに1回ピクっとなって起きて、寝たと思ったらまたもう1回ピクっとなることもあります。

という、どうでもいい話。ちなみに、うたた寝はしませんが、乗り物など、特に飛行機では離陸前に寝落ちる頻度が高いです。そして、夜以外ではピクっとなりません。 

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チェコプラハのホテルのベッド|鏡の隣の小さなテレビをつけたら、ブンデスリーガのゲームをやっていて長谷部(フランクフルト)が試合に出ていておーっと思った(2018)