5月頃から市場に出る、フキのような見た目の野菜、ルバーブ。今年もご近所の方が作ってくださったルバーブの美味しいジャムをいただきました。渋いくすんだ緑色のジャムで(赤いところで作ると赤いジャムになる)、ぱっと見すごく美味しそうというわけではないのですが、これが食べてみると甘酸っぱくてすごく・とっても・たいへん美味しい。
かき氷シーズンのはじめに、ちょこちょこお邪魔しているSweet Spice Asanoのインスタに、きれいな黄色がかった薄緑のルバーブのかき氷があがっていました。これは絶対食べてみたい、と思っていたのですが、ちょっと出遅れてしまい、わたしの初氷のときにはすでに終了されていました。残念っ。
と思っていたら、第2弾が登場。今度は赤。
赤の濃さにそそられるルバーブとブルーベリーのかき氷がメニューに仲間入り。
宮城県の七ヶ浜で採れたルバーブと、鳴子の特産ブルベリーを、白ワインで美味しくした鮮やかな赤がグッとくる1皿です。
ルバーブと言えばジャムというイメージなのですが、なんでジャムなのだろうと見てみるとルバーブには熱をいれると溶ける性質があるのだそう。さらに、ルバーブの特徴である酸っぱさを生かすとなると、ジャムという道が選ばれたようです。繊維質が豊富で、ビタミンCやカリウム、カルシウムの多いルバーブ。とっても良さげ。
ただし、ジャムだとなかなか消費量が伸びないというの生産者さんにとっては悩ましいところだそうです。ドロドロとしてしまうのでは煮物にもできないですものね。溶けなかったとしても酸っぱい煮物も確かにいただけない。するとやはりスイーツか、サラダか。日常的にテーブルに乗るのはやはり厳しいのでしょうか。
それにしても美味しかった、わたしの5皿目。
ごちそうさまでした。