アルゼンチンが28年振りの南米制覇、イタリアが53年振りのユーロ制覇を成し遂げたその思いの熱量には届きませんが、わたしにもひっそり一念通天となった1皿があります。
今回訪れたのは、健康と美をコンセプトに日本中から選りすぐった生鮮食品、加工食品、生活雑貨の販売と、カフェ、ベーカリー、レストランの飲食施設を運営している「眞野屋」です。
提供される商品の白砂糖不使用の徹底や、商品を提供する際の資源の削減や環境への配慮を怠らない、お客様により良いライフスタイルをと事業を営む眞野屋。
眞野屋のかき氷に興味がとってもあったのですが、こちらのお店、かき氷時間というのが設定されているようで(今回は3時30分からでした)わたしの来店時間とタイミングがなかなか合わず、昨年は食べることのできないままシーズンが終わってしまいました。今年こそは!
いただいてきたのは「ダルゴナ風 雪室コーヒー」です。ダルゴナ?タルゴナ?どちらが正確な発音かは定かではないのですが、ダルゴナコーヒーは韓国発のミルクの上にふわふわのコーヒークリームが乗ったドリンクです。こちらのかき氷にも、タルゴナ風の生クリームが乗っていて、周りにはぐるっとコーヒーゼリーという美味しい1皿。
上に乗っているクリームが、もったりとしていて程よい甘み、さらにしっかりとしたコーヒーの風味もあり、クリームとゼリーで氷を食べるという感じです。おまけでナッツの食感がいい遊びとなっています。氷にもシロップはかかっている(何かがかかっているのは視認できるけれど味はほとんどない)のですがこちらはかなり薄味なので味のメインはクリームとゼリー。
クリームの甘みとコーヒーゼリーのほろ苦さを、自分のスプーンでバランスをとりながらいただくようになっています。まさに己のさじ加減。