先日千葉の佐原でかき氷を食べた記事を書いたのですが、この時佐原に1泊してきました。泊まったところは、佐原商家町ホテルNIPPONIA。
NIPPONIA(ニッポニア)・NIPPONIA HOTEL(ニッポニアホテル)は、「懐かしくて、あたらしい、日本の暮らしを」をコンセプトに、日本の原風景の残る地域で、古民家や文化財を再生させた歴史的建造物に泊まったり、地域の食文化を体験したり、土地に息づく営みや文化にふれることのできる、日本各地の土地土地で体験型の滞在サービスを提供する組織です。
今回滞在した佐原のニッポニアはそのひとつで、佐原の町全体がひとつのホテルのようになっています。600年の歴史のある佐原の町に点在する、築100年を超える蔵や商家をリノベートした建物が、それぞれフロント棟、宿泊棟、カフェなどに。たまらん。
泊まったお部屋にはテレビもなく(WiFiはある)、建築当時のままの古い柱、印象的な格子戸、格子の向こうに見える佐原の古い町並み、小野川、こんな素敵なところに泊まっているんだと思うだけで気持ちが高鳴ります。
古い建物が好きなので機会があれば泊まっているのですが、古いだけにお風呂やお手洗いはどんなものかとチェックインするまでドキドキします。佐原のニッポニアはそんな心配まったくなし。木造りで歴史ある商家にマッチした趣はありつつ、とっても綺麗で最新の設備がはいっていました。
平日だったこともあり、朝には地元との子どもたちが学校に行く声が聞こえ、幸せ度がじわーっと広がります。
フロントでもレストランでも、スタッフのみなさんのサービスは心地良く、 かしこまり過ぎず、フレンドリー過ぎず、とても居心地のいい時間を過ごすことができました。
町全体がニッポニア、ニッポニアが町全体、そんな感じになっていて、町のバーではハウスワインのサービスがあったり、カフェやお土産やさんでもちょっとしたサービスがあり、いろいろなところに立ち寄りながら歩き回るのが楽しい。
前回佐原に来た時もたっぷり楽しみましたが、今回来てみてますます佐原のファンになりました。東京から十分に日帰りできる距離ではありますが、ちょうど今日お休みだから、なんていう機会にちょっと1泊というのもとても贅沢で幸せな時間の使い方かもしれません。
ニッポニアには300年前の建築物や、洋館の文化財に泊まることのできる施設など、まだまだいろいろな日本の魅力ある町で展開しているので、是非ともまたどこかのニッポニアに行きたいなあと思います。